国民の4人に1人が高齢者となる超高齢化社会において、遠距離介護、単身住まい高齢者の孤立など、様々な社会課題が続出します。これを”幸福感”を感じる仕掛けで親子のコミュニケーションを促進、心の充足(幸福感)を身体の健康につなげます。親も子も、そして聞き手であるインタビュアーも幸せな気持ちになるという三方よしビジネスです。
【URL】 https://3goodgift.com
離れて暮らす子の求めるものは「親が幸せな日々を送ること」
▼サービス概要
「声のアルバム」は、高齢期の親子(親80代・子50代前後を想定)をメインターゲットに、子より依頼を受け親のもとに訪問、2時間のインタビューを実施するサービスです。インタビューではおもに依頼主である子の、幼い頃の話を聞きだします。30分に編集し、QRコードで読み取る形式の特別パッケージにしてお届けします。
親は、50年近く前の子供が生まれた時期をふり返りますが、とても幸せそうにそのご家族ならではのエピソードを話されます。ローンチ前に実施したサービスデモではほぼ全ての親が「楽しかった」という感想を述べられました(実施後の子へのアンケートより)。
また、依頼主(子)も高齢の親が自身の幼少期を幸せそうに話している音声や、親自身のポジティブな感想を聞くことで幸せな気持ちになり、幸福感の循環が起こることが「声のアルバム」の特徴です。
【紹介動画】 https://youtu.be/PkwlEA6qbUs
▼遠距離介護の可能性のある地方出身者31名にアンケート
代表の光川は、2019年から2年間・新規事業を生み出す人材を創出する学校法人・先端教育機構 事業構想大学院大学に通い、3goodGiftの構想ベースを考えてきました。
在学時に取得したアンケート(※1)では
・帰省の回数は年2回まで … 25 名(81%)
・今後地元に戻る気はない(戻れない) … 26 名(84%)
・親に対して不安はあるが、話し合いや対策など何もしていない … 18 名(69%)
など、地元の親と会う機会の少なさや、親の老後に対する不安はありつつも何もできていない現状がわかりました。一方で、親自身が趣味や農作業などに熱中している家族は、離れていてもさほど子供の不安感は高くないこともわかりました。
遠距離介護経験者へのヒアリングも重ね、離れて暮らす子の本当の望みは「親が幸せな日々を送ること」であり、「親自身が楽しく幸せな状況」を作り出すことで子の安心感(幸福感)も高まるのではないかという仮説のもと「声のアルバム」サービスを開発いたしました。
※1… ヒアリング対象者:大都市圏外の地方出身者であり現在親と同居していない 、地元に帰省するのに片道2時間以上かかる、30代以上
▼高齢期の親子ならではの難しさは「第三者」が間に入る
家族、特にお互い年を取ると長年の積み重ねから、わだかまりを持つ親子も少なくありません。また親自身も「子供に言うと気を遣う、怒られる」というような気兼ねから、本音が言えなくなっているケースも見受けられます。そんな時、なんのしがらみもない第三者が間に入る事でポツリと本音が話せたり、子自身も親に対する気持ちを改めて見直す機会にもつながります。
実は残り少ないかもしれない親との時間、「声のアルバム」をきっかけに会話の糸口が見つかる・新たな視点でのコミュニケーション機会が増えるよう、 ” 叶え過ぎない ” サービスを実施いたします。
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高齢期の親子だけでなく、”大事な人”であればどなたでも
声のアルバムは、”大事な人”であればどなたにもご活用いただけます。相手の想いを引き出すだけでなく、ご自身の想いを伝えたい時、ちょっと変わった「声」のサプライズギフトで記憶に残る贈り物となります。
また、2022年10月より大阪府・太子町でのふるさと納税にも採用されることが決定。その町で育った子が、地元に住む親や大事な人のために「声のアルバム」を贈ることは本来のふるさと納税の趣旨を実現します。また離れていてもお互いを想う、関係人口の創出にもつながります。今後は関西エリアを中心に、採用自治体増加を目指してまいります。
【 例えば 】
■ブライダルの記念品に
・結婚する新郎新婦様からご両親・おじい様おばあ様へ(ご家族へインタビュー)
・ご兄弟から新郎新婦様へ(ご兄弟へインタビュー)
・ご友人から新郎新婦様へ(ご友人へインタビュー)
■同窓会・卒業・退職等の記念品に
・元部員から部活の監督・コーチへ(先生or依頼主へインタビュー)
・元生徒から恩師の先生へ(先生or依頼主へインタビュー)
・部下から退職、異動される上司や同僚へ(依頼主へインタビュー)
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創業者自身の介護経験を機にサービスを開発
代表の光川は山口県の出身です。20~30代で父の病気と祖母の認知症介護を経験し、患者本人だけでなく支える家族にも目を向けられる必要性を感じてきました。特に地方では、これから遠距離介護が激増する20年となります。
この課題解決を、医療や介護とは別のアプローチで実現できないかと考えたのが「3goodGift」です。広告代理店や事業会社で培った徹底したインサイト分析からのアイデア・プランニングを武器に、無条件に人の心を動かすものと期待に応えるプロダクト、この両方を備える持続可能なビジネスを作ります。暗くなりがちな社会課題こそワクワクするアイデアで、ひとりひとりが幸福感を感じながら「今日もいい1日だった」と思えるWell-beingな社会を目指します。
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3goodについて
屋号:3good(スリーグッド)
所在地:兵庫県西宮市
代表:光川 和子
事業内容:幸福感の循環するインタビュー「声のアルバム」の運営
設立: 2022年8月
HP:https://3goodgift.com
お問合せ:info@3goodgift.com