SPIDERPLUS、サービス提供開始以来となるフルリニューアルに向けたUIUX設計に関するお知らせ

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スパイダープラス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:伊藤謙自、証券コード:4192 東証グロース)では、8月1日(月)より、自社で開発提供する建設DXアプリ「リニューアル版SPIDERPLUS(スパイダープラス)」の販売受付を開始する予定であることをお知らせいたします。提供プランや詳細な機能、具体的なお申込方法については、7月中旬を目途にお知らせする見込みです。

【システムリニューアルの背景】
現行版のSPIDERPLUSは2011年に開発され、同年9月から提供しております。建設業の従事経験をもとに、目の前の作業をデジタルの力でラクにすることを思い立ったことがきっかけとなり、開発されました。以後、顧客要望をもとに機能開発を続け、特に検査の実施に即した機能の開発に際しては、現場の厳しい要望事項を余さず聞かせてくださったことに負う部分が非常に大きいサービスです。

10年以上に渡り、継ぎ足しを重ねるようにして機能を追加し続けてまいりました。近年では、2024年4月から建設業界に対しても「改正働き方改革関連法」が施行されることを受け、ユーザーが急拡大しています。それゆえ、寄せられる要望が多様化したこと、機能が増える一方でサービスの母体は10年前のままのため、ユーザビリティが時代に即していないことや、機能開発においてもスピーディな顧客対応をすることが難しくなってきてしまいました。サービス提供開始以来となる大幅なフルリニューアルを行なうことで、現場の課題にサービスを以て即応することを実現してまいります。

【リニューアル版の改善ポイント】
・636件*の顧客要望から成り立つシンプルデザインで優先度を直感的に把握

スパイダープラスでは、現場から寄せられる636件の要望により、UIUXチームが情報の優先度に応じたトーン&マナー**を策定いたしました。アプリのコンポーネント***も、新生トーン&マナーに準拠することで、時間に限りのある現場監督がアプリの使用方法について学習する手間を省き、直感的に使うことのできるUIを実現しています。

* 636件の開発要望数は、今後の開発計画において反映が予定されているものを含む。
** トーン&マナー:デザインの表現をルール化したもの。ルールに則った見た目によって、ユーザーは状況を直感的に把握しやすくなる。
*** コンポーネント:部品の意味。本文中においては、前述のトーン&マナーに包含されるアプリ内の諸要素を指す。

・端末ごとの見た目を統一、柔軟な使いこなしが可能に
現行版のSPIDERPLUSでは、iPad、iPhone、PCでそれぞれ画面の見た目が異なります。リニューアル版SPIDERPLUSでは、端末が違っても画面の見た目を統一しています。業務目的ごとに機能を活かすことが端末を選ばずに行なうことが可能になり、どの端末を利用する場合でも蓄積した知見を投入することが可能になります。

・画面遷移は現行版を踏襲、今ある知見をすぐに活用できる
SPIDERPLUSは、現場作業をITの力でラクにすることを目的に生まれたサービスです。リニューアル版を手にした現場監督がゼロから使い方を覚えるのではなく、既に使って覚えた知識を活かすことができるよう、画面遷移は現行版を踏襲しています。

【現行版からの移行も視野に入れたアプリ設計】

SPIDERPLUSは2022年4月時点で全国に5万以上のユーザーによって導入されています。自社の事業そのものが建設業に端を発することから、既存ユーザーのリニューアル版移行に際してもストレスが生じないよう、既存版のステルス改善をいくつか行なっています。

その代表例が、アイコンの改善です。

現行版では10年の間に多様なご要望を形にするために、様々な人間が開発してきた中で、アイコンの見かけ上の大きさが不揃いになっておりました。リニューアル版のアイコンデザインと見た目や大きさを揃えることにより、移行後も物事を直感的に把握して使いこなすことができるよう、現行版のアイコンをマイナーチェンジしております。
スパイダープラスでは、「私たちは、“働く”にもっと「楽しい」を創造する。」を会社のミッションとしています。システムリニューアルにおいては、現場監督を始めとした顧客各位がアプリ「SPIDERPLUS」を使う目的に即したものになるよう、設計を行ないました。「SPIDERPLUS」を使うことにより、削減可能な手間や段取りから解放されて、本来時間を割くべきことに対してエネルギーを傾け、その結果として仕事をする時間が楽しいものになることです。

リニューアル版SPIDERPLUSでは、現場の長い工期の中で、ユーザー1人1人がそれぞれの目的を達成するまでに、備えた機能を組み合わせて直感的に使いこなすことにより、現行版で生じていた使い方を覚えることからも解放することを目指しています。

一方、ユーザーから寄せられた要望をもとに開発したリニューアル版の真の答え合わせは、実際に現場で使われだしてからである、ということも念頭に置いております。これまでのSPIDERPLUSの10年が顧客からの声と共にあったように、リニューアル版SPIDERPLUSもサービスが使われだしてから、新たなご要望と共に機能改善の一途をたどり、建設現場と真の”&Co.”である新たな10年が始まるよう、引き続き開発に取り組んでまいります。

※本リリースに記載の内容は、公開日時点の情報にもとづいたものです。文中に含む将来情報には、既知および未知のリスクや不確実性が含まれております。なお、本リリースは当社が開示している業績予想に与える影響は軽微であります。
今後、開発状況など様々な要因により、リリース日等の記載内容には変更の可能性がございます。
 

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