三井住友ファイナンス&リース株式会社(取締役社長:橘 正喜、以下「SMFL」)は、公益社団法人企業情報化協会(IT協会)が主催する「2022年度IT賞」において、「機械学習モデルを用いたAI自動審査システムの開発」の取り組みが評価され、「IT奨励賞(マネジメント領域)」を受賞しましたのでお知らせします。なお、過去の共同受賞を除き、SMFL単独での受賞は今回が初めてとなります。
本表彰は、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い、優れた成果が認められた企業・団体・機関・個人が表彰される制度で、1983年に創設されて今年で40回目を迎えます。
SMFLは、Our Vision(私たちの目指す姿)の一つとしてデジタル先進企業を掲げ、デジタルをエッジとしたビジネスの変革を推進しています。今後も、デジタル技術の研究開発と新たなソリューションの開発を推進するとともに、開発したソリューションの実用化と社外へのサービス提供を通じて、社会のデジタルシフトに貢献していきます。
- IT賞の概要
わが国の産業界ならびに行政機関などの業務における事業創造、効果的ビジネスモデルの構築・促進、生産性向上など、“ITを高度に活用したビジネス革新”に顕著な努力を払い、優れた成果が認められた企業・団体・機関・個人に授与される表彰制度です。
理念や目的ならびに展開の範囲・特性などによってカテゴリー(取組領域)ごとに固有の評価視点から評価し、受賞対象が決定されます。
- 受賞した取り組み概要
SMFLの中小企業向け小口販売金融(ベンダーリース)ビジネスにおいて用いられている、リース取引の申し込みから取引の可否までを最短数分で回答できる自動審査システムに、「先進的な機械学習モデル」「産学共同研究による特許技術」「与信戦略、プライシング戦略の高度化」の各技術を新たに実装し、その機能を大幅に強化しました。自社内で開発したAI機能を活用することで、与信判断の精度向上、最適なリース料率の設定、リスク・リターンバランスに基づくリースの提供を可能にしました。
以上