今回の調査は、2012年9月~2018年2月に行われた前回調査のデータに、2022年3月までのデータを加えて再分析したものです。期間の延長に伴い、対象人数も2,220人から4,402人へと大幅に増加しました。
本調査は、リーダーに期待する要素として最も回答が多かった2つの項目、「パーパスを示すこと」と「変化を推進すること」に着目したものです。今回の再分析では対象人数が大幅に増加しましたが、結果については前回と変わらず、リーダーが組織の存在意義について部下と対話することは、部下一人ひとりが自信を持ち、積極的に新しい行動を起こす後押しになっていることがわかりました。
「組織のパーパスを示すリーダー」とは、新しい視点ややり方を取り入れることよりも、組織のパーパス、つまり存在意義や方向性について部下と対話することを優先しているリーダーを指します。一方、「変化を推進するリーダー」とは、新しいやり方を積極的に取り入れることを最優先し組織のパーパスについてあまり部下と対話をしないリーダーを意味します。
平時におけるコミュニケーションレベルの差はないこの2つのリーダー群で分析を行いました。
《調査概要》
調査対象:リーダー310人の部下、4,402人
調査内容:Leadership Assessment (LA)
調査期間:2012年10月~2022年3月
本調査結果の詳細はこちらのURLからご覧いただけます。
https://www.coacha.com/research/report/vol32/
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