株式会社ユナイテッドアローズ(代表取締役 社長執行役員 CEO: 松崎 善則、本社所在地:東京都渋谷区)は、サステナビリティ活動「SARROWS(サローズ)」(※)の取り組みとして、廃棄衣類繊維由来の新素材「PANECO®(パネコ)」を活用した、「スツール(什器)」を製作し、ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング(以下、GLR)の16店舗に設置します。今後も什器をはじめとした店舗空間における、「Circularity 循環するファッション」を目指した取り組みを推進します。
当社は、環境配慮素材を使用した商品開発や、役目を終えたダウンジャケットを回収し、新たなダウンジャケットに再生する「グリーンダウンプロジェクト」、着なくなった服を回収してリユース・リサイクルする取り組み「UA RECYCLE ACTION」など、サステナブルな未来に向けての活動に積極的に取り組んでいます。
今回、店舗空間におけるサステナブルな取り組みとして、使用されなくなった衣料品や端材を利用した再生繊維を用いて作られたリサイクルボード「パネコ(PANECO®)」を活用した什器(スツール)を製作しました。サステナブル素材を活用した什器の複数店舗での導入は初の試みで、全国のGLR、16店舗に設置します。
リサイクルボード「PANECO®(パネコ)」を使用した本スツールは、規格サイズのボードに対しロスの無い取り都合を考慮した形状で強度をも考慮した設計をしました。また、3つのパーツからなるデザインは組み立て式にすることで輸送時の積載効率の上昇に寄与し、店舗で簡単に組み立てることが可能です。GLRの店舗ではフィッティングルームや店内で、主にお客様の荷物置き台として使用を目的としています。
- 什器(スツール)について
フィッティングルームの中においても圧迫感がない円形状、スツール機能としても小さすぎない寸法で製作しました。
290㎜×290㎜×H430㎜
・設置店舗
GLR、以下店舗を予定
ルミネ新宿店、ラゾーナ川崎プラザ店、ルミネ池袋店、二子玉川ライズ店、ルミネ有楽町店、ルミネ横浜店、ららぽーと豊洲店、札幌ステラプレイス店、東京スカイツリータウン ソラマチ店、コピス吉祥寺店、グランフロント大阪店、船橋店、名古屋タカシマヤ ゲートタワーモール店、浦和パルコ店、ルミネ大宮店、西宮ガーデンズ店
本日公開の「ヒトモノウツワ~ユナイテッドアローズが大切にしていること~」でも、『廃棄衣類がスツールに変貌。ファッション由来の新素材「PANECO®️」とは』として、本取り組みを紹介しています。併せてご覧ください。
https://store.united-arrows.co.jp/ua_columns/hitomonoutsuwa/utsuwa/323
- PANECO®
株式会社ワークスタジオが開発・製品化した、廃棄衣類繊維由来の新素材「PANECO®(パネコ)」は、布だけではなく合成皮革など廃棄衣料品に含まれるさまざまな繊維をアップサイクルすることができる繊維リサイクルボード。硬度があり加工しやすく、店舗やオフィスなどの様々な空間の内装、ディスプレイ什器、家具など、多様な目的に使用することができ、使用後も再びボードとしてリサイクルすることができます。
- (※)「SARROWS(サローズ)」について
「SARROWS(サローズ)」とは、株式会社ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動の合言葉。「Sustainability」の「S」と、「ARROWS」の「A」を掛け合わせた造語です。
2020年4月、当社はサステナビリティ推進の指針として5つのテーマと16のマテリアリティ(重要課題)を定めました。さらに、2022年8月、2030年に向けた3つの活動目標:「Circularity(循環するファッション)」、「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」、「Humanity(健やかに働く、暮らす)」と、この3つのカテゴリーに紐づく数値目標を設定しました。これらの目標の実現を目指し、具体的な取り組みを進めるとともに、その進捗状況を積極的に情報発信していきます。
https://www.united-arrows.co.jp/sustainability/
- 株式会社ユナイテッドアローズについて
1989年創業。独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを運営しています。「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」等のブランドやレーベルを展開。