メディカルトリビューンがメタバース空間でイベントを開催するのは初めてのことです。当日は、メディカルトリビューンの社員約100名がアバターでメタバース空間に集まり、創立55周年を祝うとともにメタバース空間で新しい形の社員交流を体験しました。
- 当日の様子
<プログラム>
・社長のGOGO記念挨拶
・堂々公表 新企業ロゴ&スローガン 全社お披露目式
・社内アンケート調査の結果発表! 社員のリアルアンサー、役員・部長の本音レスポンス
・部署別エキシビション~ぶらぶら回って、Let’s社内コミュニケーション
会の冒頭では、参加者はメタバース空間の講演会会場(下図左)に集まり、メディカルトリビューンの丸林社長から創立55周年を迎えての挨拶や新しい企業ロゴ、今後のビジョン等について発表がありました。その後、事前に集計された自社サービスや取り組みに関する社員アンケートの結果に対して、役員や各責任者から説明がありました。
会の後半では、参加者は展示会場(下図右)に移動し、各部署の紹介ブースを回ったり、会場外のメタバース空間をそれぞれに楽しみながら散策したりと、社員同士が交流を深める様子が見られました。
- メディカルトリビューン様 55周年記念行事 実行ご担当者の声
■メタバースで社内記念イベントを開催した背景
メディカルトリビューンは1968年に医療新聞を創刊して以来、国内外の最新医学・医療情報を発信し続け、2023年4月1日に創立55周年を迎えました。現在は、医師に信頼される医療メディアである強みを活かし、製薬企業向けのサービスやキャリア支援サービスなど幅広く事業を展開しており、将来的なメディアへの進化とさらなる事業の拡大を見据え、新しい取り組みや改革の必要性を感じていました。
創立55周年を迎えるに際し、社内記念イベントの計画を進めていましたが、その軸として新しい取り組みや改革を踏まえた要素を据えたいと考えていました。その中で、メタバースを使用したイベント開催という新しい方法を知り、3月にメタバースでの社内記念イベントを開催するに至りました。
当社は支社を含めて全国各地に約130名の社員がおり、全社員が一堂に会する機会や場を設けることは簡単ではありません。しかし、メタバースは仮想空間上で全社員が同じ時間・体験を共有することができますので、リアルではなかなか実現が難しい大きなイベントの実施を叶えられる手段と思います。
■KIMULANDを選定したポイント
もともと木村情報技術とはWeb講演会関連のお仕事でやり取りがあり、その際にご担当者から「KIMULAND」の存在をお聞きしたのが始まりになります。また、「KIMULAND」で社内イベントを開催した製薬会社があると耳にし、弊社も医学・医療情報を発信しているメディアとして、最新の情報コミュニケーションツールであるメタバースを体験する必要があると考えました。
使用するメタバースについては複数のプラットフォームを比較・検討しましたが、機能面が充実しており、作動もスムーズで安定感があると感じたことから、最終的に木村情報技術の「KIMULAND」に決定しました。「KIMULAND」内のブースやアバターはデザインの自由度やカスタマイズ性が高く、その一方で機能がほどよく絞り込まれ、多機能すぎないことから使い勝手が良く、メタバースに触れたことのない社員でも操作しやすいと感じました。
■メタバースのビジュアル性を活用し、新しい企業ロゴを発表
当社はこの度、創立55年周年に合わせて企業ロゴを刷新し、新しいスローガンを掲げました。この新しいロゴを全社公表する場としても、メタバースでの社内記念イベントを活用しました。
「KIMULAND」の展示場は会場全体にわたりロゴの掲示が可能なので、社員への周知だけでなく、イベントのオリジナル性を高め、盛り上げることもでき、新しいロゴの発表の場として相応しかったと感じています。
新しいロゴには当社の発展や成長、そして医療者を支え、ともに走り続けるパートナーであり続ける思いを表現しています。新しい企業ロゴとともにメディカルトリビューンの企業ブランドを発信していきたいと思います。
■イベント開催後の感想
メタバース空間でのイベント開催は初めてのことでしたが、リアルのイベントに近い感覚で、想像以上の臨場感や、アバター同士での双方向コミュニケーションがスムーズなことに驚きました。これまでも予め録画した映像を社員に共有することはありましたが、全く別物だと感じました。
