- スナモでの導入背景
スナモでは現在、LINE公式アカウントの運用を行い、施設の情報配信、抽選、アンケートなどの機能を活用し施策を実施しています。しかし、テナント(店舗)毎にPOSが異なる背景もあり、これまで施設ポイントカードの運用は行っておらず、どのようなお客さまがどの店舗をどれくらい利用しているかなど、顧客属性や行動を把握できていませんでした。今回、LINEでの施策と並行して「Kit-Curu」を導入することで、スタンプカードを通じた顧客の囲い込みを実現するとともに、「Kit-Curu」で取得できる来店回数等の顧客データをもとに、各種分析やLINE公式アカウントからの配信の最適化を行うことを目指します。
- LINEミニアプリ「SUNAMO+(スナモプラス)」について
LINEミニアプリ「SUNAMO+」は、2023年1月10日から3月31日にスナモで実施される「かいもんスタンプチャレンジ」に合わせて公開され、初期リリースではスタンプカードとクーポンを提供します。ユーザーはスマートフォンで施設内に設置のQRコードを読み取ることで「SUNAMO+」を利用開始でき、対象店舗で税込1,000円以上のお買い物をするごとにスタンプがたまります。スタンプはたまった数ごとに、ノベルティやグルメ券、ご利用券などと引き換えられるクーポンに交換できます。管理画面上からはどのような方が多く利用しているのかなどの分析ができるようになっており、今後は利用頻度の高いお客さま向けの限定クーポンなども対応していく予定です。
- 「Kit-Curu」について
「Kit-Curu」は、自社でポイントシステムを導入することなく単体でCRM(顧客関係管理)や来店分析、集客施策を行えるLINEミニアプリの販促ツールで、月額5万円から利用可能です。店舗集客のきっかけとなるクーポンやスタンプカード、インスタントウィン(その場で当落がわかるタイプ)の抽選機能に加え、会員登録機能やアンケート、友達紹介機能などを搭載しています。クーポンやスタンプの利用状況、登録した属性情報、アンケートなどのデータをもとにセグメントを作成し、特定顧客限定クーポンや期間限定クーポン、枚数限定先着クーポンなどの発行も可能です。
管理画面から画像などをアップロードすることで、ノーコードでオリジナルデザインのLINEミニアプリを開発でき、お申込みから最短3週間で利用開始できます。また大きな特長として、管理画面は「どんな販促施策をしたいか」に基づいて使える設計となっており、マーケティングの知識や前述の一つ一つの機能の使い分けの習得不要で、誰でも運用が可能です。
- 株式会社アイリッジ
株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業のOMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース)、業務支援等、幅広い領域でDXを支援しています。OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/