高槻市立しろあと歴史館では、節句人形を集めたトピック展示「ひな飾りと五月飾り」を5月14日(日曜日)まで開催。明治時代から昭和時代初期に作られた躍動感ある武者人形や甲冑飾りなど華やかな五月飾りを展示しています。現在のものとは少し趣が異なる節句人形をこの機会にぜひご覧ください。
今回のトピック展示では、同館収蔵品の中から、明治時代から昭和時代初期に作られた端午の節句に関連する武者人形や甲冑飾りなどの五月飾りを展示しています。
5月5日の「端午の節句」は、江戸時代に武を尊び男児の成長を祝う年中行事として定着したと言われています。今回の展示品では、江戸時代中期から大正時代頃まで節句飾りの主役であった「大将と旗持ち」などの大振りな武者人形のほか、端午の節句にちなんだ郷土玩具として、大きな木製の飾り太刀「菖蒲太刀」も併せて10点を紹介しています。なかでも、明治時代初期の作品とみられる「神功皇后」の武者人形は、『古事記』などに語られる鮎釣りのエピソードを表現していて、くっきりと縁どられた大きな目が印象的で見ごたえがあり、同館へお越しいただきぜひご覧いただきたい品です。
【開催日時など】
- 開催場所:高槻市立しろあと歴史館(高槻市城内町1番7号)
- 開催期間:5月14日(日曜日)まで ※月曜日は休館
- 開館時間:10時から17時まで(入館は16時30分まで)。
- 観覧料:無料
【関連ホームページ】
しろあと歴史館第59回トピック展示「ひな飾りと五月飾り」【2月18日から5月14日まで】
https://www.city.takatsuki.osaka.jp/site/history/80499.html
【本件に関するお問い合わせ先】
高槻市立しろあと歴史館
電話:072-673-3987 ※休館日(月曜日と祝日の翌平日)