本会議では、GalaxyのSDGsへの取り組みの一つである「廃棄漁網を再利用したスマートフォン」について、自分がGalaxyのPR責任者であった場合「どうしたらもっと多くの人に知ってもらえるか」「どうしたら購入してもらえるか」を議題とし、高校生31名がディスカッションを実施。高校生がスマートフォンとSDGs課題について、どうすればZ世代の若者が身近に考えることができるかを話し合いました。
■学生団体ollyとは
環境問題に関心を持つ高校生が立ち上げたSDGs団体。現在、10名が在籍し、企業や団体が取り組む環境問題を例に挙げながら、自分たちに何ができるかを高校生同士で話し合う「高校生SDGs会議」や、渋谷でのごみ拾い活動などを運営・実施しています。高校生が楽しみながら環境問題を身近に考えるための活動を定期的に計画・実施中。
■高校生SDGs会議の概要
日時:2022年9月20日(月)15:30~17:00
場所:Galaxy Harajuku (東京都渋谷区神宮前1丁目8-9)
https://www.galaxymobile.jp/galaxy-harajuku/
■当日参加した学生の発表内容(一部抜粋)
<廃棄漁網を再利用したGalaxyスマートフォンを知ってもらう方法について>
・工場見学や廃棄漁網を回収する体験の実施。
・若者に人気のインフルエンサーがSDGsについて投稿する。
・5~15秒の短い動画を投稿し、ハッシュタグなどを使ってリレー形式で拡散。
発言力のある人に発信してもらい、より多くの人に知ってもらう。
・高校のSDGs授業内で社員より説明を行う。
・環境問題が深刻であることを知ってもらうために、インフルエンサーを使って印象に残るように発信する。
・Galaxyのスマホを購入した人にもっと宣伝をする。
・廃棄漁網を使った活動について、海などに看板・ポスターを設置する。
・ショッピングモールなどの多くの人が集まるところでイベントを実施し、楽しみながら知ってもらう。
・製品パッケージの裏側やテレビCMにSDGsの記載を入れる。
<Galaxyのスマートフォンを購入してもらう方法について>
・Galaxyのスマホを使ってもらうためにモニターを募集し、周囲の人から薦めてもらう。
・製品の良さを知ってもらうためにタッチ&トライの機会を増やす。
・ケースをカスタマイズするサービスを周知する。
・Global Goals(寄付サイト)に別ポイントを追加してGalaxy製品の購入に使用できるようにする。
■今回の高校生SDGs会議を終えて
今回、サムスン電子ジャパンの方々との会議を通して、サムスン電子ジャパンの方々が行っている取り組みや、日本の環境問題の現状を知ることができ、普段聴くことのできないお話も沢山していただきました。私たちが今何をするべきか、そしてこれから未来を担っていく私たちがどう向き合っていくべきかを考え、色々な意見を高校生とサムスン電子ジャパンの方々と交換できたのでとてもいい機会になりました。これからも、色々な高校生と様々な企業の方との会議を通して、日常的に環境問題について考えていく機会の場にできるように取り組んでいきたいです。(学生団体olly)
■GalaxyのSDGsへの取り組み
Galaxy製品を製造・販売するサムスン電子は、地球を守り、次世代に引き継ぐ企業の責務を担いとして、2025年までに環境保全につながる「Galaxy for the Planet」と呼ぶ4つの取り組みを初期目標として提示しています。
①2025年までにすべての新しいモバイル製品にリサイクル素材を組み込む
②2025年までに携帯電話の梱包材に使用されるプラスチックをすべて排除する
③2025年までにすべてのスマートフォン充電器※1)の待機電力※2)を0.005W未満にする
④2025年までに埋立地への廃棄物をゼロにする
※1)15W、25W、45WのGalaxyスマートフォン充電器に基づいています。
※2)待機電力とは、スマートフォンのフル充電後またはスマートフォンを充電器から外した後、充電器を電源に接続しておいた場合に消費される電力です。
詳しくはこちら:https://www.galaxymobile.jp/explore/hint/samsung-electronics-announces-sustainability-vision-for-mobile-galaxy-for-the-planet/
また、サムスン電子は2022年9月15日、新たに「新環境経営戦略」を発表しました。
これは、2050年までに温暖化ガスの排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの達成やリサイクルの拡大を目指す声明です。さらに、2030年までに半導体用プロセスガスの削減や廃電子製品の回収・リサイクル、水資源の保存、汚染物質の最小化などの環境経営課題に約7000億円以上を投資すると発表しています。
また、日本でも販売しているスマートフォンの分野では、10年以上、天然資源の使用を減らす製品デザインの開発を研究してきました。そして今年、遂に、海の廃棄漁網を再生した「新素材」を開発し、スマートフォンの部品としての再利用に成功しました。今年2月に発売した「Galaxy S22シリーズ」よりこの部品を使用しています。そして私たちはこの海洋プラスチックのリサイクル素材を今後すべての製品に使用することを目標に掲げ、まずは、2022年末までに廃棄漁網を約50トン以上削減する見込みです。
■廃棄漁網を再利用したGalaxyスマートフォン
<Galaxy S22>
<Galaxy S22 Ultra>
<Galaxy Z Flip4>
<Galaxy Z Fold4>
■廃棄漁網について
毎年約64万トンもの廃棄漁網が海に捨てられ、海洋プラスチックごみの中でも特に海の生態系に深刻な危険を及ぼしている廃棄漁網。Galaxyはただ単に捨てられた廃棄漁網を削減するだけでなく、製品を作り出す企業の責務として、新たな製品に再生する開発を続けました。回収した漁網を分類・粉砕・洗浄・成形して、リサイクルポリアミドまたはリサイクルナイロンを約80%以上含む環境に配慮した再生素材に作り変えることに成功しています。
●「Galaxy」はSamsung Electronics Co., Ltdの商標または登録商標です
●その他、記載されている会社名、商品名、サービス名称等は、各社の商標または登録商標です