世界的な再生可能エネルギー発電事業者であるノースランド・パワー(以下、ノースランド)は、三井物産株式会社(以下「三井物産」)、大阪ガス株式会社(以下「大阪ガス」)、ユナイテッド計画株式会社(以下「UK」)とともに、洋上風力発電を主とした再生可能エネルギー分野における産学連携(以下「産学連携」)に関する覚書を秋田県立大学と、産学連携に関する協定書を秋田大学とそれぞれ締結しました。
ノースランドは、日本政府が掲げる2050年までのカーボンニュートラルの実現に貢献するため、洋上風力事業や再生可能エネルギー事業に関する豊富な事業実績や開発力を有する三井物産、大阪ガス、UKと4社でコンソーシアムを組成しています。コンソーシアムでは、秋田県男鹿市、潟上市及び秋田市沖における洋上風力発電事業の事業化検討を行うとともに、本事業を通じた地域社会への貢献について検討を進めてきました。今回、秋田県立大学と覚書を、秋田大学と協定書をそれぞれ締結し、秋田県における洋上風力発電産業と地域社会の発展の実現に向け、具体的取り組みを進めてまいります。
ノースランドは、従来から様々な地域社会と継続的な関係構築を図ってまいりました。今回も関係者の皆様と共に、未来へつなぐ開発のステップを進めるにあたり、皆様との対話を深めていきたいと考えています。
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ノースランドについて
ノースランド・パワーは、クリーンな再生可能資源から電力を生産することで、クリーンエネルギーへの移行を支援するグローバルな発電事業者です。設立は1987年。クリーンでグリーンな電力インフラ資産の開発、構築、所有、運営で長い歴史を持ち、洋上風力発電の分野では世界的なリーディングカンパニーです。また、陸上の再生可能エネルギー、太陽光、効率的な天然ガス利用を含む多様な発電設備を所有、管理しており、各地の規制に合わせ公益事業としてエネルギーを供給しています。現在稼働中設備容量は3.0GW(発電電力:2.6GW)で、開発中の設備も合わせると将来的に約14GWの設備容量となる見込みです。
本社はカナダのトロントで、トロント証券取引所に上場しています。ドイツ、オランダ、イギリス、日本など8カ国にオフィス、プロジェクトや設備を展開しています。ポーランドのバルティックパワー洋上風力発電プロジェクト(出力計1,200MW)に49%出資、また台湾で開発中の海龍(ハイロン)洋上風力発電プロジェクト(出力計1,044MW)に60%出資しています。