建設テック事業者を中心に、建設DXを推進する『建設DX研究所』を設立

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建設テック事業者を中心とした6社、株式会社アンドパッド(本社:東京都千代田区神田練塀町、代表取締役:稲田武夫)、株式会社構造計画研究所(本社:東京都中野区本町、代表執行役社長:渡邊 太門) 、セーフィー株式会社(本社:東京都品川区西五反田、代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平)、株式会社Polyuse(本社:東京都港区浜松町、代表取締役:岩本 卓也)、株式会社Liberaware(本社:千葉県千葉市中央区中央、代表取締役CEO:閔 弘圭)、ローカスブルー株式会社(本社:東京都渋谷区渋谷、代表取締役:宮谷 聡)(※五十音順)は、建設DXの推進を目的とし『建設DX研究所』を設立しましたことをお知らせいたします。

研究所設立趣旨
建設業界は、私たちが住む家や働くオフィス、街・道路などのインフラを作る、人々の生活にとって欠かせない産業です。また、日本における市場規模は60兆円超・500万人以上の人が働く巨大産業でもあります。
そのような建設業界ですが、多くの深刻な業界課題に直面しています。例えば、過酷な労働環境、生産性の低下、従事者の高齢化、それらに伴う労働人口の減少などが挙げられます。私たちの生活に不可欠な巨大産業である建設業界を、これらの深刻な課題から救うために、鍵となるのが「建設DX」だと考えています。建設DX推進によって労働環境のデジタル化を図り、作業効率の上昇・生産性向上を進めていくことは、建設業界が変革を遂げ、上記の深刻な課題を解決していく上で必要不可欠であると考えています。
『建設DX研究所』は、「建設DX」を牽引するサービス提供者が中心となり、建設業界の課題を解決していくための取組みを促進させるべく設立されました。最新の規制動向・最先端のテクノロジー等に関する情報共有やディスカッションを行い、建設DX推進による業界課題解決に向けた新たなルールづくりをリードすべく、業界一丸となって取り組んでまいります。​

団体名称
建設DX研究所

建設DX研究所推進体制について
・ 形態:任意団体
・ 団体代表:岡本杏莉(株式会社アンドパッド 執行役員 法務部長兼アライアンス推進部長)
・ 参加企業・団体: ※五十音順で記載
株式会社アンドパッド
株式会社構造計画研究所
セーフィー株式会社
株式会社Polyuse
株式会社Liberaware
ローカスブルー株式会社

建設DX研究所 代表 岡本 杏莉より
「建設業界の現場は、土木・建築、住宅・非住宅、野丁場・町場等により千差万別です。また、建設事業者の95%は中小事業者と言われ、非常に裾野が広い業界でもあります。巨大かつ複雑な建設業界において、DXによる業界全体の変革を成し遂げるためには、志を同じくするテック事業者等が連携・協力していくことが不可欠であると考え、任意団体の設立に至りました。各社の持つ最先端のIT知見を共有し、建設業界の課題解決のために少しでも貢献できるよう精進してまいります。」

建設DX研究所の各参加企業の代表者より
株式会社アンドパッド 代表取締役 稲田 武夫
「建設DX研究所の活動は、当社の「幸せを築く人を、幸せに。」というミッションとも強く共鳴します。2021年にリリースした「ANDPADアプリマーケット」に続き、「建設DX研究所」においても、建設DXを率いるスタートアップ・企業の皆様との連携を強化していきたいと考えています。建設DX推進による業界課題の解決に向け、会社をあげて貢献していきます。」

株式会社構造計画研究所 代表執行役社長 渡邊 太門
「当社は21世紀を代表する知識集約型企業に向けて、様々な社会課題に対して工学的な知識をベースとした価値を提供してまいりました。IT技術の発展が目覚ましい今日では、テクノロジーの進歩が人間の適応力を超え、社会とのギャップが拡大していますが、組織も、現場も、DXもすべては“人”から始まり、広い視野と地道な蓄積がDXを実現していくのではないでしょうか。建設DX研究所では、建設テック事業者の皆様と知の循環を創出することで、賢慮に満ちた未来社会の実現に貢献していきます。」

