ブラザー工業株式会社は従業員の健康増進のために積極的な取り組みを行っている企業として、スポーツ庁から「スポーツエールカンパニー2023」に認定された。2019年の初認定から今年で5年連続での認定となり、通算5回以上認定された企業に与えられるブロンズ認定も付与された。
スポーツエールカンパニーは、仕事や家事・育児によりスポーツを実施する時間がなく運動不足になりがちな「働き盛り世代」が1日の大半を過ごす職場において、従業員の健康増進のための取り組みを積極的に行っている企業を認定するもので、今年で6年目となる。
ブラザー工業は、従業員が長期にわたり活躍するためには、一人一人の健康管理が重要であると考え、従業員の健康の保持・増進に取り組んでおり、今後も従業員が運動に興味を持つきっかけや運動する機会を作る取り組みを、積極的に行っていくという。
■ 取り組みの一部
アクティブチャレンジ（エイジマネジメント対策）
運動習慣を身につけてもらうために、2か月間の運動の機会を提供。従業員の運動レベルに応じて三段階のコースを設定し、自宅でも行うことが可能な運動を紹介するとともに、コースの前後で身体計測を行うことで運動の効果を実感してもらうだけでなく、運動習慣の定着も目指した取り組み。
オリジナル体操の考案と従業員への普及
在宅勤務や外出自粛の継続による運動不足を解消するために、休憩時間などに気軽に行えるオリジナルの体操を2021年に考案。ブラザーらしさを意識して、ミシンをかける動作やプリンターの蓋を開ける動作などを取り入れ、社長自らが体操する映像を制作した。映像は、日本語・英語・中国語・ベトナム語に展開され各拠点に配信するとともに、体操の活用を促進するためのコンテストを毎年実施。
Brother体操の映像の冒頭部分
階段の利用促進
階段の利用を促進するために、工場内の階段に消費カロリーと「いつも階段を使ってくれてありがとう」などのメッセージを表示。
工場の階段に表示している消費カロリーとメッセージ
