『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』提供開始 ~ 最重要情報の”図面”、製造業従事者の4割が紙で探していると回答 ~

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製造業サプライチェーンの変革に挑むキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤勇志郎)は、図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』(キャディドロワー)の新規導入企業向けに『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』の提供を開始します。製造業で最も重要な情報である図面について、紙をデジタル化するプロセスを低コスト・低負荷で実現。業務効率の向上、印刷・保管費用等のコスト削減から、調達原価削減や属人化解消などデータ利活用による経営課題解決まで一気通貫でデジタルトランスフォーメーション(以下、DX)をご支援します。

 

■『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』提供開始の背景
製造業が保有するあらゆる情報のうち、図面は、製品設計・仕様伝達・原価計算・部品製造などで利用される、製造のサプライチェーンのハブとなる最も重要な情報です。実際に、当社が製造業従事者を対象に行った調査(※1)では、部長以上の6割が自社で保有する情報のうち重要な情報に”図面”を選択しました。
昨今、電子稟議システムや見積書・請求書発行システム等の利用が一般化し、ペーパーレス化に向けた取り組みが積極化していますが、重要情報である図面に着目すると、紙を中心としたオペレーションが残っています。製造業従事者に、図面を探す際の参照環境を尋ねたところ、紙図面を選択した人が4割に迫る結果(※1)となりました。
具体的には、既に製図環境は電子化されているものの、古い図面は紙の状態で参照している、同じ図面を組織ごと(設計・調達・製造等)にそれぞれ印刷し別々に保管している等のケースがあります。業務の効率化や、印刷代、保管料などの費用の低減の観点から、図面のペーパーレス化を進めたいニーズがある一方で、企業によっては紙図面の保有量が数万~数百万枚の規模となり、スキャン等で読み取りデータ化するだけでも多くの時間と費用が必要になり進めることができないといった課題があります。
※1 キャディ「製造業の図面取扱いや検索における業務実態把握定量調査」調査時期:2022年4月1日~4日より

*過去図面の参照先 上位順(複数選択)

■お客様の声
『CADDi DRAWER』は、図面データ活用による調達原価削減・図面検索工数削減を実現するサービスです。誰でも簡単に過去の図面群にアクセスし、必要な情報を取り出せる環境を構築。図面データを企業の資産として活用可能にします。中長期的には、製造業のサプライチェーン全体における、クオリティ・コスト・デリバリー(以下、QCD)の改善や経営のDX支援を目指します。2022年6月の提供開始以来、導入いただいたお客様から、原価削減や検索工数削減といった価値以外に、紙の状態で保管していた図面をデジタル化したことによるコスト削減効果も得られたというお声を頂きました。

*お客様の声(一例)

紙図面の一部をこれを機に廃棄した。紙全体をデジタル化するだけでなく、『CADDi DRAWER』の検索環境があるから紙のままより圧倒的に活用可能な状態になっている。さらに、紙保管用に必要だった大きなラック2台分のスペースが浮いたため、別のことに有効活用できている。
紙のままで置いていると印刷代、ラック代、バインダ代などのコストがかかる。一方で、単純にスキャンしてデジタル化するだけでも活用できない。今回、『CADDi DRAWER』に格納することで、コスト削減だけでなくデータを資産として活用できるようになった。

■『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』について
『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』は、『CADDi DRAWER』をご利用中、並びにご利用を検討されているお客様の声から生まれた新パッケージです。2022年12月に、当社の既存のお客様に限定して紙図面のデータ化ご支援の構想をご案内したところ、好意的な反響を頂いたため、正式なパッケージメニューとしてご提供する運びとなりました。低価格で紙図面のデータ化できるスキームを構築し、新規に『CADDi DRAWER』を導入する企業向けに、紙で保有している図面のデジタル化を代行。『CADDi DRAWER』データを利活用できる環境の構築、実際に原価低減等の価値提供まで一気通貫でご支援します。
 

■概要

名称 『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』
ご支援内容 『CADDi DRAWER』の導入を新規で検討する企業を対象に、『CADDi DRAWER』導入前に必要な、紙図面を画像データ化する作業を代行するパッケージプランです。

*『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』のご支援範囲

①~②は『CADDi DRAWER 紙図面デジタル化パッケージ』のご契約企業のみにご提供するご支援内容です
① 企業が保有する過去の紙図面をお預かり
② 紙図面のデータ化・スキャン業務を代行
③ 図面データの『CADDi DRAWER』への保存業務を代行
④ 図面データ利活用を行う部署を対象に説明会を実施
⑤ 図面デジタル利活用をご支援する専用チームのアサイン     など

ホームページ https://content.caddi-inc.com/drawer/scanpkg
価格 図面のサイズ・枚数を踏まえて価格テーブルをご案内
※『CADDi DRAWER』を12ヵ月以上、新規でご契約の企業を対象とします

 

*サービス提供イメージ

■『CADDi DRAWER』について(https://caddi-inc.com/drawer/
『CADDi DRAWER』は、当社の既存事業である調達・製造のワンストップパートナー『CADDi MANUFACTURING』で培った高度な図面解析技術を活かして開発した、図面データ活用による調達原価削減・図面検索工数削減を実現するサービスです。図面データを独自のアルゴリズムで自動解析することにより、図面に記載されている寸法、記号、テキスト等の情報を構造化されたデータとして蓄積。形状の特徴をもとに、過去の図面群から必要な図面を簡単に検索できる「類似図面検索」の機能を搭載します。これにより、過去の類似図面と発注データを参照することで調達原価の削減が可能になります。また、担当者を非生産的な業務から解放し、業務効率化を実現できます。中長期的には、製造業のサプライチェーン全体におけるデータ活用を可能にし、QCDの改善や、経営のDXの支援を目指します。

■キャディ株式会社について( http://caddi-inc.com/
キャディは、「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」をミッションに、製造業のバリューチェーンが抱える構造的な課題に対し、2017年の創業以来、産業の常識を変える、モノとデジタルデータをコアとした「新たな仕組み」を生み出し続けています。調達・製造のワンストップパートナー『CADDi MANUFACTURING』では、製造業の産業バリューチェーンにおける受発注の課題解決に向け、発注者の依頼に対して、独自のテクノロジーで品質・納期・価格が最も適合する加工会社を選定。実際に検品・納品まで行うことで、最適なサプライチェーンを構築する仕組みを提供してきました。2022年6月には新たに、製造業のDXの実現を支援する、図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』の提供を開始。さらに、ベトナム・ホーチミン市、タイ・バンコク市に拠点を設立し、グローバルなサプライチェーンの構築も推進しています。

<キャディ株式会社>

本社所在地: 東京都台東区蔵前1丁目4 – 1 (総合受付3F)
代表者  : 代表取締役 加藤勇志郎
設立   : 2017年11月9日
資本金  : 1億円
事業内容 : 調達・製造のワンストップパートナー『CADDi MANUFACTURING』の
       開発運営
       図面データ活用クラウド『CADDi DRAWER』の開発運営
            URL   : http://caddi-inc.com/

<本件に関するお問い合わせ先>
キャディ株式会社 広報
電話:03-4361-2271 Email:pr@caddi.jp
URL : https://caddi-inc.com/contact/

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