株式会社Polyuse 代表取締役 岩本 卓也
「建設業界をテクノロジーの力でアップデートするためには1サービスだけでは業界のスタンダードを更新することはできない。各種サービスが連携して、ワークフロー全体が変化していかないと享受できない点が多々あると痛感しています。建設用3Dプリンタのトップランナーとして、実際にモノを作る一番リアルな側面を解決する立場として、現場のDXを実現するための必要課題の抽出、協議、改善を図っていきたいと思います。そのためにも建設DX研究所が一つの解決の糸口になればと考え参画させていただきました。」

株式会社Liberaware 代表取締役CEO 閔 弘圭
「当社は、「誰もが安全な社会を作る」をミッションとして、”狭くて・暗く・汚い”屋内空間の点検・計測に特化した世界最小級ドローンの開発と収集した画像データの解析技術によるインフラ点検・維持管理のDXソリューションを提供しております。日々お客様と接する中で、建設業でもDX浸透による業界全体の発展が不可欠だと感じておりました。今回の建設DX研究所の活動を通して、我々の持つサービス・知見また参加企業様との連携により、業界の課題解決に貢献できるよう努めてまいります。」

セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平
「設立趣旨である”建設DXの推進”は、当社のビジネスコンセプト『映像データであらゆる産業の”
現場”をDXする』と合致するため共感しました。近年、建設業界では、カメラを通じて現場でのオ
ペレーション改善、メンテナンス業務支援など、「遠隔臨場」における様々なコミュニケーションに
クラウド録画サービスが活用されています。今後は、参画する皆さまの多彩な知見を共有したアプ
ローチで建設DXを推進し、現場の課題解決とともに未来への創出に寄与出来ればと考えていま
す。」

ローカスブルー株式会社 代表取締役 宮谷 聡
「当社は、土木建設業界向けの3Dデータ解析ソフト「ScanX」を提供しておりますが、常日頃からスタートアップ各社が連携すれば、建設業界の様々な課題をさらに解決できる、と考えていました。建設DX研究所の活動を通して、より多くのユーザーの課題を解決できるサービス、プロダクト、連携などを実現できれば幸いです。」

活動内容
(1)建設業に関わる動向や取組の情報交換及び情報発信
(2)建設業における課題に関する勉強会の開催
(3)建設業における課題に関する政策の提言

建設DX研究所への問い合わせについて
建設DX研究所 事務局(株式会社アンドパッド内)
HP:https://note.com/kensetsu_dx/
Email:pr@andpad.co.jp

【産業用小型ドローン「IBIS(アイビス)」とは】

(「IBIS」本体)(「IBIS」本体)

 

当社が開発した国産のドローンです。機体は直径20cm、重量185gと小型であるため、一般的なドローンでは困難な屋内・狭小空間でも飛行できることが特徴です。
◇サイズ :191×179×54mm (プロペラガード込み)
◇重 量 :185g(バッテリ込み)
◇装備類 :超高感度カメラ、LED照明、防塵用モーター、
独自設計のプロペラ 他

▼会社概要

 

■「株式会社Liberaware」とは
株式会社Liberawareは、「誰もが安全な社会を作る」をミッションに掲げ、世界でも珍しい「狭くて、暗く て、汚い」かつ「屋内空間」の点検・計測に特化した世界最小級のドローン開発と、当該ドローンで収集した 画像データを解析し顧客に提供するインフラ点検・維持管理ソリューションを行っております。弊社は、ビジ ョンでもある「見えないリスクを可視化する」ことに邁進し続け、人々に安全で平和な社会をお届けします。
 
会社名:株式会社Liberaware(リベラウェア)
代表者:閔弘圭(ミン・ホンキュ)
所在地:千葉県千葉市中央区中央3-3-1
設立:2016年8月22日
事業内容
♢産業用ロボット・ドローンの研究・開発・製造
♢IoT技術・人工知能を活用したシステム開発
♢映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)
URL:https://liberaware.co.jp/

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