ウィンタースポーツ、関心は高いが人口は減少

この記事は約6分で読めます。

 

  • 冬季五輪で盛り上がったウィンタースポーツ人気

ウィンタースポーツで一般の人が実際に体験して楽しめるのは、雪上で滑るスキーソリスノーボード、氷上のスケートなどが代表的なものでしょうか。

冬季オリンピックなどで観戦を楽しむ競技となると、下記のように種類はぐんと増えます。

フィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケー、カーリング、アルペンスキー、ノルディックスキー、スキージャンプ、クロスカントリー、バイアスロン、モーグル

JOC(日本オリンピック委員会)のWebサイトによると、日本が初めて参加した冬季オリンピックは1928年(昭和3年)にスイスで開催された第2回でしたが、選手はスキー(ノルディック)の6人だけでした。

直近の2022年に北京で開催された冬季オリンピックには100人を超える選手団が派遣され、18個のメダルを獲得。平野歩夢選手がスノーボ-ドで金メダルを獲得したことが話題となり、ウィンタースポーツへの関心を高めました。

ナビットでは、全国の主婦を中心としたモニター会員1000人を対象に「ウィンタースポーツについて」アンケートを実施しました。

《調査概要》
調査期間:2022年12月
サンプル数:男女1000人
調査方法:インターネット調査
 

  • ウィンタースポーツの経験は「スキー」「スケート」で半数

【調査】
質問:あなたが体験したことのあるウィンタースポーツは何ですか?(複数選択可能、回答数:2,326)

体験したことのあるウィンタースポーツは「スキー」がトップで回答数の28.2%(657人)。2位の「スケート」(25.1%、585人)を合わせて回答数の5割を超えています。「雪合戦」(15.0%、349人)が3位に入っているのは少し意外かもしれませんね。
 

  • 始めたきっかけは「友人・家族の影響で」がトップ

【調査】
質問:ウィンタースポーツを始めたきっかけは何ですか?(複数回答可能、解答数:1,181)

ウィンタースポーツを始めたきっかけのトップは「友人・家族の影響で」がトップで回答数の38.0%(449人)。「学校の授業の影響で」が17.4%(206人)で続いています。
 

  • 一緒に行くのは「友人」と「家族」が回答の5割超

【調査】
質問:ウィンタースポーツには誰と行きますか? (複数回答可能、回答数:1,516)

一緒に行く人は前問と同様「友人」(回答数の29.2%、442人)と「家族」(27.3%、415人)が上位を占めました。
 

  • 観戦の好き嫌いは拮抗

【調査】
質問:ウィンタースポーツ観戦は好きですか?

ウィンタースポーツの観戦について「好き」(9.9%)と「どちらかといえば好き」(42.6%)の合計は52.5%。逆に「好きではない」(23.9%)と「どちらかといえば好きではない」(23.6%)の合計は47.2%。大きな差はありません。
 

  • 思い出はスキーやスケートを家族・友だちと

【調査】
質問:ウィンタースポーツの思い出はありますか? (フリー回答)

フリー回答なのでグラフにはできませんが、ウィンタースポーツの種類では「スキー」が圧倒的に多くて、約200人が家族や友だちなどとの「スキー」にまつわる思い出を披露しています。次いで多かったのは「スケート」と「スノーボード」でした。

全体の半分、500人を超える人は「なし」の回答でした。

フリー回答の一部を原文のまま紹介しましょう。

・子どもの頃家族でスキーに毎年行っていた。

・友人とスキー旅行に行って、大喧嘩したけれど、帰りにまた仲良くなれたこと。

・初めてスキーに行って、あまりにも楽しくてそれからはまってしまいました。

・初めて母と通ったスケート教室。

・スノーボードをやりますが、一つの技が出来るようになった時の嬉しさは素晴らしい。
 

  • 長いトレンドではウィンタースポーツ人口は減少傾向

日本生産性本部が1977年から毎年発表している「レジャー白書」の中に、「スキー・スノーボード人口」の推移が記載されています。

それによると、長野オリンピックが開催された1998年のスキー・スノーボード人口は1800万人。ところが、その後は一貫して減少を続けており、コロナ禍もあって2020年は430万人(スキー270万人、スノボ160万人)、2021年は280万人(スキー200万人、スノボ80万人)にまで落ち込んだと推定。1990年に661か所あったスキー場が2022年には437か所にまで減少したとしています。

一方で、スキー場を例にとると、ウィンタースポーツだけでなく様々なイベントが開催できたり、スキーをしない人も楽しめる「スノーガーデン」を開業する動きも出ています。

 

  • 1000人アンケート

今回の記事で引用したアンケート結果をはじめ、ナビットでは、1000人規模のアンケートを、お手軽にご依頼・ご購入いただけます。

 

  • 1000人アンケートとは

1000人アンケート」とは、ナビットが運営する「Sohos-Style」へ登録している全国約63,400人の調査モニターを対象に、性別、年齢、居住地、属性など実態の明らかなモニターを絞り込んでアンケートを実施出来るサービスです。

調査モニターの中心は、30~50代の女性です。

消費者である主婦をはじめ「実態」のある「生の声」としてアンケートの回答を得る事が出来るので、一般的なアンケート調査を行う多くのアプリ系モニターとは違い「定量的」な数値情報だけでなく「定性的」な「質」に関する情報を集める事が出来ます。
 

  • お気軽にご利用下さい!

ナビットの「1000人アンケート」是非ご利用ください!

★「1000人アンケート」詳細はこちら★
https://www.navit-j.com/media/?p=62470

★「1000人アンケート」お申し込みはこちら★
https://www.navit-j.com/inquiry/soho_enquete_entry.html

【会社概要】
■会社名 株式会社ナビット
■代表者 代表取締役 福井泰代
■設 立 2001年1月
■所在地 東京都千代田区九段南1-5-5 九段サウスサイドスクエア8F
■TEL 03-5215-5713
■FAX 03-5215-5702
■URL https://www.navit-j.com/
■E-Mail webmaster@navit-j.com

【本リリースの引用・転載時のお願い】
・事前に株式会社ナビット 広報担当まで連絡頂けますようお願い申し上げます。
・クレジットと出典元のリンクを明記していただきますようお願い申し上げます。

<例>「株式会社ナビット(データ活用なう)が実施した調査結果によると……」
<リンク先>https://www.navit-j.com/media/?p=82066

タイトルとURLをコピーしました