DataRobot、DataRobot Notebooksの販売を開始

ノートブックは、データサイエンティストにとって、迅速な実験とアイデア共有のための重要なツールです。しかし、ノートブックを使う人が増えると、ノートブックの管理や、複雑な依存関係やライブラリの維持などが課題となります。これらの課題は、データサイエンスチームにとって、大きな負担となります。

Enterprise Strategy Groupのシニアアナリストであるマイク・レオン氏は、次のように述べています。

「AIガバナンスのフェーズに突入しており、データサイエンスチームのコラボレーションと生産性向上がますます重要になっています。DataRobot Notebooksでは、オープンソースのMLツールやDataRobot AI Platformなど、好みの環境で柔軟に開発ができるため、データサイエンティストはより効率的にコードを開発でき、一つの環境でチームとしてより良いコラボレーションができるようになります」

DataRobot Notebooksは、データサイエンスのチームにとって、自動化、再現性、拡張性、コラボレーションを強化することで、コード開発を合理化します。このような強化された機能はチームに、以下のような独自の価値をもたらします。

●相互運用性

DataRobot Notebooksは、Jupyter Notebook stadardに準拠しているため、DataRobot AI Platformへのオンボーディングを簡単にできます。DataRobot Notebooksには、NumPy、Seaborn、scikit-learn、SciPyなど、よく使われるオープンソースの機械学習ライブラリがあらかじめインストールされています。

●DataRobot内のネイティブな統合

DataRobot Notebooksは、DataRobotエコシステムに完全に統合されています。データサイエンティストは、必要なライブラリやツールがすべて揃ったプラットフォーム上でコードを直接実行できます。この深い統合により、DataRobot Notebooksは、DataRobot AutoMLとMLOpsの機能を活用するユーザーにとって、コード中心のソリューションとして機能します。

●一元管理

DataRobot Notebooksは、データサイエンティストがノートブックやリソースを簡単に整理、コラボレーション、共有できる統合環境です。ガバナンスとアクセスコントロールもきめ細かに設定できます。

●機能の強化

ユーザーは、クラウド上のノートブックで、プライベートかつスケーラブルにコンテナ化されたコンピューティング環境にアクセスできます。このノートブックでは、カスタムコードを書いて実行できます。DataRobot Notebooksには、コードインテリジェンス機能（バージョン履歴、コードスニペット、コード補完など）、認証情報管理、ビジュアライゼーションなどが組み込まれています。

DataRobotの製品担当SVPであるVenky Veeraraghavanは、次のように述べています。

「お客様は、インフラ管理よりもデータサイエンス業務に集中できるノートブックソリューションを探しています。DataRobot Notebooksを使えば、データサイエンスチームは、フルマネージド、セキュアで、クラウドファーストのソリューションを手軽に使えます。インフラ管理の面倒を見てもらえるので、彼らの仕事がより効率的でチームワークが促進されます。DataRobot Notebooksを使って、仕事の基盤を作り、チームとしてコラボレーションすることで、より多くの成功を収めることができます」

DataRobot Notebooksの詳細についてはこちら （ https://www.datarobot.com/jp/dr_enterprise-2/notebooks/ ） をご覧ください

■DataRobotについて（ https://www.datarobot.com/jp/ ）

DataRobot はバリュー・ドリブン AI のリーディングカンパニーとして、当社のオープンな AI プラットフォームと、AIに関する深い専門知識、それに幅広いユースケースに対応してきた経験を組み合わせた独自の協調的なアプローチで、ビジネスの運営、成長、最適化をさらに進められるようサポートしています。

DataRobot AI Platformは、データやアプリケーション、ビジネスプロセスに対する既存の投資を活かしながら、オンプレミスにもクラウド環境にもデプロイできる包括的なAIライフサイクルプラットフォームです。DataRobotと当社のパートナーが抱える世界最高クラスのAI専門家チームは、AIチーム（データサイエンティスト、ビジネス担当者、IT担当者）と連携してきた10年間の経験を活かして、頻発する問題を解決し、プロジェクトを成功に導くベストプラクティスを開発。価値の実現、収益の増加、およびコストの削減にかかる時間を短縮しています。

■ 商標関連

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