【各ステップの詳細 】
A:
横須賀市が扱う、医療、介護、健診等データを、NTT東日本 の技術により、個人単位に連結し、健康関連情報を把握しやすくする。また、匿名化も行う。
→連結するデータは、 国保医療レセプト、介護レセプトなど、 市で扱う 健康に関連する 1 4 のデータ。
社会保険(健康保険)加入者の 医療 データ 等 は対象 となりません 。
B:
連結、匿名化したデータを九州大学、県立保健福祉大学が研究、分析を行う。
●九州大学
30 近い自治体との連携により蓄積した、データ、ノウハウを持ち、それに基づいた研究、分析を行う。
●県立保健福祉大学
保健医療福祉、栄養学的な観点からデータ解析。 また、地域に根差し、横須賀の特性を把握している大学ならではの研究、分析を行う。
C:
各大学での研究、分析結果をレポートとしてフィードバックしてもらい、それをもとに抽出、分析の補助機能である、ダッシュボードの開発をNTT東日本とともに行う。データ分析に不慣れな職員でも手軽に使えるダッシュボードの開発を目指す。
D:
A~C のプロセスで構築したシステムを活用して、令和5年度以降に健康支援活動に取り組む。
●主な効果
・個人単位でデータが連結することにより、健康支援対象者の選定が効率的、的確になり、保健師が支援を必要とする人に、より多くのアウトリーチ支援を行うことができる。
・現在から過去まで継続したデータ分析が行えることにより、例えば、生活習慣病の発症リスク、要介護リスク等の予測に基づく、重症化予防施策の検討が可能となる。
また、長期的には、介護予防事業の参加者、不参加者の比較など、健康支援施策の効果検証が可能となる等、根拠に基づいた施策検討を行うことができるようになる。
■お問い合わせ先
横須賀市 経営企画部 都市戦略課 太田 TEL 046-822-9784
NTT東日本 ソリューションビジネス部 医療グループ 木寅 (きとら) TEL03-6803-5415