■新機能「外部サービス連携機能」
標準機能として提供を開始する「外部サービス連携機能」では、本製品が発行するアクセスキーとシークレットキー[iii]を使用し、外部サービス製品から本製品の任意のWebAPI[iv]を呼び出すことで、本製品とITサービスマネジメントツールの連携が可能になります。
■ITSMとの連携用アプリケーション「Access Check Integration」
「Access Check Integration」と「外部サービス連携機能」を組み合わせることで、特権IDを利用する作業の申請や承認をより効率的に行うことができるようになります。
図1:「Access Check Integration」を使ったServiceNow IT Service Managementとの連携イメージ
図2:ServiceNow IT Service Management上の特権IDの申請画面
本製品の基本ライセンスと初期構築支援を合わせた提供価格は、374万円(税込み412万円)からです。「外部サービス連携機能」で対応するITサービスの例や、本製品の詳細については、次のWebサイトをご参照ください。なお、既に本製品を導入しているお客様においては、「外部サービス連携機能」の利用にあたり、追加費用は発生しません。
https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck
また、「Access Check Integration」は、「日本版 ServiceNow Store」サイトで販売します。年間利用料は120万円(税込み132万円)です。アプリケーションの詳細と購入については、次のサイトをご参照ください。
https://store.servicenow.co.jp/sn_appstore_store.do#!/store/application/a6b8891487ff815096c7b887dabb35ef/
NRIセキュアは今後も、企業・組織の情報セキュリティ対策を支援するさまざまな製品・サービスを提供し、安全・安心な情報システム環境と社会の実現に貢献していきます。
[i] 特権ID:rootやAdministratorなどに代表される、情報システムを利用する上であらゆる操作が可能な最高権限を持つIDを指します。昨今では、クラウド管理を行うアカウントや、SaaSの管理者アカウントなども特権として扱います。
[ii] 本製品は、内部不正やサイバー攻撃の被害拡大を防ぐために、特権IDの管理・運用フローを整備し、アクセス制御、ログの取得・保管等、適切な特権ID管理や監査効率の向上を実現するものです。延べ500以上の企業や組織で利用されており、特権ID管理市場でシェアNo.1を獲得しています。(株式会社アイ・ティ・アールが発行する「ITR Market View:アイデンティティ・アクセス管理/個人認証型セキュリティ市場2022」特権ID管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2020年度)に基づく。本製品と、Access Check Essential、SaaS型特権IDソリューション「Cloud Auditor by Access Check」が対象。)
[iii] アクセスキーとシークレットキー:プログラムによるアクセスを認証する際に使用するキーのことです。
[iv] WebAPI(Web Application Programming Interface): 他システムと連携するためのプログラムインターフェースを指します。
■ご参考
- ServiceNow Japan 合同会社 執行役員社長ジェームズ・マクリディ氏からのコメント
ServiceNow Japanは、「Access Check Integration」のリリースを歓迎します。IT資産を数多く保有、運用されているお客様にとって、日々のシステム運用監視や保守作業にかかる工数は、非常に負担になっています。「運用DX」を実現するためにも、ServiceNowとSecureCube Access Checkが連携し、運用スキームを統合化したシステム運用・保守作業は、大いに「運用DX」の実現に貢献できると確信しています。今後は、 ServiceNowとSecureCube Access Checkの連携ソリューションを、両社で積極的にお客様に提案して参ります。
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