家族主体でつくった育休の愛称を発表 〜家族の声を活用くださる報道関係者を積極募集します〜

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「あなたの家族像が実現できる社会をつくる」をビジョンに掲げ、家族を知る(※)コネヒト株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 高橋 恭文、以下「コネヒト」)は、育休が取りやすい社会の1日でもはやい実現のため、家族主体のプロセス、そして開始から決定まで約2週間というスピード感で、延べ8,000を超える家族とつくった育休の愛称を発表いたします。
また、家族とつくった愛称を「名ばかり」に終わらせることなく、社会や職場の意識を変えるためには、この愛称が広く浸透することが欠かせません。そこで、家族とつくった育休の愛称や家族の声を活用くださる報道関係者を積極募集します。

(※)国の家族調査とも言える出生動向基本調査(厚生労働省が5年に一度実施)の有効回答数約7,000に対し、同等以上のボリューム・内容をもって、毎年10,000以上の有効回答数を集め、家族の実態やトレンドを把握

■「家族と」つくる育休の愛称
世界一とも言われる育休の制度、その取得を促進する政策や企業の取り組みにも関わらず、育休を取りやすい社会や職場の雰囲気づくりは未だ実現されていません。

育休を取得したいのに取得できない家族、私的な休みという認識によりメンバーの育休取得にモヤモヤを抱える周りの職場メンバー、制度を整え、取得促進に尽力しても取得しやすい雰囲気が実現できない経営者や人事担当者など、家族や企業どちらの課題も「育休=休み」という認識が根本原因として考えられます。

そこで、この認識を「育休=親として育児に専念し、育児を通して家族を育む期間」であるとマインドチェンジできるような育休の愛称、「育専」「ファミトレ」「親活」を家族とともにつくりました。

これらの愛称のうち、一番多くの家族が選んだのが「育専」でした。
この「育専」という愛称によって、育休に対する社会の意識を変え、安心して子育てと仕事のバランスを実現できる社会を家族、企業や自治体とともにつくって参ります。

■家族が選んだ愛称から見える育休の課題
①育休=休みという認識の払拭
育休の愛称の選定理由で多かったのが「育休=休みという認識を変えたい」という想いでした。「育専」「ファミトレ」「親活」という育休期間中の実態が表現された愛称によって、育休に対する認識が変化し、育休取得者の後ろめたさの解消はもちろんのこと、周りのメンバーの育休取得をサポートする体制や職場の取得しやすい雰囲気づくりの促進が期待されます。

<家族のコメント>
●今までの育児休業(休暇)は、仕事を休んでいるという印象が強すぎたと思う。休暇ではない。育児に専念する期間を強調したいので。
●育児休暇は育児のための休暇で育休だけど、休みというとこだけ取って何もしない人がいるから、育専という専念するという言葉が流行って育児に専念する人が増えてほしい。
●育休だと「休み」が入っていて休んでいる様に捉える人もいるが、親活だと「活動」している様子が想像しやすいと思った為。

②育休・育児=女性のものという認識の払拭
「育児=休み」という認識に加えて、「育休は女性が取るもの」「子育ては女性がするもの」というような育休や子育てに対する意識を変えたいという声も多く寄せられました。
「育専」「ファミトレ」「親活」という育休の愛称によって「女性や男性の区別なく、親として育児に取り組み、育児を通じて家族を育む」という意識が根付くと、「とるだけ育休」を減らし、男性も育休を取得しやすい職場の雰囲気づくりへの寄与するなど、家族・企業へのポジティブな影響が期待されます。

<実際のコメント>
育児休暇というと母親が取るものといった固定概念があったり、=育児は母親がすべきだみたいな考え、イメージに私は捉えますが、ファミトレだと家族全体でと言うのが夫はもちろん兄弟や祖父母など全体的なファミリーが含まれみんなで子育てしていこうねというイメージが思い浮かぶためいいなと思いました!
●家族・ファミリーというワードがあることで、父親にも母親にも必要な期間として捉えてもらえるきっかけになりそう。
家族のための時間と捉えられるようになれば、男の人も休みやすくなるのでは。親と生まれた子、その兄弟、など家族みんなのための期間であってほしい。
●母親も父親も親だから休むとなればいいと思いました。
●男性も親としての自覚をもっともってほしいから親として成長する時間ということで、親活いいと思います!
●女性は出産を経験して親としての自覚が芽生えるけど、男性は親としての自覚をもつまでに時間がかかるから言葉を通して意識してもらいたい。

■コネヒトはこれからも育休の「質」の向上に取り組みます
育休の愛称によって、育休に対する社会の意識を変えることはもちろん重要ですが、同時に育休の「質」を向上させる取り組みが必要不可欠だと考えています。
なぜなら、育休が家族の幸福度にポジティブに影響するかどうかは、育休の「質」次第であることが分かっているからです。つまり、育休の愛称が浸透しても、​​育休取得率や取得人数など「数」が増えても、育休の質が伴わなければ、育休に対する認識の改革にも、育休の取得率にも寄与せず、むしろ「名ばかり育休」「とるだけ育休」と育休に対するある種の諦めを増幅させてしまうことを危惧しています。

そこで、私たちコネヒトは、これまでの調査結果(※)や集まった声をもとに、さまざまな企業や自治体、そして家族とともに「とるだけ育休」ゼロ・育休の「質」向上にも取り組んで参ります。

※「パパ・ママの育児への向き合い方と負担感や孤立感についての調査」結果はこちら:
https://news.connehito.com/entry/childcare-survey

■本件に関する問い合わせ先
「家族と」育休の愛称をつくるプロジェクトや育休に関する調査結果などに関しては、下記連絡先にお問い合わせをお願いいたします。
コネヒト株式会社  コーポレートブランドグロース 飯永(いいなが)
E-mail:pr@connehito.com

■プロジェクト概要
期間:2022年5月16日(月)〜5月29日(日)
調査対象:ママリユーザーを含む全国の家族
調査手法:ママリアプリ及びInstagramを含むインターネット調査
調査内容:
①育休の愛称および含めたいキーワードの公募
②育休の愛称の選定
回答数:
①育休の愛称および含めたいキーワードの公募:1,168
②育休の愛称の選定:6,862

本プロジェクト始動のお知らせはこちら:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000019831.html

■コネヒト株式会社について
「人の生活になくてはならないものをつくる」をミッションに、家族のライフイベントにおける意思決定をITの力でサポートする会社です。今後、更に多様なライフイベント領域で、家族の選択の一助となるサービス提供を目指してまいります。
https://connehito.com

事業内容:ママ向けQ&Aアプリ/情報サイト「ママリ」の開発、運営
所在地:東京都港区南麻布 3-20-1 Daiwa麻布テラス5階

■ママリについて
「ママリ」は「ママの一歩を支える」というミッションのもと、悩みの「解消」と「共感」を軸に、妊活中女性・プレママ・ママに寄り添うコミュニティブランドです。
ママ向けQ&Aアプリ、情報メディアを通じてママが抱える悩みごとを解消しています。
2019年に出産した女性の3人に1人(※)が会員登録をし、月間約130万もの投稿、月間400万もの検索に活用いただいています。
※「ママリ」内の出産予定日を設定したユーザー数と、厚生労働省発表「人口動態統計」の出生数から算出。

<Q&Aアプリ>
iOS:http://apple.co/2jjuY9f
Android:http://bit.ly/2xt1lsz

<情報メディア>
https://mamari.jp

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