富山県立大学とNECネッツエスアイ、衛星データを活用したソリューション開発の実証に参画

この記事は約2分で読めます。
NECネッツエスアイと富山県立大学はこのたび、衛星データ利用環境整備・ソリューション開発で経済産業省の補助金事業に採択されました。
 NECネッツエスアイ株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役執行役員社長:牛島祐之、東証:1973 NESIC、以下NECネッツエスアイ)と公立大学法人富山県立大学(所在地:富山県射水市、理事長:渋谷克人、以下富山県立大学)はこのたび、経済産業省「令和4年度産業技術実用化開発事業費補助金(宇宙産業技術情報基盤整備研究開発事業)における衛星データ利用環境整備・ソリューション開発支援事業」の3つのテーマで採択されました。

【採択されたテーマ】
(1) 小規模ため池の状況把握
(2) 土地利用の現況把握と付加価値情報提供サービス
(3) 農地排水性の定量的把握

 本事業は、衛星データを活用した地域の行政・産業の課題解決のためのサービス提供の実証です。衛星データプラットフォーム上でアルゴリズム・アプリケーションの開発を行い、様々なユーザとともにサービス提供までのスキームを構築し、地域課題の解決に貢献することを目的としています。

 富山県立大学は本事業において、衛星搭載合成開口レーダの観測結果から、都市部における建築動態(新築や滅失・種別)や、ため池の堤体や水位の状況、農地の排水性といった地表面の事象や状態を、AIや空間情報解析技術を用いて広域・高精度に推定・監視する手法の開発を行います。
 NECネッツエスアイは本事業を通じ、衛星データを活用したソリューション開発を推進するとともに、これらの取り組みで培ったノウハウを活用した新たなサービスを創出していくことにより、社会課題解決に貢献していきます。

 今後、富山県立大学とNECネッツエスアイは、産学連携で先端技術やデジタル技術の研究成果を地域社会へ還元していき、持続可能なまちづくりの実現に貢献していきます。

以上

タイトルとURLをコピーしました