「40-323」(PXI)と「42-323」(PXIe)SPST高電圧パワー・リレー・モジュールはモジュール1基につきピカリングの高品質リードリレーが最大14個備わっています。モジュールのコールド・スイッチはDC/ACピークが最大9kV、ホット・スイッチは最大50W時のDC/ACピークが最大7.5kV、最大電流は250mAです。
65-23x LXI高電圧スイッチ・ファミリは最大6個のプラグインスイッチ・モジュールで構成可能な2Uのイーサネット制御モジュラー・シャーシをベースとしています。各プラグイン・モジュールには前述のPXIシリーズと同じ9kV仕様の高電圧リレーを最大50個搭載することができます。プラグインは3バージョンが用意されています。
・65-231バージョンでは各プラグインが1極マルチプレクサとして構成され、さまざまなチャネル数とバンク数が用意されています。これらを外部ケーブルと簡単に相互接続し、最大288チャネルの大規模なマルチプレクサを形成することが可能です。
・これらを外部ケーブルと簡単に相互接続し、最大288チャネルの大規模なマルチプレクサを形成することが可能です。
PXI、LXIともに、すべてのモジュールにはピカリング エレクトロニクスのリードリレー部門が製造した業界をリードする優れた品質のリードリレーが備わっています。また、リレー接点の寿命を延ばし、過渡的な高電圧によるサージを制御するRFI抑制部品も搭載されています。接続は高電圧コネクタのRedel KシリーズまたはSシリーズを介して行います。
ピカリング インターフェースのスイッチング・プロダクト・マネージャーのSteve Edwardsは「PXIプラットフォームに9kVのSPSTスイッチが加わったことで、小フォームファクタで高電圧のスイッチングが可能になり、従来のラック・アンド・スタック方式に比べて最低限のラック・スペースでスケーラブルなモジュラー型テスト・システムを構築することができるようになりました」と述べ、さらに「LXIプラットフォームで多数の構成が提供されるため、テスト・システム要件にぴったり合うスイッチング・ソリューションが可能になります」と語りました。
また、ピカリングはRedelコネクタ・シリーズに対応した高品質の相互接続アクセサリの標準シリーズを用意しており、コネクタ部門を通じたカスタム・ケーブル製造サービスも提供しています。ピカリングではすべてのモジュールが標準で3年保証の対象になっています。
Design, Deploy & Sustain Your Automated Test System
ピカリング インターフェースについて
ピカリング インターフェース(本社:英国、クラクトン・オン・シー)は電気テストと検証向けモジュラー型シグナル・スイッチング/シミュレーションの設計/製造を行っている企業です。PXI、LXI、PCIアプリケーション向けに、業界で最も広範なスイッチング/シミュレーション製品を提供しています。さらに、こうした製品のサポートのため、社内のソフトウェア・チームが開発したアプリケーション・ソフトやソフトウェア・ドライバと合わせて、ケーブル/コネクタ・ソリューション、診断試験ツールも提供しています。
ピカリング製品の仕様は世界で使用されている試験システムに対応しており、その優れた信頼性と価値に対しては高い評価が寄せられています。ピカリング インターフェースは米国、英国、ドイツ、スウェーデン、フランス、チェコ共和国、中国での直接的な営業活動とともに、北/中南米、欧州、アジアの国々での代理店網によりグローバルな活動を展開しています。現在、車載、航空宇宙/防衛、エネルギー、産業機器、通信、医療、半導体などのすべての電子機器業界に対し、製品/サービスを提供しています。シグナル・スイッチング/シミュレーション製品や販売窓口の詳細については、 https://www.pickeringtest.com/ja-jp/ をご覧ください。
日本では、アンドールシステムサポート株式会社( https://www.andor.jp/ )がピカリング インターフェースの総代理店となっています。