【株式会社NEXTAGE】株式会社マクニカを割当先とする第三者割当増資を実施

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わさびの自動栽培に取り組むアグリテックベンチャーの株式会社NEXTAGE(以下、NEXTAGE、所在地:東京都目黒区、代表取締役:中村拓也)は、株式会社マクニカ(以下、マクニカ、本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原一将)を割当先とした第三者割当増資により、シードラウンドの資金調達を完了したことをお知らせします。
 

写真左より、株式会社マクニカ テクスターカンパニー 荒木様、新事業本部長 森様、    テクスターカンパニー プレジデント 千賀様、弊社代表 中村、事業担当 佐久間写真左より、株式会社マクニカ テクスターカンパニー 荒木様、新事業本部長 森様、  テクスターカンパニー プレジデント 千賀様、弊社代表 中村、事業担当 佐久間

■資金調達の背景
NEXTAGEは、わさびの国内生産量が年々減少している現状をテクノロジーを活用して解決するミッションを掲げ、2019年よりわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んできました。露地栽培と比較して大幅に期間短縮した促成栽培技術を開発した以降、その促成栽培技術を安定的に再現する栽培設備のモジュール化をすすめてきておりましたが、栽培装置のモジュール化に目処がたったことから、販売に向けた製品開発、販促活動を加速化させべく、マクニカを割当先とする第三者割当増資を実施致しました。
世界中のみなさまに「わさびが、必要な時に、必要な分だけ届く世界」の実現に全力で取り組んで参ります。

■資本業務提携の内容
NEXTAGEが取り組むわさびの自動栽培に重要な役割を果たす栽培モジュールの製品化、販売に向け、マクニカと業務提携を行い、わさび栽培モジュールの製品開発並びに、販売活動についてサポートいただくこととなりました。マクニカには、長年の半導体事業で培われた商社としての目利き力により、植物工場の設備・ハードウェアのコスト最適化や、栽培モジュールを購入されたお客様のわさび販売のパートナー開拓など多方面でサポートいただきます。これらの多大なるサポートをいただくことで、「わさびが、必要な時に、必要な分だけ届く世界」の実現にむけて全力で取り組んで参ります。

■株式会社マクニカ 新事業本部長 森 重憲様のコメント
マクニカでは「変化の先頭に立ち、最先端のその先にある技と知を探索し、未来を描き“今”を創る。」というパーパスを定め、マテリアリティを特定し、それと連動した事業テーマをもって新事業開発を行っております。
事業テーマの1つ、フード・アグリテック事業の推進において、わさびの栽培モジュールの実現は日本の食文化を守るという観点からも非常に意義のある取り組みと考え、この度事業推進をご一緒させていただくこととなりました。 NEXTAGE社の培ってきた栽培技術に、マクニカのセンサー、AI、LEDを始めとする最先端技術を融合させることで、栽培技術の更なる高度化や設備の最適化を行い、より多くの方に植物工場製の美味しいわさびをお届けしたいと考えております。

■代表取締役 中村拓也のコメント
株式会社マクニカとは、かねてからわさび栽培モジュールでコアとなる成長管理システム開発を一緒に取り組んでいます。また、わさび栽培モジュールを国内だけでなく、世界中で利用していただくための事業展開シナリオ、わさび栽培技術を応用する新しい取り組みの未来について議論を重ねてきました。その結果として、今回両社が持つ強みを掛け合わせる共創の取り組みを進めるための資本業務提携を締結させていただくことになり、大変嬉しく思います。この資本業務提携を機に、テクノロジーを活用して美味しいわさびを世界中に届けるのミッション実現が加速することを確信しています。

■株式会社マクニカ 会社概要
マクニカは、1972 年の設立以来、最先端の半導体、電子デバイス、ネットワーク、サイバーセキュリティ商品に技術的付加価値を加えて提供してきました。従来からの強みであるグローバルにおける最先端テクノロジーのソーシング力と技術企画力をベースに、AI/IoT、自動運転、ロボットなどの分野で新たなビジネスを展開しています。「Co.Tomorrowing」をスローガンに、最先端のテクノロジーとマクニカが持つインテリジェンスをつなぎ、ユニークなサービス・ソリューションを提供する存在として、社会的価値を生み出し未来社会の発展へ貢献していきます。当社は、横浜に本社を構え、世界24か国/地域80拠点をベースにグローバルなビジネスを展開しています。詳細はWebサイト(https://www.macnica.co.jp)をご覧ください。

■株式会社NEXTAGE 会社概要
株式会社NEXTAGEは『ALL JAPAN MADEの植物栽培技術を世界へ』を合言葉に、わさびの自動栽培ソリューションの開発に取り組んでいるアグリテックベンチャー企業です。
代表の中村拓也が毎年旅行で訪れていた地域のわさび田の荒廃を目の当たりにし、強い懸念を持つようになったことをきっかけに、日本の食だけでなく、文化や技術を伝え、様々な企業の方々と繋がり、日本が誇る「わさび文化」の継承と発展、100年後の未来の子供たちに「本物のわさび」を残していきたいという想いで、屋内環境での人工光による栽培(=植物工場栽培)をスタートし、試験栽培と商品化に取り組んでおります。これまで蓄積してきたわさびの植物栽培工場における栽培技術と知見を活かし、皆さまと共に、ALL JAPAN MADEの植物栽培ソリューションを世界へと展開して参ります。

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