アプリ内チャットAPI『Sendbird』がChatGPT搭載や通知機能など主要なアップデートを発表

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アプリ内でのチャット、音声・ビデオ通話機能のAPI/SDKを提供する韓国・シリコンバレー発のSendbird(本社:カリフォルニア州サンマテオ CEO:キム·ドンシン)は、2023年4月25日(火)に、ChatGPTを搭載したチャットボットAPI『Sendbird with ChatGPT』とプッシュ通知機能の『Sendbird Notifications』を発表しました。

『Sendbird with ChatGPT』活用イメージ


■アップデート1『Sendbird with ChatGPT』について

アプリ内チャット機能を実装するAPIの『Sendbird』は、人対人のチャット機能として多くのアプリに採用されてきました。この度、ChatGPTをAPIを通じて搭載した『Sendbird with ChatGPT』は、これまで人間にしかできなかった高度な応答を実現するチャットボット機能であり、高セキュリティかつUXと拡張性に優れたSendbirdのチャット機能に付加できます。

前世代のチャットボットはスクリプト通りに決まった応答をするため、柔軟性に欠けることが課題でした。『Sendbird with ChatGPT』は、企業が保有する過去の会話履歴や顧客管理システムのデータをChatGPTに取り込むことで、顧客の要求に応じて一人ひとりによりパーソナライズされた応答をすることが可能です。人間との対話のようなインタラクティブな体験を提供することで、アプリのエンゲージメント、リテンション、満足度をさらに向上させます。

Sendbirdを使用したチャットボット機能は、OpenAIのAPIキーをSendbirdのAPIとダッシュボードに接続することで実装できます。企業が独自の効果的なプロンプトを開発し、ChatGPTのパラメータを設定することも容易に行えます。また、管理者や開発者は、ユーザーを追加するのと同じ要領で、アプリ内の任意のチャットチャンネルに任意のチャットボット機能を実装できます。セキュリティ面では、OpenAIのAPIを利用することで、チャットボットの会話の内容は学習データとして利用されないため、安全な運用ができます。

公式ページ(英語):https://sendbird.com/products/chatgpt-integration

チャット画面イメージ


■『Sendbird with ChatGPT』の活用イメージ

・医療

病院側と患者側の予定を考慮して、医師の予約スケジュールを組み、効率的な予約システムの構築をサポートします。


金融業

ユーザーの利用状況に合わせて、支出に関する様々な問い合わせに答えるチャットボットを作成できます。


マーケットプレイス型 EC業

従来のBtoC型ECだけでなく、個人間取引であるCtoCでも満足度の高いコミュニケーションを提供します。歓迎メッセージや、ユーザーからの質問へ回答するチャットボットを作成できます。


■アップデート2『Sendbird Notifications』について

『Sendbird Notifications』は、Sendbirdのチャット機能と連携して商品の配達状況やプロモーション等の情報をユーザーに通知することができるAPIベースのソリューションです。通知の到達力とメッセージ保持の利便性で優れており、SMSのように後から探しづらい、通常のプッシュ通知のように表示された後に消えてしまうという課題を解決できます。

また、安全面とコスト面でも利点があり、SMSは一般的なコミュニケーションチャネルである一方で、高コスト、詐欺メッセージの増加、低いコンバージョン等が課題になっています。トライアル実施時には、『Sendbird Notifications』はSMSに比べて半分のコストで2倍のコンバージョンを得たという結果が出ました。

公式ページ(英語):https://sendbird.com/products/notifications


通知画面イメージ

■世界一のチャットAPI『Sendbird』とは

Sendbirdは、リアルタイムチャット、音声通話、ビデオ通話機能をWebアプリ・ネイティブアプリ問わず、アプリ内に実装することができるAPI、SDK、UIキットを提供しています。世界的な企業のアプリで採用されており、ゲームのNEXONや配送のDHL、デリバリーのDoorDash、質問ポータルのReddit、日本においては、すでにPayPayやMIXIなどの企業に採用されています。現在、『Sendbird』は、顧客企業数は1,200社を越え、月間アクティブユーザーは3億人、月間処理メッセージ量は70億件を誇ります。

■SendbirdのチャットAPIで主要な開発保守に集中

現在、世界中で月に何十億人ものユーザーがモバイルでリアルタイムに会話をしており、ユーザーにとってモバイルでのコミュニケーションは最も人気な手段となっています。

モバイルアプリで商品を注文して配達者とやり取りする際や、友人に支払いをする際など、アプリ内でのチャット機能はユーザーにとって必要不可欠なものになってきました。また、ゲームプラットフォームでは、複数のユーザーが同時にやり取りすることも必要とされています。アプリ内チャット機能は、このような場面でユーザーがデジタル上で深くつながることを実現し、サービスのエンゲージメントを最大化させます。

また、Sendbirdは応答性と安定性が求められるチャット機能の構築を簡単に実現できます。通常、自社でアプリにチャット機能を構築する場合は膨大な開発リソースが発生し、リリース後も障害発生リスクやメンテナンスの問題が懸念されます。APIを介してSendbirdのプラットフォームに接続すれば、たった数行のコードでアプリ内にチャット機能を構築できます。お客様は、アプリの主要機能の開発・運用に注力することが可能です。


■会社概要

会社名  :Sendbird(日本法人:Sendbird Japan合同会社)

代表者  :キム·ドンシン(John S. Kim)

拠点  :
    米国本社:400 First Ave, San Mateo, CA 94401 USA

    韓国本社:17F, 514, Seolleung-ro, Gangnam-gu, Seoul, Republic of Korea 06162

    シンガポール:Level 17, Frasers Tower, 182 Cecil Street, Singapore 069547

    イギリス:2 Stephen Street London W1T 1AN, UK

    日本支社:東京都港区虎ノ門二丁目2番5号4階

時価総額:10億 USドル(約1,300億円)

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