イチェーンの再構築を迫る要素は増してきています。さらには、2024 年施行される予定の車両運転業務
への時間外労働上限規制に伴う人手不足など、物流業界を取り巻く事業環境の変化により、荷役、保管、
輸配送など物流業務の更なる効率化・省人化が求められています。
そのようななか本施設では、良好なアクセス立地にくわえ、物流オペレーションの最適化を目指した企
業間共創プログラム「Techrum(テクラム)」※1 による、物流の自動化・省人化に向けたさまざまな現状
課題や全体業務フローの整理の支援、および解決策の検討・検証支援などをご評価いただき、株式会社島津
製作所(本社:京都府京都市 / 代表取締役社長:山本 靖則)の一棟利用が決定しました。
※2023 年4 月 島津製作所 報道発表資料 https://www.shimadzu.co.jp/news/2023/jpp_ue6w-jcz0i6d.html
■Landport 京都南について
1)立地
・京都~神戸を横断する国道171号線に隣接
・京都南IC より約4.3km・大山崎IC より約5.0km と、第二京阪・京滋バイパス・名神高速・京都縦貫道へスムーズなアクセスが可能
・周辺5㎞の労働人口は約30万人と豊富で十分な雇用の確保が見込める立地
2)仕様設備
・10t トラックに対応可能な両面バースを採用し高頻度の配送を実現
・敷地回遊可能な施設設計を採用
・荷物用エレベーター2台、垂直搬送機4台を実装し、効率の良い上下運搬可能
・食事や休憩の為のカフェテリアを2箇所設置
【共通仕様について】
Landport シリーズでは、環境配慮、ランニングコスト削減、アメニティ機能向上のための各種仕様を
取り入れています。
・環境への配慮とランニングコストの削減を目的に、全館人感センサー付LED 照明を採用
※事務所など一部エリアを除く
・施設の屋根を活用した太陽光発電システムの導入
・雇用確保に寄与する機能としてカフェテリアを設置
3)物件概要
物件名 | Landport 京都南 |
所在地 | 京都府向日市鶏冠井町西金村5 |
交通アクセス | 「京都南IC」約4.3 ㎞、「大山崎IC」約5.0 ㎞、 阪急京都線「西向日駅」約1.5 ㎞ |
敷地面積 | 11,172.16 ㎡(約3,379.57 坪) |
延床面積 | 22,761.24 ㎡(約6,885.27 坪) |
構造・規模 | S 造・耐震・地上4階建 |
着工 | 2022 年1 月4 日 |
竣工 | 2023 年2 月28 日 |
■シリーズの今後の展開について
「Landport」シリーズは、利用企業の業種(カテゴリー)を物件毎あるいはフロア毎に特定し、標準仕
様にカテゴリー特有の機能を付加したカテゴリーマルチ型施設を中心として開発を進めてまいりました。ま
た、2021 年からは、ロボット等の自動化機器の活用による物流オペレーションの最適化(省人化・省力
化)を目指し、企業間共創プログラム「Techrum」を開始※1 しました。今後も、ハード面のみならずソフ
トサービスまで含め、より総合的に物流課題解決に取り組むとともに、入居企業や地域社会の需要に応えな
がら、事業の拡大を図ってまいります。
※1: 2021 年4 月報道発表資料 https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021032301818.pdf
2021 年9 月報道発表資料 https://www.nomura-re.co.jp/cfiles/news/n2021092901901.pdf