e-Gridがタイで行うEVバイクの消費エネルギーに関する実証研究が、NEDOの「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業」のうち、実証要件適合性等調査で採択

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 「IT×X」でお客様と社員の未来を作ることをミッションに掲げるITカンパニー、株式会社e-Grid(本社:島根県出雲市、代表取締役CEO:小村 淳浩/おむら よしひろ)は、タイ・バンコクでの「EVバイクの消費エネルギーの効率化を実現するためのドライバーの行動解析およびバッテリーセル状態解析の実証研究」が、国立研究開発法人 新エネルギー•産業技術総合開発機構(以下、NEDO)の公募する「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業」のうち、実証要件適合性等調査に採択されたことを発表します。

 NEDOの「エネルギー消費の効率化等に資する我が国技術の国際実証事業」は、日本のエネルギー政策の基本的な考え方である「S+3E(安全性、安定供給、経済性、環境適合)」の実現に寄与する我が国の先進的エネルギー技術を対象に、海外での実証実験を支援し、そこで実証された我が国のエネルギー技術を国内外で普及させることを目的とした取り組みです。

 バンコク都内のバイクの登録台数は4,053,625台で、そのうち商用バイクは 81,854 台(2021年末時点)と、活発なバイク利用が普及している一方で、交通渋滞や交通事故が多発して社会問題化したり、排気ガスによる大気汚染も懸念されています。このような中、タイ政府はEV振興策を打ち出し、2025年までにEVバイクの生産台数を累計62万台に、2035年までに累計933万台にすることを目標に、今後タイ国内ではバイクのEV化が急速に進むと予想されます。

 本実証研究は、タイ市場でのモビリティ事業としての展開を見据え、EVバイクの走行改善によるエネルギー効率の向上と各種サービスと連携したビジネス展開を目指しています。e-Gridが提供するテレマティクスサービスに、株式会社ナチュラニクス(本社:東京都墨田、代表取締役 CEO:金澤康樹)が提供するEVバッテリーとEVステーションを連携し、ドライバーの運転傾向を解析・改善することでEVバイクのエネルギー効率向上を狙います。これにより、CO2排出量の低減を目指し脱炭素社会の実現に向けて貢献するとともに、ドライバーの行動解析から得られたデータを活用して、走行中に安全運転を喚起するシステムの開発・実装を目指します。また、テレマティクスを活用することで、渋滞を緩和し、物流の効率化を図ります。

<株式会社ナチュラニクスについて>
2015年に島根大学にて創業した大学発ベンチャー企業。3分で充電できる電動バイクをはじめ、名古屋大学トヨタ講座、2014年ノーベル物理学賞を受賞した名古屋大学天野浩教授らと共に次世代の環境性能を有する電気自動車の開発など、電動化モビリティの研究・開発・製造・販売を行っています。ミッションとして、“電動モビリティの普及を促進させる”を掲げ、ミッションの目的である“再エネ生成量=人の移動エネルギー消費量”を実現し、ビジョンである“人類と自然が千代に渡り調和し続ける世界の実現”を目指して日々活動しています。https://naturanix.co.jp/

<株式会社e-Gridについて>
「進化し続け、IT×Xによりお客様の課題を解決し、ビジネスを成功に導くことでお客様と社員の未来を創る」をミッションに掲げ、2010年11月に島根県出雲市に本社を設立して以降、東京、神戸、鳥取県米子市に進出。より高度なイノベーション体験を得ながら共に成長できる地域社会を創造することを目指し、産官学で連携して社会課題の解決を目指します。また、”山陰エリアのインターナショナルITカンパニー”を目指し、国内外の優秀なエンジニアと一丸となり、島根ニアショア開発拠点において、東京、大阪、名古屋エリアの開発案件に携わるとともに、Ruby on Railsを用いたソフトウェア開発やテレマティクス開発、webマーケティングなどのITソリューションを提供します。https://www.e-grid.co.jp/
 

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