2023年1月25日
株式会社CureApp(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、民間法人向け「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」において、健康組合保健・自治体・企業など導入法人数が300に到達したことをご報告いたします。また、そのうち健康保険組合の契約数は230となります。
ascure卒煙プログラムとは
民間法人向け「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」は、弊社の医療機器プログラムである治療用アプリ開発の知見を活かし開発した完全オンラインの禁煙モバイルヘルスプログラムです。
従来の禁煙外来・禁煙プログラムが持つ課題に対し、「医師開発アプリ × オンライン指導 × OTC禁煙補助薬の自宅配送」を組み合わせた全く新しい禁煙ソリューションを提供しています。
従来の禁煙外来では3ヶ月間で5回の通院負担や、通院と通院の合間は自身の力で取り組まなければならない「孤独な戦い」が禁煙継続の障害となるなど、自宅や勤務時などでの心理面のサポートに多くの課題がありました。
当プログラムは、看護師や薬剤師などの医療資格を持ち、さらに育成プログラムを経て専門知識を持った指導員が丁寧にオンライン面談を行います。加えて専用のアプリからも365日参加者個人に合わせたアドバイスを提供し、薬では対処しにくい心理面においても手厚いサポートが可能となります。また、禁煙の失敗(再喫煙)が多いとされる3〜6ヶ月の期間を長期的に支援することにより、プログラム終了後における禁煙継続にも寄与します。
ascure卒煙プログラムWebサイト
https://sc.ascure.technology/
ascure卒煙プログラム導入背景
近年、健康増進法改正の影響もあり、受動喫煙防止の目的で喫煙所の撤去や従業員の禁煙を推進する企業や健康保険組合等が増えています。さらに、経済産業省が定める健康経営優良法人の認定要件では「受動喫煙対策に関する取り組み」が必須項目である他、「喫煙率低下に向けた取り組み」要項も含まれています。禁煙は、受動喫煙防止・健康増進のためにも法人にとって重要なテーマであり、社員が忙しくても継続できる「始めやすく・続けやすい」禁煙プログラムが必要とされています。このような背景の中で、オンラインで始めやすく・続けやすい「ascure(アスキュア)卒煙」は、多くの法人からご支持をいただいています。
株式会社CureAppについて
2014年に医師である佐竹晃太と鈴木晋が創業した医療系スタートアップで、治療効果が治験にて証明され医療現場で医師が患者に処方する「治療アプリ®」を研究開発・製造販売する医療機器メーカー。
2020年、スマートフォンで動作する疾患治療用のソフトウェア医療機器として、禁煙治療領域において世界初の薬事承認および保険適用。その後、高血圧症領域においても2022年4月に世界初の薬事承認取得、同年9月に保険適用。その他、NASH / アルコール依存症 / がん / 慢性心不全 / 慢性腰痛症など複数の疾患に対する治療用アプリの開発を進めている。また、民間法人向けの健康増進サービスであるascureモバイルヘルスプログラムも運営し、現在300法人(うち健康保険組合が230組合契約)で導入されている。
CureAppが取り組む事業
- ニコチン依存症:2020年8月薬事承認取得、同年12月保険適用・処方開始
- 高血圧症:2022年4月薬事承認取得、同年9月保険適用・処方開始
- NASH(非アルコール性脂肪肝炎):サワイグループホールディングス株式会社と共同開発中 / 東京大学医学部附属病院と臨床試験中
- アルコール依存症:独立行政法人国立病院機構久里浜医療センターと共同研究 / 岡山市立総合医療センター 岡山市立市民病院での臨床試験 / 治験開始
- がん:乳がん患者向け治療用アプリを第一三共株式会社と共同開発中
- 慢性心不全:医療法人社団ゆみのをパートナーに開発中
- 慢性腰痛症:福島県立医科大学と共同研究開始
さらには、日本で生み出したモデルをベースに「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、米国を中心にグローバルにおいても展開予定です。
※「治療アプリ」は株式会社CureAppの登録商標です。
※ 法人向けモバイルヘルスプログラムが提供するサービスは、医療機器・医療行為ではございません。本プログラム及び専用アプリは医療機器ではなく、ニコチン依存症の「治療」を行うものではありません。
株式会社CureApp 会社概要
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
米国支社:CureApp North America, Inc.
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
URL:https://cureapp.co.jp/