宿泊事業者向けアメニティグッズを販売する商社 国際興業株式会社（東京都中央区、代表取締役社長 兼 執行役員社長：南 正人）、株式会社JTB商事（東京都中野区、代表取締役 社長執行役員：加藤 雄次）、株式会社東京マツシマ（東京都府中市、代表取締役社長：大槻 務）、株式会社よねや商会（東京都板橋区、代表取締役社長 山内 肇）の4社を中心に宿泊施設向けアメニティグッズのマテリアルリサイクル事業の提供を目的とした「一般社団法人アメニティ・リサイクル協会（東京都新宿区、代表理事：大槻 務 以下：協会）」を2022年11月24日に設立したことをお知らせいたします。
■設立の背景と目的
2022年4月にスタートした「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」により、宿泊事業者においては歯ブラシ、ヘアブラシなど12品目の特定プラスチック使用製品の使用の合理化、廃プラスチックごみ排出の抑制が求められるようになり、使用後のプラスチックを資源として再利用するためのリサイクルを推進することが求められています。
それに対して、これまでのアメニティグッズは、各社ごとに特性の異なる複数の原料を使用した製品の販売をしており、リサイクルがしにくいという課題がありました。
本協会は、製品ガイドラインを含む適正なマテリアルリサイクルを通じてSDGsの観点から、アメニティグッズの品質向上と宿泊業に関わる業界全体の発展を図ると共に、マテリアルリサイクルを行う宿泊施設を支援することを目的に設立しました。
アメニティグッズにおけるバリューチェーン（調達・製造・販売・提供・回収）に携わる企業が一体となり、資源循環に取組むことでカーボンニュートラル社会への貢献へ寄与することを目指してまいります。
■ビジョン ～廃棄物ゼロのおもてなしへ～
協会は、ビジョンテーマである「廃棄物ゼロのおもてなしへ」に基づき「回収」「製品設計」「素材」の３つの柱からなる活動に取組み、アメニティグッズ由来の廃棄物削減とプラスチック資源循環利用の促進に貢献します。
「マテリアルリサイクル」「パッケージの簡素化」「軽量化」を推進し２０３０年までにすべての製品を１００％サスティナブル素材へ切り替え、新規化石由来プラスチックゼロを目指してまいります。
■マテリアルリサイクルスキームについて ※2023年2月より、サービス提供を開始する予定です。
使用済みアメニティグッズを回収し資源として再利用することで循環型アメニティグッズの提供を実施いたします。
対象品目：歯ブラシ、ヘアブラシ ※今後、カミソリなど品目を拡大予定
◆業界初！ホテル宿泊施設向けのアメニティ・リサイクルの取り組み紹介動画！
https://www.youtube.com/watch?v=W4yAnmeCmpM
■今後のスケジュールについて
2023年 1月 トライアル開始予定
2023年 2月 ホテルレストランショー出展ならびにサービス提供を順次開始
■協会の概要
名称：一般社団法人 アメニティ・リサイクル協会
設立日：2022年11月24日
代表理事：大槻 務（株式会社東京マツシマ）
理事：和田 信（株式会社JTB商事）
山内 肇（株式会社よねや商会）
花岡 貴（国際興業株式会社）
監事：廣瀬 正彦（VC工業株式会社）
所在地：〒163-0532 東京都新宿区西新宿１丁目２６−２ 新宿野村ビル 32階
加入企業：国際興業株式会社/株式会社JTB商事/株式会社東京マツシマ/株式会社よねや商会
山陽刷子株式会社/昭和刷子株式会社/株式会社ダイト/VC工業株式会社
※今後、加入企業の拡大を図る予定です。
事業内容：
上記の目的に資するため、次の事業を行います。
①マテリアルリサイクルの実施
・宿泊事業者へのマテリアルリサイクルスキームの提供
・参画する各社が平等に社会環境へ適応し、社会貢献を目指す体制の構築
・公正、円滑な取引の促進
・商品、サービスを通じたSDGｓ対応への研究
・ガイドラインを含む適正なマテリアルリサイクルの徹底
・資源再利用率を高めるための原料の統一化（同一素材、安全性）
・各施設から再生原料化事業者への回収
・再生原料化事業者から製品化事業者への原料の販売ならびに管理
・リサイクル資源の有価買取、リサイクル証明書の発行
②マテリアルリサイクルに関する普及・啓発、情報の収集及び提供
・業界のスタンダード化に向けた啓蒙活動
・関係者への各種説明会の実施
・ホームページ、SNSを通した情報提供
・会報、年次レポートの発行
・リサイクル促進にむけた宣伝物等の制作
・講演会への協力、展示会への出店
・内外関係機関との交流及び研究
■本件に関するお問合せ
一般社団法人アメニティ・リサイクル協会 担当：廣瀬、櫻井
電話番号：03-5322-2853
E-mail：info@amenity-recycle.com
HP：2022年12月公開予定
以 上
