- トピックス
・日々のお風呂生活に満足しているママは54.5%。満足している理由1位は、「しっかりと湯船に浸かることが出来ている」(44.7%)。
・3人に1人のママが毎日湯船に浸かっている(32.6%)。湯船に浸かる頻度が高いママは、睡眠への満足度も高い傾向が見られる(毎日湯船に浸かるママの睡眠満足度:60.8%)。
・湯船に浸かることがあるママのうち、ワーママは「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かる人が多い結果に(ワーママ:61.0%、専業主婦:48.6%)。
・お風呂に関するエネルギーコストは、ワーママも専業主婦も7割以上が高いと感じる一方、専業主婦に比べてワーママは、消費量を減らしたいと思わない人が約10%多い。
- 調査概要
・調査方法:セルフ型ネットリサーチ Fastaskでのアンケート調査
・調査期間:2022年10月24日(月)~10月28日(金)
・調査対象:全国20代~40代、0歳~12歳の子どもを持つ女性で自宅に浴槽およびシャワーがある方1,064名(ワーママ:539名、専業主婦:525名)
- 子育て世代ママの生活満足度は58.8%。お風呂生活満足度と睡眠満足度の間に関係性も伺える。
まず、日々の生活全般に関する満足度について聞いたところ、「満足している」「やや満足している」ママは58.8%でした。また、50%以上のママ(54.5%)がお風呂生活にも満足していることが分かりました。また、お風呂生活に満足しているママ(n=580)の睡眠に関する満足度は69.5%となり、睡眠に満足しているママ(n=470)の85.7%はお風呂生活にも満足していることから、お風呂と睡眠の満足度に関係性も伺えます。
- 毎日湯船に浸かるママは3人に1人。湯船に浸かる頻度が高いママは睡眠への満足度も高い結果に。
お風呂生活に満足しているママ(n=580)にその理由について尋ねたところ、1位は「しっかりと湯船に浸かることが出来ている」(44.7%)となりました。湯船に浸かる頻度では、全体の3人に1人(32.6%)が全ての季節で毎日湯船に浸かっていると回答しています。
また、毎日湯船に浸かっているママ(n=347)と湯船に浸かる頻度が毎日ではないママ(n=655)、そして、まったく湯船には浸からないママ(n=62)の睡眠に関する満足度を見てみたところ、毎日湯船に浸かるママの睡眠満足度60.8%に対し、湯船に浸かる頻度が毎日ではないママは43.1%、まったく湯船には浸からないママは27.4%と、湯船に浸かる頻度が高いママは、睡眠への満足度も高い傾向が見られました。
- ワーママの6割が「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かり、専業主婦と湯船に浸かる時間の使い方に違いが見られる。
湯船に浸かることがあるママ(n=1,002)に、「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かるか「子どもとの時間を楽しむため」に湯船に浸かるかを聞いたところ、ワーママの61.0%が「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かると回答しました。これは、専業主婦の48.6%と12.5%開きがある結果です。
また、1人の時間の楽しみ方にも異なる傾向が見られました。「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かるワーママ(n=315)が、湯船に浸かりながら実践することとして上位にランクインした「音楽を聴く」(25.4%)、「インターネットサイト・SNSを見る」(21.9%)、「本・雑誌を読む」(18.4%)といったことを実践する専業主婦はそこまで多くなく、それぞれ10%近い差が出ています。
反対に「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かる専業主婦(n=236)はお風呂の中で「考え事をする」割合がワーママより約10%多い結果となりました。
