テレワークの普及により、高いセキュリティ環境を構築できるシンクライアントの導入が拡大しています。
しかし、シンクライアントは必要な機能をホスト側に置く仕組みが基本となるため、従来のPCシャットダウンシステムでは、ユーザーが実際に使用しているクライアントPCではなくホストをシャットダウンしてしまうという問題がありました。
今回のバージョンアップでは、ご利用頂いているお客様のご要望も多かった、これらの問題を解決する新機能を搭載。シンクライアント環境においても働きすぎやコンプライアンス違反の防止を強力に支援します。
▼長時間労働抑止システム「Chronowis」商品サイト 主な機能
https://www.panasonic.com/jp/business/its/chojikan/function.html#function09
テレワークの普及により導入が拡大するシンクライアント。
シンクライアントは、利用するPCのOS、アプリケーション、データなどを全てサーバーやクラウドサービスなどのホスト側に置き、ユーザーが使用するクライアントPCでは、入力と画面出力のみを行うのが基本的な仕組みです。データの持ち出しが発生しないため、高セキュリティ環境を構築できます。
しかし、この仕組みは、シャットダウンを伴うPC利用制限による労務管理システムを利用する上では問題がありました。
一般的にSBC(Server Based Computing)方式のシンクライアント環境では、利用を制限したいクライアントPCではなく、アプリケーションがインストールされているホストの電源がシャットダウンされてしまいます。
ホストの本体が通電していない状態となるため、再度の使用には誰かが直接電源を投入しなくてはならず、利用の障害となっていました。
そこで、今回パナソニックは、長時間労働抑止システム「Chronowis」にホストとクライアントPCの接続を強制ログアウト(切断)することで、クライアントPCの利用を制限する機能を追加しました。
クライアントPCとの接続だけを終了するため、ホスト側の電源はシャットダウンされず、クライアントPCからの操作のみを制限することができます。
【バージョンアップ内容】
●シンクライアント環境対応
強制ログアウト(切断)により、ホストの電源をシャットダウンすることなく、クライアントPCからの操作を制限します。
ホストの再起動が不要となるため、リモートワーク時にも利便性を損なうことなく、高いセキュリティ環境の上で「Chronowis」を利用できます。
今後もパナソニックでは、時間外のPC利用制限による長時間労働の抑止を通じて、働く人の心身の健康維持に貢献していきます。
▼長時間労働抑止システム「Chronowis」商品サイト
https://www.panasonic.com/jp/business/its/chojikan.html
▼長時間労働抑止システム「Chronowis」商品サイト 主な機能
https://www.panasonic.com/jp/business/its/chojikan/function.html#function09
■長時間労働抑止システム「Chronowis」について
長時間労働抑止システム「Chronowis」は、PCの利用を制御することにより多忙な社員の残業時間に制限をかけ、社員の心身の健康を維持するサービスです。
PC利用時間の記録、時間外利用時のポップアップ表示や強制シャットダウン、残業時間が月間の上限値に達する前の事前通知などの機能で労働時間を可視化し、働きすぎやコンプライアンス違反を防止します。
30日間の無料トライアルも承っておりますので、ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
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