■日本酒オーダーシステム「MySAKE.jp」https://mysake.jp
●日本酒の海外展開「ローカライズ」がキーワード
現在、海外での日本酒市場は過去最大に拡大しており、2021年の日本酒輸出実績は前年比166%の400億円超えとなっています。日本酒が海外の国に広がっていくきっかけとなったのは、日本食レストランの増加も大きく寄与しています。昨今、日本食レストランも現地の食材や現地の味覚に合わせて創作し、それぞれの国の文化に合わせてメニューも進化していきますが、日本酒もそれに合わせてローカライズしていく必要があると考えます。タンクオーダー型の日本酒作りを提供することで、現地の素材や食文化に合わせ現地に詳しいシェフの意見をもとに、日本酒をカスタマイズして醸造して届けることが可能となります。
●目指すは未来に酒蔵のある暮らし
日本酒の需要が海外で広がる中、世界中のシェフの視点で風味の選択ができる仕組みをつくることで、より現地の食文化にローカライズされた日本酒をカスタムオーダーで作ることができ、酒蔵のマーケティング活動及び現地での日本酒定着に大きく寄与できるものと考えています。日本酒作りは、米作りや水、蔵人など地域の資源を最大限活用した日本の産品だと考えています。酒造りが続くことで農地を守り、水の綺麗な大地を持続するという意味もあり、酒蔵が持続できる環境を整えることが必要と考え、より安定した酒造りができるよう、海外マーケットのニーズを取り込んだ今回の事業を展開することといたしました。
●日本酒オーダーシステム「MySAKE.jp」とは
株式会社FERMENT8によって2021年6月より国内サービススタートした日本酒カスタムオーダーシミュレーションサービスで、複数の酒蔵と連携してオリジナル日本酒をオーダーできます。
個人ユーザー向けと法人向けのプランがあり、個人ユーザー向けではボトルデザインはもちろん、味や風味、スペックなどから自分好みのスペックをプレゼント用につくることが可能です。
法人向けはタンクの製造をゼロからカスタマイズできるので、米の選定から酒質、風味や熟成期間など様々なカスタマイズが可能となります。
■Mysake.jp公式サイト【 https://mysake.jp 】
→ 個人向けセミオーダーシステム「MySAKE.jp BOTTLE」 https://sakebottle.mysake.jp/
→ 企業向けタンクオーダーシステム「MySAKE.jp ORNERS」 https://saketank.mysake.jp/
●業務提携によって生まれる可能性
日本には「日本の食文化」として、「和食」と総称される日本ならではの食のほかに、さまざまなカテゴリー(国や地域)の食が高いレベルで存在しています。
このたび、日本を代表する料理人団体である一般社団法人ChefooDoと株式会社FERMENT8が展開する「MySAKE.JP」とが提携することにより、食を第一線でリードしてきた日本の料理人と世界の料理人同士のネットワークを活かして、日本の食文化を世界に発信する中で欠かせない、日本酒のカスタマイズオーダーができることで、それぞれの国や地域、食文化にあった食と酒のより効果的で価値の高いペアリングの提案や海外シェフのアイディアが反映された酒造りで固定概念が外れた全く新しい日本酒の可能性を生み出すことができるものと考えます。
●今後の展望
今後、各国のシェフのニーズをヒアリングした上で、それぞれの国の法律や輸出基準に合わせカスタマイズしたMysake.jpを展開し、酒造りをスタートさせます。
また日本国内でも連携できる協力酒蔵をさらに増やし、よりニーズに即した酒造りが対応できるよう、体制を広げていきたいと考えています。
●運営主体
【一般社団法人ChefooDo/シェフード】
東京都中央区築地3-13-5 丸促築地ビル7階
https://www.chefoodo.jp
【株式会社FERMENT8】
代表取締役 長井 隆
新潟県長岡市来迎寺前田3662
https://ferment8.jp
<参考資料>
Chefooo/シェフード 要職者ご紹介