利用対象者は、大塚製薬株式会社が運営する、アトピー性皮膚炎の情報サイト『アトピース』のご利用者様です。子どもに起こりやすい「アトピー性皮膚炎」に関する悩みや質問をスマホから小児科医に相談できる窓口の提供を開始します。アトピー性皮膚炎に関する疾患啓発ウェブサイトとの提携は、『小児科オンライン』として初めての取り組みとなります。
■「小児科オンライン」導入の背景
『アトピース(https://atopic-dermatitis.jp)』は大塚製薬株式会社が提供しているアトピー性皮膚炎に関する情報サイトです。アトピー性皮膚炎に悩む方に寄り添い、患者さんご本人だけでなく、患者さんを取り巻くすべての方に正しい情報を届けることを目的としています。疾患や治療に関する情報のほか、実際の患者さんのインタビュー記事や、お子さんと一緒に楽しく学べる漫画のコンテンツも掲載しています。
乳児期の皮膚は、バリア機能が未発達で、外からの刺激を受けやすく、湿疹などのトラブルを起こしがちです。医療機関受診の目安も判断が難しく、自宅で様子を見たり、スキンケアで対処されたりするケースも多いとのことです。
この度、オンラインでの相談窓口を設けることで、適切な受診につなげるとともに、各ご家庭が適切な知識を得て安心して過ごせるよう『小児科オンライン』との提携を開始しました。お子さんに湿疹およびかゆみがあり、受診の必要性に悩んだ際などにご利用いただけます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。
■ 自宅からスマホで相談「小児科オンライン」
小児科オンライン(https://syounika.jp)は、小児科医にスマホから相談できるサービスです。平日の18時~22時の間、10分間の予約制で相談できる「夜間相談」と、毎日24時間メッセージを送れる一問一答形式のサービス「いつでも相談」の2つの形式で相談に対応しています。
また、小児科オンラインを用いて行われた共同研究において、オンライン医療相談が生後4か月時点の子どものアトピー性皮膚炎の有症率にどのような影響を与えるのかを調べたところ、サービスを利用したグループはそうでないグループと比べて、アトピー性皮膚炎の有症率が相対的に13%低くなるという結果が得られています。
詳細につきましては以下のプレスリリースをご覧ください。
「オンライン医療相談がアトピー性皮膚炎の発症を抑える可能性 ~疾患予防におけるICTの活用に大きな期待~」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000125.000019477.html
■大塚製薬株式会社 『アトピース』ご担当者様 コメント
アトピー性皮膚炎の多くは乳幼児期に発症します。お子さんの湿疹が受診を必要とするものなのかどうか判断できず、悩む保護者の方も少なくありません。
悩んだ際は「小児科オンライン」を通じてご相談いただき、受診を必要とする症状のお子さんが、受診機会を逃さず、適切な受診・診断・治療につながることを願っております。
■Kids Public代表 小児科医 橋本直也 コメント
今回、アトピー性皮膚炎に関する疾患啓発ウェブサイトとの提携という新しい取り組みの機会を大塚製薬様よりいただくことができました。心より感謝申し上げます。お子さんの肌トラブルに悩んでいる方は多いかと思います。悩んだ際は、まずは気軽に「小児科オンライン」にご相談ください。小児科医がアドバイスさせていただきます。「手のひらに、小児科医を」のコンセプトで運営する「小児科オンライン」を通して、皆様のお悩みに寄り添えたらと思います。
■お問い合わせ先
株式会社Kids Public 広報室(担当:春山)
https://kids-public.co.jp/
■所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
■TEL:03-6206-8803
■E-Mail:marketing@kids-public.co.jp
■設立日:2015年12月28日
■代表者:代表取締役 橋本 直也(小児科医)
■事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念とし、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。
■提供サービス:
・遠隔健康医療相談サービス
- 小児科オンライン https://syounika.jp/
- 産婦人科オンライン https://obstetrics.jp/
・医療メディア
- 小児科オンラインジャーナル https://journal.syounika.jp/
- 産婦人科オンラインジャーナル https://journal.obstetrics.jp/
・問題解決bot
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