新経営体制における、主な変更点について
1. 日本、米国、欧州、APACの4エリアにおいて事業収益責任を分離
従来、当社が日本拠点とシンガポール拠点を、Coleman社が米国拠点、欧州拠点、香港拠点を運営しておりましたが、今後は、日本、米国、欧州、APAC(シンガポール+香港)の事業収益責任のそれぞれを独立させ、各拠点の責任者のもと運営すると同時に、当社CEOである端羽は全拠点をあわせて経営をリードします。この体制により、端羽自身が今まで以上に日本以外の各拠点の事業成長にコミットできると同時に、特に最大拠点である米国において、米国代表が今まで以上に米国内の事業成長に集中できる環境を整えます。
2. 現執行役員の七倉と宮崎が日本共同代表に就任
七倉 壮(現執行役員 PF事業部長)と宮崎 雄(現執行役員 法人事業部長)が、日本顧客向けプロダクト開発を含む日本における事業の責任を担う共同代表に就任します。七倉と宮崎は、CEOの端羽がグローバルな事業成長に今まで以上に時間を使う中、国内事業に集中し、その成長をさらに加速させる責任者となります。
●日本共同代表 七倉 壮
プロフィール
2011年に日本政策投資銀行に入行、自治体の地域経済/観光戦略検討支援や仙台拠点における長期企業融資を担当後、DBJキャピタルにてベンチャー投資に携わる。2016年5月にビザスクに参画、2019年に執行役員に就任し、コンサルティングファーム、金融機関等のプロフェッショナルファーム向け事業の成長を牽引している。一橋大学社会学部卒業。
コメント
Coleman社の買収完了から1年を迎え、国や地域を超えた協働が加速しています。組織の行動指針となるValueには、「違いは強さ、共に創る/Collaborate without Boundaries」という新たな言葉も追加されました。一人ひとりの多様性を最大限活かしながら、グローバルな知見プラットフォームとしての更なる成長を目指し、挑戦を続けてまいります。
●日本共同代表 宮崎 雄
プロフィール
2006年にリクルートHRマーケティングに入社し、営業、新商品開発、リクルートホールディングス・リクルートジョブズの経営企画部門の責任者として従事。2019年3月にビザスクに参画、CEO室長とビザスクlite事業部長を兼任し法人向けマーケティングの立ち上げとビザスクliteの成長を推進。2022年3月より法人事業部 事業部長。横浜国立大学卒業。
コメント
「一人ひとりがキャリアの中で培ってきた知見を、組織・世代・地域を超えて新たな挑戦とつなぐ」という事業に強く共感し入社して以来、このサービスをより多くの方に使っていただけるよう取り組んでまいりました。今後もさらに、最適な知見と最速で出会えるサービスの提供、自身の持つ知見の価値に気付き活躍いただける機会の創出を通じて、皆様の挑戦を支援してまいりたいと思います。
3. グローバルリーダーシップチームを組成
CEOの端羽の直下に、グローバルCSOの瓜生、米国代表のKevin、日本共同代表の七倉と宮崎、CFOの小風、CHRO(ex-Japan)のHelen、General CounselのConradからなるグローバルリーダーシップチームを組成し、グローバルレベルで行うべき経営判断を迅速に行います。この体制により、One companyとしてサービスや組織の強化におけるグローバルな連携を強化すると同時に、各拠点ごとの事業収益責任者が、意思決定により集中できるようになり、事業成長スピードを加速させることにつなげます。
またグローバルCSOの瓜生は、統合に関連する複数の機能を直接統括し、買収後の経営統合を引き続き牽引してまいります。
4. コーポレート機能をグローバルに統合
買収完了以降1年間は、当社とColeman社のそれぞれが、買収前と同様のコーポレート機能を独立して保持し連携しておりましたが、今回の体制変更を経て、財務・経理、法務・コンプライアンス、HR、PR・ブランディングの各機能について、レポートラインをグローバルレベルで統一し、集約します。One companyとして変革のスピードを早め、生産性が高くグローバルに強いコーポレート組織を目指します。
5. 新経営体制へ移行する時期
今回発表する新経営体制への移行は、当社とColeman社の会計年度に合わせ、日本およびシンガポールにおいては2023年3月1日から、米国、英国、香港においては2023年1月1日からを予定しております。
一方で、香港においては、シンガポール含めたAPACでの一体経営を先んじて実行しており、その一環として、香港法人名を2022年10月5日時点で、Coleman Research Hong Kong Limitedから、VISASQ HONG KONG LIMITEDに変更しております。
相互のデータベースを活用したサービス提供の加速
当社とColeman社との統合プラットフォームは、2022年10月時点で登録者数は190カ国52万人超、世界7拠点(米国3拠点、欧州1拠点、アジア3拠点)/500人以上の従業員体制となりました。
登録者の過半数が外国人というグローバルなプラットフォームとなり、国内外の当社クライアントに対し、より幅広い海外の情報・知見へのアクセスを提供いたします。
買収完了より下記のとおり、当社・Coleman社のエキスパートデータベースを相互に活かしたサービスを提供しております。
◆ビザスクinterview
業界・業務の経験者に1時間からオンライン/電話でインタビューできるサービス。現在、Coleman社のデータベースも含め、国内海外52万人超の登録者の中から、自社の求める知見をもつ最適な方へのインタビューが可能となっております。ご要望に応じ通訳の手配も可能です。
(実際の利用例)大手メーカーの新規事業開発時の調査において、Coleman社登録のアメリカ人アドバイザー複数名をマッチング。
◆ビザスクexpert survey
アプローチが難しいBtoB領域に特化したWEBアンケート調査サービスです。Coleman社のデータベースを含めた幅広いパネルに対してアンケートを通じた一次情報の収集が可能です。さらにグローバルな顧客調査や業界動向調査にもお役立ていただけます。
(実際の利用例)大手企業が海外事業の戦略検討にあたり、欧米を中心とした世界各国のColeman社登録アドバイザー50人にサーベイを実施
◆ビザスクreport
調査の設計からインタビュー実施、レポート作成まで一気通貫に当社の調査パートナーであるプロが代行するサービスです。Coleman社の登録者への英語でのインタビュー実施も代行可能で、プロのスキルを活用し海外市場調査をスピーディに行えます。
(実際の利用例)大手メーカーの新規事業開発に伴う調査においてColeman社登録アドバイザーを含む4名の調査を代行。
会社概要
■ 株式会社ビザスク
「知見と、挑戦をつなぐ」をミッションに、世界中のイノベーションを支えるナレッジプラットフォームを運営。国内外52万人超の知見データベースを活用し、新規事業開発における業界研究やニーズ調査、人材育成、グローバル進出等、様々な課題の解決に、テクノロジーと高度なオペレーションで個人の知見をピンポイントにマッチングしている。2019年、2020年の「デロイト アジア太平洋地域テクノロジー Fast 500」を連続受賞する。2020年3月10日、東証マザーズ(現グロース)上場。
会社名:株式会社ビザスク
所在地:〒153-0042 東京都目黒区青葉台4-7-7 住友不動産青葉台ヒルズ9F・10F
設立日:2012年3月19日
代表者:代表取締役CEO 端羽 英子
事業内容:ビジネス領域特化の日本最大級(※)のナレッジプラットフォーム の運営、新規事業創出/組織開発支援 (※アドバイザー数において(52万人超 2022年8月時点))
証券コード:4490(東証グロース)
URL:https://visasq.co.jp/