ブリストル マイヤーズ スクイブはがん、血液疾患、免疫系疾患、心血管疾患、線維症、炎症性疾患領域を中心に革新的な新薬の研究開発に取り組んでいます。京都大学は当社が注力する疾患領域における実績をはじめ、世界一流の医療研究拠点であり、新たな臨床研究プログラムや研究プロジェクトにおける協力体制の構築に向けて、今回の契約締結に至りました。今後、両者の専門スタッフが参加する運営委員会を立ち上げ、臨床試験やトランスレーショナル研究、前臨床研究など協業の範囲について協議します。
本契約締結は、ブリストル マイヤーズ スクイブが2015年に欧州で開始した研究プラットフォーム「グローバル・エキスパート・センター・イニシアチブ(GECI)」の一環です。先進の学術機関や大学と協力して研究やデータ生成の推進に取り組むGECIには現在、世界13カ国から25以上の医療研究機関が参画しており、日本からは名古屋大学に続いて、世界のがん免疫研究をけん引している京都大学が名を連ねます。GECIは参画施設が集う全体会合を年一回開催し、研究プロジェクトに関する協議や医学的知見の共有、今後の戦略策定などを実施しています。
ブリストル マイヤーズ スクイブのワールドワイド・サイエンティフィック・コラボレーション担当バイスプレジデントのサマンサ・ゴセルフは次のように述べています。「このたび京都大学が日本の医療研究機関として、ブリストル マイヤーズ スクイブのグローバル・エキスパート・センター・イニシアチブに参画することになり大変嬉しく思います。このイニシアチブのような戦略的なパートナーシップは知見の共有やサイエンスイノベーションのさらなる推進に欠かせません。バイオ医薬のグローバルリーダーとして、ブリストル マイヤーズ スクイブは京都大学と協力して、深刻な病に苦しむ日本の患者さんの人生に違いをもたらすソリューションの開発を進めることを楽しみにしています。」
ブリストル マイヤーズ スクイブは革新的な医薬品を開発、提供することをミッションに掲げ、世界各国の大学研究機関との提携を積極的に進めています。日本においても東京医科歯科大学との線維症治療薬創出を目的とした共同研究など長い歴史と多くの実績を有しています。
ブリストル マイヤーズ スクイブについて
ブリストル マイヤーズ スクイブは、深刻な病気を抱える患者さんを助けるための革新的な医薬品を開発し、提供することを使命とするグローバルバイオファーマ企業です。詳細は、bms.com/jp、LinkedIn、Facebook、YouTube、Instagramをご覧ください。