・「INVOY」上で、“入金を早める”(INVOYカード請求)※1“支払いを遅らせる”(INVOYカード払い)※2 のどちらも可能になるため、キャッシュフローを改善する手段として柔軟に活用いただけます。
日本初※3 のオンライン型ファクタリングサービス「OLTAクラウドファクタリング」を提供するOLTA株式会社(代表取締役社長兼CEO:澤岻 優紀、以下「OLTA」)は、2023年1月13日より、新サービス「INVOYカード請求」の一般提供を開始することをお知らせします。
「INVOYカード請求」は、OLTAがクラウド請求書発行・管理プラットフォーム「INVOY(インボイ)」※4 上で提供する、取引先(バイヤー)の支払い手段にカード決済を追加できる新サービスです。ユーザー(サプライヤー)が「INVOY」で発行する請求書に“カード決済”オプションを追加し、その請求書を受け取った取引先に同オプションをご利用いただくことで、これまでカードでの支払いを受け付けていなかった事業者も、取引先からの“カード決済”の依頼や要望に対応することが可能になります。
- 「INVOYカード請求」利用シーン例
- 「INVOYカード請求」利用のメリット ※5
“カード決済”への対応に加えて、ユーザー(サプライヤー)にとって主に下記3点のメリットがあります。
1. 取引先からの入金の早期化
取引先(バイヤー)が“カード決済”オプションを利用すると、ユーザーには取引先がカード決済をしてから3営業日以内(最短即日)に手数料3% ※6 を除いた金額が入金されます。一般的に、請求書の支払い期限は月末締めで翌月末もしくは翌々月末支払いの場合が多く、取引先が請求書を受け取ってすぐにカード決済をした場合はユーザーへの入金を1~2ヶ月早めることができます。入金の早期化の実現により、ユーザーのキャッシュフロー改善にも寄与することが期待されます。
2. 代金回収を確実に
取引先が「INVOYカード請求」でカード決済をした時点で、ユーザーへの3営業日以内の入金が確定します。取引先からの支払いの遅延や代金の未回収といったリスクを減らせるため、新規の取引先など与信状況が把握できない相手との取引に安心してご利用いただけます。
3. 請求管理の手間を削減
“カード決済”オプションを付けた請求書の請求ステータスを「INVOY」上の請求一覧ページで確認可能に。どの請求書に“カード決済”オプションを付けたか、請求処理は済んでいるかなど、各請求書の状況を簡単に把握できます。
さらに、請求書を受け取る側の取引先(バイヤー)にとっても多くのメリットがあります。
4. 入金日はそのまま、取引先の実際の支払日を後ろ倒しに ※7
取引先が請求書の支払いにクレジットカードを利用した場合、ユーザー(サプライヤー)への入金日はそのままに、取引先は実際の支払日(口座からの引き落とし日)を最大60日間後ろ倒しすることができます。つまり、「INVOYカード請求」機能および“カード決済”オプションの利用は、ユーザーだけでなく取引先のキャッシュフロー改善に繋がる場合もあります。
5. 支払いの手間を削減
取引先はメールで受け取った請求書から簡単にカード決済が可能。「INVOY」へのユーザー登録も不要です。支払い手続き完了後、取引先にもメールで支払い完了の通知が届きます。
6. 経済的メリット
「INVOYカード請求」の手数料は請求書発行元のサプライヤー負担のため、取引先は手数料無料で4と5のメリットを受けることができます。さらに、カード利用によるポイント還元のメリットもあります。※8
- 「INVOYカード払い」との使い分け
「INVOYカード請求」の提供開始により、利用シーンに合わせて、「INVOY」上で支払いを後ろ倒しにする「INVOYカード払い」と使い分けることで、事業のキャッシュフロー改善に柔軟に対応いただけます。
- 「INVOYカード請求」ご利用の流れ
「INVOY」で請求書を発行する際に画面に表示される「カード請求ON」のボタンをクリックすると、請求書に“カード決済”オプションを付けることができます。メールまたは共有リンクから請求書を受け取った取引先(バイヤー)は、請求書に表示される「カードで支払い」ボタンからすぐにカードで支払うことができます。
- 「INVOYカード請求」の今後の展開
「INVOYカード請求」のプラットフォームである「INVOY」の登録者数は9万ユーザーを超え、クラウド請求書発行・管理SaaSとして多くのユーザーに日々ご利用いただいています。「INVOY」と「OLTAクラウドファクタリング」の提供を通じて収集したデータなどから、中小企業や小規模事業者のキャッシュフローを改善するサービスへの強いニーズを実感しています。また、2023年10月に開始予定のインボイス制度を契機に請求書の発行など様々な企業間のやり取りにおいてDXが進むことからも、「INVOY」のユーザー数ひいては「INVOYカード請求」「INVOYカード払い」の取引数は今後も大幅に増加する見込みです。また、2026年には約束手形の廃止も予定されており、手形に代わる資金調達の手段としての活用も期待されます。
OLTAは、今後もこれらのサービスに対応するカードブランドを増やし、より多くの方に同サービスをご利用いただけるようにしていきます。さらに、今後も「INVOY」上で請求書を受け取れる機能など、「INVOY」をより便利にご利用いただける機能も順次実装していく予定です。
- OLTAについて
OLTAは「あらゆる情報を信用に変え、あたらしい価値を創出する」をミッションに、中小企業や小規模事業者の強みを最大化する次世代の「与信プラットフォーム」の構築を目指し、ミッションにつながる2つのサービス「OLTAクラウドファクタリング」とクラウド請求書発行・管理プラットフォーム「INVOY」を軸に事業を展開しています。
- OLTA株式会社 会社概要 ※4
代表者:代表取締役社長兼CEO 澤岻 優紀
本社所在地:東京都港区南青山1丁目15-41 VORT南青山Ⅱ 3F
設立:2017年4月
資本金:25億4,361万円(資本準備金含む)
事業内容:クラウドファクタリング事業、与信モデルの企画・開発・提供、クラウド請求書発行・管理プラットフォーム「INVOY」の運営
URL:https://www.invoy.jp/ (INVOYサービスサイト)
https://corp.olta.co.jp/ (コーポレートサイト)
※1 取引先(バイヤー)が「INVOYカード請求」で支払った場合。
※2 ユーザーが、受け取った請求書を「INVOYカード払い」でクレジットカード決済した場合。利用するクレジットカードの支払いスケジュールによって、後ろ倒しできる日数は異なります。
※3 オンライン型ファクタリングサービスを提供する国内主要5事業者が公表するサービス提供開始年月を比較。2022年12月、OLTA調べ。
※4 「INVOY」は、OLTAの完全子会社であるFINUX株式会社が提供するサービスです。
※5 取引先(バイヤー)のカード決済のタイミングおよび利用するカードの種類(クレジットカード、プリペイドカード、デビットカード)による。利用するカードの種類やブランド、決済タイミングについて、特に初回取引時は事前に取引先と確認・調整することを推奨します。
※6 請求金額5,000円以上の請求書から利用可能。手数料を差し引いた金額がユーザー(サプライヤー)に入金されます。
※7 取引先(バイヤー)が支払いにクレジットカードを利用した場合。利用するクレジットカードの支払いスケジュールによって、後ろ倒しできる日数は異なります。
※8 ポイント還元の有無や還元率は利用するカードによって異なります。