■背景
2022年11月、金融庁より2023年3月期の有価証券報告書から「人的資本・多様性」に関する情報を記載することを義務付ける方針が発表されました。企業の競争優位の源泉や持続的な企業価値向上の推進力が、無形資産(人的資本、知的資本、企業文化など)にあるとの認識が社会に広がっており、特に人的資本への投資は、結果として成長や企業価値向上に直結するとして、多くの投資家も「人的資本・多様性」に関する情報開示を期待しています。
ディーバは、「企業価値向上に役立つ連結決算開示を普及させる」をミッションに掲げており、前述した金融庁の方針を受けて、お客様の企業価値向上をご支援すべく、自社で提供する連結決算システム「DivaSystem LCA」の業務テンプレートである開示対応標準パッケージに新たに「人的資本・多様性」開示のためのデータ収集フォームを追加することとなりました。
■提供予定時期
2023年3月の決算よりご利用いただくことを想定し、2023年2月に提供開始予定です。
■開示対応標準パッケージ追加項目およびレイアウトイメージ
連結決算システム「DivaSystem LCA」開示対応標準パッケージに追加予定のデータ収集項目と開発中のレイアウトイメージは以下の通りです。
【開示対応標準パッケージ追加項目】
・人的資本
「人材育成」に関する項目を追加予定です。
具体的には、「研修時間」や「人材開発及び研修に要したコスト」などの項目追加を検討しています。
・多様性
「女性管理職比率」、「男性の育児休業取得率」、「男女間賃金格差」の開示に必要な項目を追加予定です。
具体的には、「男女の管理職人数」、「男女の育児休業取得日数」、「男女の平均賃金」などの
項目追加を検討しています。
【レイアウトイメージ】※現在開発中となります
■DivaSystem LCA対応バージョン
クラウドサービス:DivaSystem LCA/DivaSystem LCA PE
オンプレミス製品:DivaSystem 10(メインストリームサポート対象のバージョン)
開示対応標準パッケージ JGAAP準拠 または IFRS準拠 のオプションを契約している場合に、「人的資本・多様性」に対応したデータ収集パッケージが利用可能です。
■開示対応標準パッケージについて
開示対応標準パッケージは、制度開示業務のデータ収集から開示システムへの連携までを包括的にカバーしたパッケージです。
制度開示業務に必要な情報を網羅的に収集できるデータ収集パッケージに加え、監査視点での開示データのチェックが可能な分析用レポート(証跡レポート) や、開示システムへの連携が効率的に行える開示システム連携用レポートをセットでご用意しています。
■DivaSystem LCAについて
「DivaSystem LCA」は、株式会社ディーバが提供する連結会計システムです。大企業から中堅中小企業・IPO準備中の企業まで、幅広くお使いいただける機能・サービス・価格でご提供しており、累計導入企業数は1,100社を超えております。
・「標準的な業務プロセス」や「標準レポート」をはじめからご用意。連結決算初心者でも安心
・小さく始められる「利用料モデル」、短期間で連結決算が始められる「短期導入モデル」
・グループ会社や監査法人ともクラウドでつながり、効率的にリモート決算やリモート監査が可能
「DivaSystem LCA」製品概要
https://www.diva.co.jp/products_services/lca/
ディーバでは、今後も連結決算・開示を支えるソフトウェア/サービスを提供してまいります。
<上記に関するお問い合わせ先>
株式会社ディーバ 広報担当
diva_pr@diva.co.jp
【株式会社ディーバに関して】
ディーバは、連結会計システム「DivaSystem LCA」および関連製品の開発のほか、連結決算業務・単体決算業務などのアウトソーシング事業を手掛け、情報開示を通じた企業の価値創造プロセスを総合的に支援します。東証プライム市場上場の株式会社アバントグループの100%子会社です。
社 名 :株式会社ディーバ
設 立 :2017年8月7日
代表者 :代表取締役社長 永田玄
URL :https://www.diva.co.jp/
主要業務 :連結会計システムおよび関連製品の開発・販売、
決算業務アウトソーシング事業 など
本社所在地:東京都新宿区西新宿六丁目5番1号 新宿アイランドタワー43階
【アバントグループに関して】
株式会社アバントグループ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、東証プライム市場上場、証券コード:3836)を持株会社として展開するアバントグループは、「企業価値向上に役立つソフトウエア会社になる」とのマテリアリティの実現に向けて、2022年10月1日に新たなガバナンス体制とグループ体制でスタートしました。
アバントグループでは、財務情報・非財務情報を問わず様々な情報に基づき、お客様が適時・適切な経営判断を行い、経営改革を推進するためのソフトウエア開発・販売・保守や、ソフトウエアベースのコンサルティング・BPOサービスをご提供し、「経営のDX」に貢献してまいります。
主要なグループ事業子会社(いずれも100%所有)は以下の通りです。
<アバントグループ>
○株式会社アバント
○株式会社インターネットディスクロージャー
○株式会社ジール
○株式会社ディーバ