■調査概要
調査概要:Web広告運用担当の悩みに関する調査
調査方法:IDEATECHが提供するリサーチPR「リサピー」の企画によるインターネット調査
調査期間:2022年7月4日〜同年7月5日
有効回答:Web広告の運用を担当している人101名
※構成比は小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても必ずしも100とはなりません。
≪利用条件≫
1 情報の出典元として「全研本社株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://www.dire-tama.com/
■97.0%がWeb広告運用の仕事に限界を実感
「Q1.あなたは、Web広告運用の仕事に限界を感じたことがありますか。」(n=101)と質問したところ、「かなりある」が50.5%、「ややある」が46.5%という回答となりました。
・かなりある:50.5%
・ややある:46.5%
・あまりない:3.0%
・全くない:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■約半数が「コンテンツ作成の要望に応えられない」場面で限界を実感
Q1で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q2.あなたが、Web広告運用の仕事に限界を感じた場面を教えてください。(複数回答)」(n=98)と質問したところ、「コンテンツ作成の要望に応えられない」が49.0%、「運用の経験しか積むことができない」が46.9%、「成果が出ない」が45.9%という回答となりました。
・コンテンツ作成の要望に応えられない:49.0%
・運用の経験しか積むことができない:46.9%
・成果が出ない:45.9%
・仕事内容が単調:39.8%
・自分ではコントロールできない部分がある:33.7%
・指標が多く見極めが難しい:30.6%
・細かい調整が多い:26.5%
・情報がアップデートされるサイクルが早い:23.5%
・その他:4.1%
・わからない/答えられない:0.0%
■他にも「効果が実感できない」や「新しい提案が出てこない」という理由も
Q2で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q3.Q2で回答した以外に、Web広告運用の仕事に限界を感じた場面があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=98)と質問したところ、「効果が実感できない」や「新しい提案が出てこない」など53の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・57歳:効果が実感できない。
・56歳:新しい提案が出てこない。
・55歳:常にリソースが不足がちで、クリエイティブなアイデアが出てこない。
・44歳:広告媒体なので、知見を得ても、社会状況が変われば無意味なスキルになる。
・49歳:CPAが上がらない。
・40歳:マンネリ化。
・56歳:広告は手段にすぎないから。
・42歳:難しい内容を伝えにくい。
■約9割のWeb広告担当が、Web広告運用の仕事に刺激がないと回答
「Q4.あなたは、Web広告運用の仕事に刺激がないと感じたことはありますか。」(n=101)と質問したところ、「かなりある」が51.5%、「ややある」が35.6%という回答となりました。
・かなりある:51.5%
・ややある:35.6%
・あまりない:12.9%
・全くない:0.0%
■刺激がないと感じた理由、「クリエイティブ発揮する機会がない」が58.0%で最多
Q4で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q5.Web広告運用の仕事に刺激がないと感じた理由を教えてください。(複数回答)」(n=88)と質問したところ、「クリエイティブ発揮する機会がない」が58.0%、「細かい作業が多い」が42.0%、「結果が出るまで時間がかかる」が42.0%という回答となりました。
・クリエイティブ発揮する機会がない:58.0%
・細かい作業が多い:42.0%
・結果が出るまで時間がかかる:42.0%
・運用だけにしか携われない:37.5%
・ルーティンワークが多い:28.4%
・不確実性が高い:22.7%
・外部要因の影響を受けやすい:21.6%
・その他:0.0%
・わからない/答えられない:0.0%
■「淡々とこなしていくのに飽きた」や「効果が分かりにくい」などで刺激を感じないという声も
Q5で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q6.Q5で回答した以外に、Web広告運用の仕事に刺激がないと感じた理由があれば、自由に教えてください。(自由回答)」(n=88)と質問したところ、「淡々とこなしていくのに飽きたから」や「その効果が分かりにくい」など49の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・37歳:淡々とこなしていくのに飽きたから。