最近は湯船の中で楽しめるグッズも多岐に渡ります。そこで、「1人の時間を楽しむため」に湯船に浸かりながら使用するグッズについても聞いてみたところ、ワーママでは「スマートフォン・タブレット端末」が最多(36.2%)となりました。また、専業主婦との利用状況を比較すると、利用率の差は「スマートフォン・タブレット端末」が17.6%、「バスボム・バスボール」が10.1%、「バスタブテーブル」が8.1%と、ワーママの利用率が高く、専業主婦では、「該当するものはない」との回答が最多(48.3%)となりました。ワーママと専業主婦とで、浴槽に浸かりながら「1人の時間を楽しむため」お風呂グッズを使用することに対する傾向の違いが見られました。
- 「子どもとの時間を楽しむため」に実践していることは「話をする」が最多(61.5%)。親子のお風呂時間にデジタルデバイスの浸透は見られず。
次に、お子さまとの風呂事情についても調査しました。「子どもとの時間を楽しむため」に湯船に浸かるママ(n=364)が湯船の中で実践していることは「話をする」が6割を超え最多となりました。また、使用されているグッズでは、「お風呂用遊具・知育玩具」(39.3%)、「入浴剤・バスソルト」(31.3%)、「バスボム・バスボール」(22.5%)が多く、まだ親子のお風呂時間にデジタルデバイスの浸透は見られませんでした。
また、お子さまが1人でお風呂に入ることが出来ると回答したママに、お子さまが1人でお風呂に入れるようになった年齢についても伺ったところ、「7歳~8歳」が34.3%で最多となりました。小学生になってから1人でお風呂に入れるようになるご家庭が多いことが伺えます。1人でお風呂に入るお子さまに対するママの心配事としては、1位が「頭や体の洗い残し」(57.0%)、2位は「お湯の無駄使い」(30.6%)、3位は「浴室内での事故」(20.3%)という結果になりました。
- 7割以上がエネルギーコストを高いと感じる一方、ワーママと専業主婦とでは、消費量を減らしたい意向に異なる傾向。
お風呂に関するエネルギーコストに対してどのように感じているかを聞いたところ、ワーママ、専業主婦ともに7割以上が高いと感じていることが分かりました。しかしながら、消費意向には異なる傾向が見られ、消費を減らしたいという意向は、専業主婦が約10%高く(ワーママ:59.6%、専業主婦68.0%)、反対に、消費を減らしたいと思わないという意向は、ワーママが10%以上高い(ワーママ:26.9%、専業主婦:15.9%)結果となりました。
消費を減らしたいと答えたママ(n=678)に、お風呂に関するエネルギーの消費を減らすために実践していることを聞いたところ、「家族が時間を空けずに入る」(39.5%)、「保温設定をしない」(29.2%)、「追い炊きの回数を減らす」(27.6%)といった、すぐに実践できる工夫に加え、ワーママでは、「省エネ機器を導入している」割合(16.2%)も専業主婦に比べて高い傾向が見られました。
今回の調査では、子育て世代ママのお風呂生活や睡眠といった、生活全般に対する満足度やお風呂時間の楽しみ方について、ワーママと専業主婦とで異なる傾向が見て取れました。
お風呂生活に対する全体の満足度は、それほど高いとは言えず、子育て世代ママの入浴時の課題も浮き彫りになりました。今回の調査結果を受けて、シナネンホールディングスおよびミライフでは、時間がない中でも生活の質を高めるために気軽に実践できる入浴ノウハウやお風呂グッズなどの情報を積極的に発信し、忙しい多くのママに参考にしていただける情報を届けることで、生活全体の満足度の向上に寄与したいと考えております。
シナネンホールディングスおよびミライフは、総合エネルギーサービス企業グループとして、今後もエネルギーと住まいと暮らしに関する様々な情報を積極的に発信し、生活者の皆さまの豊かで快適な生活に貢献してまいります。
- シナネンホールディングス株式会社について https://sinanengroup.co.jp
シナネンホールディングス株式会社は、1927年に創業した総合エネルギーサービス企業グループの持株会社です。グループのミッションとして、「エネルギーと住まいと暮らしのサービスで地域すべてのお客様の快適な生活に貢献する」を掲げ、消費者向けのエネルギー卸・小売周辺事業、法人向けのエネルギーソリューション事業、非エネルギー事業(建物維持管理、シェアサイクル等)を提供しています。
- ミライフ株式会社について https://www.melife.co.jp/
シナネンホールディングス株式会社傘下の事業会社で、関東エリア全域に地域密着のネットワークを持ち、LPガスや電気、灯油の販売、リフォーム、ハウスクリーニングなど、エネルギーと住まいと暮らしに関わる様々なサービスを提供しています。