建設用トータルステーションで墨出しのデジタル化に成功

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【2022年6月23日 東京】 計測テクノロジー業界のリーダーであるライカジオシステムズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比孝典)は、正確で迅速な墨出しや杭芯出し作業を実現するミッドレンジの建設用トータルステーションLeica iCON iCR70(以下iCR70)を採用した株式会社ニシオ設備工業(以下、ニシオ設備工業)の最新事例を発表しました。
空調・給排水衛生工事の設計・施工を手がけるニシオ設備工業(福井県福井市)は、初導入したiCR70で、これまで2人での作業が必須だった墨出しの「1 人作業化」に成功。従来のレーザー墨出し器とロングメジャーを使用するやり方では、3人がかりで3 ~ 4 日かかることもあった仕事量を、「1人で2時間」で完了させるなど、墨出しの工数が「約10 分の1」へと大幅に短縮させることができました。人為的ミスのない正確な墨出しで、手戻り作業・後戻り工事の発生を未然に防止する墨出しのデジタル化が可能となり、今後ますます発展が期待される建設DX・建築DX への取り組みが一段と飛躍しました。今回の現場で行われたMR(複合現実)の実証実験においても、レイアウトツールの機能に加え、角度と距離が同時につかめるトータルステーション機能を兼ね備えているiCR70を活用し、複数の基準点を機敏にだすことができたため、現場チェックがスムーズに行われました。

 

 

本事例の詳細はこちらをご覧ください。
https://leica-geosystems.com/ja-jp/case-studies/building/jp_nishio-setsubi-kogyo_icr70

Leica Geosystems – when it has to be right

Hexagonの一員であるライカ ジオシステムズは、200年にわたり計測・測量の製品および技術で変革を生み出し続けています。今日に至っても世界中のプロフェッショナルに向け、トータルソリューションを提供し続けています。ライカジオシステムズの革新的な製品とソリューションの開発は、地理空間情報の利活用において、測量・土木・建設・大規模構造物・安全・セキュリティ・電力・プラントなど実に多岐にわたる分野のプロフェッショナルから信頼を得ています。ライカジオシステムズは高精度で正確な機器、洗練されたソフトウェア、そして信頼できるサービスで、社会の発展に貢献していきます。 
Hexagon(ナスダック・ストックホルム: HEXA B)は、デジタルリアリティソリューション、結合センサー、ソフトウェア、自律型テクノロジーのグローバルリーダーで、世界50カ国に約22,000人の従業員を擁し、総売上高は約43億ユーロです。 
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