2022年は「人的資本経営元年」とも言われ、企業は従業員を“コスト”ではなく“資本”と捉えた経営を行うことが必須となりつつあります。本書では、少子高齢化が進み、海外の企業とも人材確保のための競争が激化することが予想される昨今、優秀な人財に選ばれるホワイトな企業となるために、経営者目線・投資家目線で、人財を資本と捉えて、従業員の“Life Time Value(生涯価値)”を高める「人的資本経営」のポイントを解説します。さらに、これまで1400社以上を支援してきた知見を生かし、社員が休まない・辞めない企業にするための「健康経営」とノウハウを、実践している企業事例を通して分かりやすく紹介します。
- 書籍情報
書籍名 :部下がイキイキと働く組織の作り方 人的資本経営・健康経営・ウェルビーイングを実現するための考え方
出版社 :株式会社日経BP 日本経済新聞出版
著者 :刀禰真之介
発売日 :2022年12月 15日
定価 :1,760円(税込)
体裁 :四六版、208頁
ISBN10:429611607X
ISBN13:978-4‐296‐11607‐2
<目次>
はじめに
第1章 なぜいま、「人的資本経営」が求められているのか?
第2章 経営者と人事担当者が知っておくべき「人的資本経営」のヒント
第3章 人的資本の価値向上を支える「健康経営」
第4章 健康経営の重大課題「メンタルヘルス」対策のポイント
第5章 会社が変わった!「人的資本経営」に取り組む企業の実践例
おわりに
- 著者 刀禰真之介(とね しんのすけ)プロフィール
株式会社メンタルヘルステクノロジーズ代表取締役社長、株式会社 Avenir 代表取締役社長、株式会社ヘルスケア DX代表取締役社長。1979 年、神奈川県生まれ。
明治大学政治経済学部を卒業後、デロイトトーマツコンサルティング株式会社(現・アビームコンサルティング株式会社)、UFJ つばさ証券株式会社(現・三菱 UFJ モルガン・スタンレー証券株式会社)、エンジェルジャパン・アセットマネジメント株式会社、株式会社環境エネルギー投資で勤務。ヘルスケア領域の社会問題を解決できるような事業に取り組むべく、2011年3月に株式会社Miew(現・株式会社メンタルヘルステクノロジーズ)創業。
著書:部下の心が折れる前に読む本「社員がやめない会社」をつくる5つのステップ(幻冬舎)
- 会社概要
『ウェルビーイングのスタンダードを創る』をビジョンとし、クラウドの活用と企業における最適なメンタルヘルスケア体制の構築によって「心身の健康問題を考えることが身近になる世界」を実現することを目指す企業です。産業医及び保健師等による役務提供サービスと労働者の心身の健康管理に関する各種クラウド型サービス「ELPIS(エルピス)」をパッケージ化した「産業医クラウド」を提供しています。
企業名 :株式会社メンタルヘルステクノロジーズ
代表 :代表取締役社長 刀禰真之介
設立 :2011年3月
所在地 :東京都港区赤坂3-16-11 東海赤坂ビル4階
HP :https://mh-tec.co.jp/
事業内容 :メンタルヘルスソリューション事業 (親会社、子会社)
デジタルマーケティング事業(親会社、子会社)
メディカルキャリア⽀援事業(子会社)
連結子会社:株式会社Avenir(アヴェニール)
株式会社ヘルスケア DX(ディーエックス)