会の告知後は、社員は年齢に関わらずメタバース空間に高い関心を示し、事前にログインし体験する者も多く見られました。当日は100人近い参加者が集まりましたが、当社の社員数が約130名であり、また出張などで参加が難しかった者もいたことを考えると、この参加率の高さは正直想像以上で大成功と言えると思います。
会が進むにつれ参加者はアバターの操作に慣れ、節目節目で大きな拍手が起こったり、一方で操作を誤ったのか突然ダンスを始めるアバターも見られましたが、それもご愛敬ということで、そうしたことも含め新鮮な体験でした。
当社は全国の主要都市に事業所があるため、なかなか社員が一同に会すことが難しいのですが、今回のイベントでメタバース活用の手ごたえを得ました。今後も社員集会など、機会があれば「KIMULAND」を活用したいと考えています。
(※1)「KIMULAND(キムランド)」について
「KIMULAND」とは、アメリカで開発されたメタバースプラットフォーム「Virbela」のシステムをベースに開発した、木村情報技術オリジナルのメタバース空間です。人間の行動心理学に基づいて構築されており、PCから簡単にご利用いただけます。
空間内には会議室や講演などに活用できるホールやアクティビティが備わっており、最大250名まで同時利用が可能です。
※次のサイト内の「無料で体験する」から自由にご利用いただけます。
https://www.k-idea.jp/kimuland/
- 「KIMULAND」の今後について
今回、メディカルトリビューン様が主催する初のメタバースイベントで、当社「KIMULAND」をご利用いただきました。この「KIMULAND」では、企業や学校法人を中心としたイベントがこれまで100回以上開催され、延べ5,000人以上の方にメタバース空間を体験いただいています。
今回のイベントでは、事前に関係者の皆さまが「KIMULAND」に足しげく通われ、メタバース空間を体験されていました。またイベント当日も和やかな雰囲気で会が進行し、メタバース空間でのコミュニケーションを楽しまれおり、心から嬉しく思っています。
メタバースはリアルに近いコミュニケーションを仮想空間で再現するとともに、現実世界とはまた異なる新たな体験をもたらします。また、これまでに「人と人のコミュニケーションが取りやすい」といったご好評の声を多くいただいています。当社は今後も「KIMULAND」で様々な取り組みを具現化し、メタバースの社会への貢献について可能性を広げてまいります。
【木村情報技術株式会社】
人工知能(AI)活用事業及び人工知能サービスの研究・開発や、Web講演会運営・配信サービス「3eLive」および収録・オンデマンド配信サービスなどを主に手掛けています。
所在地:〒849-0933 佐賀県佐賀市卸本町6-1
代表者:代表取締役 木村 隆夫(きむら たかお)
設立 :2005年7月29日
URL :https://www.k-idea.jp/
【株式会社メディカルトリビューン】
所在地:〒105-0001 東京都港区虎ノ門3-8-21 虎ノ門33森ビル7階
代表取締役社長:丸林 哲也
創業 :1967年
URL :https://corp.medical-tribune.co.jp/
事業内容:
・医学、薬学、歯学および科学等の分野における新聞、雑誌、定期および不定期刊行物、書籍、並びにWebメディアの発行、頒布および販売
・セミナーおよびシンポジウム等の企画、立案、運営
・調査事業の受託
・広告代理店業
・医師および薬剤師の転職支援
・クリニックの継承支援
≪本件に関するお問合せ先≫
木村情報技術株式会社 PR部 / 担当:田中 正隆・山本 久美子
TEL:0952-97-6100 FAX:0952-31-3919 E-mail:toi@k-idea.jp
〒849-0933 佐賀市卸本町6-1
※本プレスリリースのPDFデータをこちらからご覧いただけます
https://prtimes.jp/a/?f=d6034-20230330-99cc7e050b5da5e7ad3856e4cf52a642.pdf