このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- 【日本さばける塾 in 埼玉県】イベント概要
・開催概要:”魚をさばく”という日本古来の調理技法を次の世代へ継承するとともに、豊かで健全な海を未来に引き継ぐアクションの輪を広げる取り組みとして
①生きた魚とのふれあい:埼玉県内の管理釣り場「朝霞ガーデン」でニジマス釣りに挑戦!
②命をいただくということ:自分で釣った魚をさばいて、調理!
③ロンブー亮さんの海講話:一緒に釣りや調理を体験した亮さんから見た日本の『海の姿』を学びました
以上を実施
・日程:2022年10月1日(土)8時00分~16時00分
・開催場所:朝霞ガーデン(朝霞市田島2-8-1)、国際クッキングスクール(さいたま市中央区上落合9-15-5)
・参加人数:5組10名(小学生と保護者)
・講師:内堀恵子(国際クッキングスクール副校長)
・主催:海と⽇本プロジェクト in 埼玉県実⾏委員会、⽇本さばけるプロジェクト実⾏委員会
・共催:⽇本財団 海と⽇本プロジェクト
- 埼玉の子どもたちは、釣りも初体験!魚に触れることも初挑戦です!!
海なし県・埼玉の子どもたちの中には、釣りをしたことがないという子どもも多く、当日の参加者のほとんどが釣り初体験でした!さらには、生きた魚に触れたこともないため、自分で釣り上げた魚をつかむことにも抵抗がある参加者もいました。
しかし、活きが良いニジマスの動きに四苦八苦しながらも参加者全員が自分でさばく魚を釣り上げ、調理することができました。
調理では、少し前まで生きていたニジマスがなぜ、固くなっているのか、捌くと体の中はどうなっているのかを考えながら、自分で釣り上げた魚を自分でさばいていきました。
改めて、命をいただいているということを考えながら、全員でいただきました。
- 釣り人・亮さんが考える今の日本の『海の姿』を学ぶ!
食事の後は、釣りや調理を一緒に体験したロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと一緒に日本の海について学ぶ講話の時間です。イベントでさばいたニジマスや日本の海に関わるクイズを行いながら、釣りをするため頻繁に海へとでかける亮さんから見た日本の海について話をしてもらいました。『温暖化の影響で、釣れる魚が変わっている』『環境に配慮したエサなどを使用している』『釣り人が海洋ごみを減らすことも大切』など様々な角度から今の日本の海の現状や自身が取り組む環境への思いやりを伝えてもらいました。
- 参加した子ども・保護者からの声(アンケートより)
⼩学4年⽣⼥⼦「海の生態系の大切さを知れた。何より釣りをして魚をさばくのが楽しかった」
⼩学4年⽣女子「イベントを通して『いただきます』と1回言っても足りないと思った。10回くらい言わないといけないのでは?と考えた」
⼩学3年⽣男子保護者「魚が大好きなイベントなので、参加できてよかった。今後も魚とふれあい、海のことをもっと知れるイベントがあれば参加したい」
⼩学4年⽣女子保護者「子どもに体験をさせる貴重な機会になった」
<団体概要>
団体名称:日本さばけるプロジェクト実行委員会
URL:http://sabakeru.uminohi.jp/
活動内容:日本さばける塾に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/