ニールセンスポーツ、B1茨城ロボッツと新たにスポンサーシップ効果測定・評価の契約を締結

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スポンサーシップ分析とファンインテリジェンスに関するグローバルリーダーである、ニールセン スポーツ ジャパン株式会社(以下ニールセン スポーツ)はこの度、B.LEAGUEに所属する、茨城ロボッツとメディア露出価値換算&スポンサーインパクト調査の契約を締結しました。
本契約は、スポンサーシップにおけるメディア露出価値や投資対効果を数値化・可視化することを目的としています。今回の取り組みを通して、両社はロボッツの各メディアにおける露出価値・ROIの把握、露出以外の面で創出されているスポンサーメリットの測定・評価を行うことができるようになります。スポーツ界では依然として、十分なデータ分析を行わずに意思決定者の感覚値でスポンサーするか否かの意思決定がなされているケースも多く、スポンサーシップの価値が浸透しきっていないことが課題となっています。また、2026年からの新B1に参入する条件として入場者数「平均4,000名以上」、売上「12億円以上」、アリーナ「新設アリーナの基準充足」を満たす必要があり、これらを達成するための裏付けデータとしての活用が期待されます。今回の取り組みを通して、ニールセン スポーツは、茨城ロボッツに対する協賛の意義をデータに基づいて示すとともに最適化に向けた提言を行い、チームの価値向上をサポートします。

今回の契約における取り組み内容は以下の通り:

  • メディア露出価値換算:TV中継やOTT(バスケットLIVE)、TVニュース番組を中心に、オンライン記事とSNSにおいてもスポンサー企業のメディア露出価値を測定・追跡します。測定においては、ニールセンが独自のAIによるトラッキング技術を活用して動画を分析し、正確かつ高速な価値換算を行います。グローバルで統一された、この測定方法により、クラブはスポンサーシップにおいて複数のアセットをApple to Appleで比較を行うことができます。分析から得られたデータ・インサイトを活用することで、正確なメディア価値の把握や広告配置・メニューの最適化などに役立てることが可能となります。
  • スポンサーインパクト調査:上記メディア露出に加えて、ホームゲーム開催時のアクティベーション実施や、ホームタウンでの各種活動が、スポンサー企業のブランディングにどのような効果(ブランド認知率の向上・イメージの向上・購買意向の向上など)をもたらしたかを、定量的に評価します。両調査を並行して行うことでスポンサーシップ効果の最大化を狙います。

茨城ロボッツの西村大介 代表取締役社長は以下のように述べています。
「茨城ロボッツは、2022-23 シーズンも引き続き国内最高峰のB1リーグで戦っており、B1昇格10年以内に日本一を目指して取り組んでいきます。クラブの価値をスポンサー企業に共有することで、我々の活動に共感をいただける方を増やし、茨城のホームタウンで行う活動のエンゲージメント向上や新しいファンの創出に向け、より密度の濃いアクティベーションを一緒に作っていきたいと考えます。」

ニールセン スポーツ ジャパンのバイスプレジデントであるマリオ・ロングは以下のように述べています。
「ニールセン スポーツはBリーグで10を超えるクラブにサービスを活用いただいており、国内バスケットボールにおける深いインサイトを有しています。2026年を予定しているB1リーグの新たな枠組みでは、クラブは経営面において大きな変革や順応が求められます。当社は業界のエキスパートとして、データ分析で得られた知見をB1リーグのパートナークラブに提供し、今後もサポートし続けていきたいと考えています。」

ニールセンについて
ニールセンは、視聴者測定、データ、分析におけるグローバルリーダーとして、世界のメディアとコンテンツの形成を担っています。あらゆるチャネルとプラットフォームにおける人々の行動に関する深い理解を通じ、実用的なインテリジェンスによって、将来にわたってクライアントがオーディエンスとのつながりを構築できるようにサポートします。ニールセンは世界55カ国以上で測定と分析のサービスを提供しています。
詳細は当社ウェブサイトをご覧ください: https://www.nielsen.com

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