保全・保安業務向けソリューションの共同検討に合意 イクシスのロボット/AIソリューションとIBMの設備保全管理プラットフォームを活用し、新たな予防保全サービスを開発

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 株式会社イクシス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役Co-CEO山崎文敬、狩野高志、以下 イクシス)と日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 山口明夫、以下日本IBM)は、老朽化が進む設備をより安全な状態で効率的に維持・管理していくことを目指し、設備保全・保安業務向けソリューションを共同で検討していくことに合意しました。

近年、道路、トンネル、橋梁といった公共インフラなど、広大なエリアと複数の設備を必要とする構造物は、設備の老朽化、人材の高齢化という構造的な課題に加え、強大化する災害リスクへの対応が求められています。両社は、新ソリューションの提供により、設備保全業務におけるDXを加速し、保全業務の効率化、省人化を実現することで、より安全で働きやすい環境と設備保全の効率化・高度化に向けた支援を目指します。

今回の協業で両社は、イクシスの社会・産業インフラ向けロボットソリューションとAI解析技術にIBMの設備保全管理プラットフォーム「IBM Maximo®︎ Application Suite」を活用し、公共インフラを中心とした事業者における新たな予防保全サービスを協創していきます。連携の第一弾として、イクシスの床面ひび割れ検査ロボットFloor Doctorをはじめ橋梁などのコンクリートひび割れ検査ロボットRope Strollerから取得された画像データやAI解析データや3DデータをMaximo Application Suiteに蓄積して経年変化を追えるソリューションの検討を開始します。
2023年にはユーザーの協力を得て実証を開始し、2023年7月のサービス提供を目指します。

イクシスは、20年以上におよぶ先進的なロボット技術を保有し、ロボット等で収集したデータをAIによる高度な解析と3Dデータとの連携でインフラ業界のDXを幅広く支えてきました。IBMの設備保全管理プラットフォームであるIBM Maximo Application Suiteは、資産管理から作業管理、契約管理など設備保全に必要な機能を包括的に提供し、設備管理業務を高度化、効率化しながらDXを支援しています。

今回の協業により両社は、イクシスのロボット/AIソリューションとIBMの設備保全管理プラットフォームを活用し、人とロボットが協調して実際の維持管理業務で活用可能な予防保全プラットフォームサービスを開発することで、インフラが抱える社会的課題の解決に貢献していきます。

以上

IBM、ibm.com、Maximoは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。

 

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