■書籍出版の背景
当社は2006年設立当初より、企業で成長を志す若者のキャリア構築支援事業に特化し、新入社員研修においては、国内最大規模である年間約2万人の4月導入研修を担当するなど、若手の人材育成研修の提供を通じ、若手育成に関する人材開発および組織開発コンサルティングに取り組んでおります。
長年、若手社員育成に携わる中で、次世代リーダーへの期待値は高まる一方、彼らを育む社内環境や育成施策は、急速に変化する外部環境に起因して急速に転換を迫られています。
”自社内”や”既存の業界内”といった 「これまでの枠内”」だけでは、未来のリーダーを育む環境として成り立つことは難しく、外の世界に触れて学び成長する機会が必要であることを著者自身の経験も踏まえ、「越境学習」の機会を広げたく事業活動を行ってまいりました。このたび、より多くの企業にその具体的な方法論を知っていただきたく本書を執筆するに至りました。
■本書籍のポイント
・若手から次世代リーダーの育成に十数年関わってきた中で、俯瞰してきた人材育成の潮流について
・企業における現在の人材育成・人材開発施策の最前線に触れてきた故の、「越境学習」推進の勘所とは
・実際のプロジェクト・プログラムを通じ見えてきた、成功 / 失敗ふくめた「越境学習」成功の要点について
・3つの角度からの関連当事者インタビュー
①企業人事担当者
②官×民 双方のオピニオンリーダー
③既存社員×飛び出した人 がつくる新たな”組織と個人の関係性”
・若手から次世代リーダー育成に関わってきた著者のリーダー育成観について
①横顔と背中で語り合う
②若手は人材育成の対象ではなく組織変革のキーレバー ほか
- 書籍情報
書籍名 :「越境企業」のはじめ方
著者名 :瀬戸口 航
出版社 :ディスカヴァー・トゥエンティワン
電子版 :あり
発売日 :2022年6月24日 ※電子版も同日発売
ページ数 :205ページ
定価 :本体1,400円+税
https://www.amazon.co.jp/gp/product/491028611X/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o04_s00?ie=UTF8&psc=1
内容について:
近年、企業のみならずあらゆる場面で「越境学習」の重要性が再認識され、キーワードとしても目にする機会が急増する中、著者の瀬戸口が、十数年間にわたり企業の次世代リーダー育成に携わった経験を交え、これから「越境学習」の導入に取り組む企業の経営者・人事担当者・現場育成担当者に向けて、分かりやすさを心掛け1冊の本にまとめました。
- 著者プロフィール
瀬戸口 航(せとぐち わたる)
株式会社ファーストキャリア 代表取締役社長
株式会社セルム 執行役員
早稲田大学 商学部商学科 卒業
2003年 株式会社日本エル・シー・エー入社
自動車業界支援事業部 配属、販売支援システム営業・フランチャイズ本部構築等のプロジェクトに従事。
コンサルティング事業本部 配属、チーフコンサルタントとして、主に自動車業界・小売業界企業に対して、各種コンサルティング業務に従事。新規事業立ち上げ支援や人材育成制度構築などのコンサルティング業務から、実際の現場業務改善、研修講師まで幅広く取り組む。
2010年 株式会社ファーストキャリア入社(株式会社セルムグループ)
大手企業を中心に、育成支援施策のコンサルティング、及び教育研修体系の構築を手がける。
また自社ソリューションおよびコンテンツ開発の責任者として、新サービス開発やパートナー講師養成にも携わる。
営業マネージャー、ナレッジ開発本部長を経て、2016年4月より代表取締役社長に就任。
同年、株式会社セルム 執行役員に就任。
セルム社では新規事業開発を担当し、「X×リーダー育成」のコンセプトのもと、異分野と人材開発の掛け合わせによる、リーダー創出の新たなあり方を多数手掛ける。
「地方創生×リーダー育成」のプログラム(TEX:True EXperience)は、経済産業省「未来の教室」事業において、社会課題の現場への越境プログラムとして認定されている。