・47歳:その効果が分かりにくい。
・57歳:効果が実感できない。
・49歳:ルーチンワークに飽きる。
・53歳:内容の制限。
・56歳:いいアイデアが浮かばない。
・56歳:歯ごたえがない。
■94.0%のWeb広告担当が、転職やキャリアチェンジを検討
「Q7.あなたは、転職やキャリアチェンジを考えたことがありますか。」(n=101)と質問したところ、「かなりある」が52.4%、「ややある」が41.6%という回答となりました。
・かなりある:52.4%
・ややある:41.6%
・あまりない:5.0%
・全くない:1.0%
■56.8%から、次の仕事では「企画など上流工程への参加」を求める声
Q7で「かなりある」「ややある」と回答した方に、「Q8.転職やキャリアチェンジを考えた際に、次の仕事に求める要素を教えてください。(複数回答)」(n=95)と質問したところ、「企画など上流工程に携われる」が56.8%、「クリエイティブが行える」が45.3%、「Web以外のマーケティングにも携われる」が40.0%という回答となりました。
・企画など上流工程に携われる:56.8%
・クリエイティブが行える:45.3%
・Web以外のマーケティングにも携われる:40.0%
・裁量がある仕事が多い:37.9%
・Web広告に関する新しいスキルが習得できる:27.4%
・チームで1つの管理指標を追える:25.3%
・成果が形として残る:20.0%
・行える業務の幅が広い:18.9%
・その他:4.2%
・わからない/答えられない:2.1%
■次の仕事に求める要素として、「きちんと目標が明確なこと」や「お互いに成長できる環境」などを求める声も
Q8で「わからない/答えられない」以外を回答した方に、「Q9.Q8で回答した以外に、転職やキャリアチェンジを考えた際に、次の仕事に求める要素があれば、教えてください。(自由回答)」(n=93)と質問したところ、「きちんと目標が明確なこと」や「お互いに成長できる環境」など53の回答を得ることができました。
<自由回答・一部抜粋>
・37歳:きちんと目標が明確なこと。
・55歳:チームで教育しながらお互いに成長できる環境。
・40歳:楽しめる仕事。
・57歳:効果が実感できる。
・56歳:刺激のある職種。
・32歳:飽きない仕事。
・46歳:裁量権が大きい。
■まとめ
今回は、Web広告の運用を担当している人101名に対し、広告運用担当者が抱える悩みに関する調査を実施しました。
Web広告運用担当者の97.0%が、Web広告運用の仕事に限界を感じていることが判明しました。約半数が「コンテンツ作成の要望に応えられない」ことを理由にあげました。このほか、「運用の経験しか積むことができない」や「成果が出ない」といった点が要因となっていることが分かりました。
調査によると、約9割がWeb広告運用の仕事に刺激がないと感じており、58.0%がクリエイティビティを発揮する機会が少ないことを理由にあげました。そのため、9割以上のWeb広告運用担当者が、転職やキャリアチェンジを検討した経験があることが明らかにになりました。次の仕事に求める要素としては、「企画など上流工程への参加」や「クリエイティブな仕事」「Web以外のマーケティングにも携われる」などの刺激のある仕事を求める声が多数あがりました。
コロナ禍におけるWeb関係の仕事のニーズの高まりによって、Web広告の運用スキルを持った人材を求める企業は多いでしょう。Web広告運用担当者のキャリアチェンジの際には、Webにおける幅広い業種を検討してみてはいかがでしょうか。
■Webディレクターを目指す方に「ディレタマ」
「ディレタマ」は、Webディレクターを目指す方に知っておいて欲しい情報を分かりやすくまとめたWebメディアです。
Web制作にまつわる業務全般を統括し、チームを引っ張ってゴールへと導くWebディレクター。制作現場になくてはならない存在ですが、どのような仕事を任され、どんなスキルが必要とされるのかと疑問に思う方のための情報をまとめました。
現役のWebディレクターからのインタビューや必須スキルなど、Webディレクターになるための制作の流れをしっかりと理解することが出来ます。
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https://www.dire-tama.com/
■会社概要
会社名 : 全研本社株式会社
代表者 : 代表取締役社長 林 順之亮
本社所在地: 東京都新宿区西新宿6-18-1 住友不動産新宿セントラルパークタワー18・19階
創業 : 1975年(昭和50年)5月2日
設立 : 1978年(昭和53年)7月14日
資本金 : 432,276千円(2022年6月30日現在)
オフィシャルHP: https://www.zenken.co.jp/