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2022年09月20日
日本鋭明技術株式会社
(Streamax-Japan)
実施内容
昨年は、検温機能、顔認証、保護者様への付加価値サービスなど含め、フル機能を搭載しましたが、初期導入費用とランニングコストが高くなることもあり、製品としては魅力的だが導入するのは難しいというご意見を頂きました。本年は園が求めている必要最小限の機能に絞り、場面に応じて色々なオプションを付加できるように改良致しました。シンプルな構成として、より使い勝手が良くなることと、コストダウンが実現できたことで、導入がしやすくなったことと思います。
それぞれで管理されているスクールバス(送迎用バン含む)に弊社の「スクールバスAI見守りソリューション」を搭載することにより、車内への置き去りによる事故を、3ステップで防止いたします。園児や児童のご乗車履歴と下車される状況をリアルタイムで把握することが可能となり、管理者(園)、運転手、保護者の方々がご安心頂けます。また、運転手さんの安全運転を支援をする、車両安全運転支援カメラ(ADAS)、運転手見守りカメラ(DMS)、車両死角検知カメラ(BSD)などを搭載すれば、運行中の交通事故、駐車場内での巻き込み事故なども防げます。実績としましては、米国やUAEをはじめ海外でのスクールバスへ導入済みで、昨年日本でも導入実績がございます。なお、日本においては、国内の基準(道路交通法、自動車関連機器の認定等)に準拠させるため、導入予定となる車両の確認(車内外の状況、設置、配線、運転席、乗車席等)を確認させていただく必要がございます。
スクールバス事故防止の3ステップ
人の目視や慣れによる見逃しを下記の3段階プロセスにて防止し、弊社のAI技術によって、人間の目視による誤りやミスをカバーします。
(STEP1)パッセンジャーカウンターでの人数確認記録
(STEP2)ドライバーによる車内確認、全員降車確認ボタンを押す
(STEP3)生体検知による車内死角部の確認
取組に至った背景
アメリカのスクールバスでは、弊社の安全運転支援デバイスソリューション(AIドライブレコーダー、ドライバー見守りカメラ、死角検知カメラ、学童見守りセンサー、一元管理できるソフト)が、大きなシェアで採用されています。日本鋭明技術株式会社では、日本での主なお客様は、トラックや配送車といった運送業を中心でありましたが、昨年の福岡での同様な事故を受け、早速日本でも同じように展開できないかと考え、日本国内におけるスクールバスや送迎車向けのソリューションに関しても積極的に展開しようと取り組みをはじめました。
(昨年のキャンペーン取り組みと事故の再発防止に向けて)
2021年、福岡県において発生した園児死亡事故を受けて、全国の幼稚園、保育園を対象とした、台数限定で無料提供実証実験キャンペーンを実施し、弊社のソリューションを実感頂きました。導入された園では、おかげさまで同様な事故も、交通災害事故も発生しておりません。「技術で明るい交通の未来を築く」を社是にしている弊社も、社会貢献の一環として、誇りを持って取り組んでおります。国や地域を挙げての同様事故の再発防止にむけた再三の注意喚起がなされていたにもかかわらず、本年9月静岡県における認定こども園で発生した痛ましい事故を受け、何としてでも日本から同様の事故を完全撲滅するために、弊社でも更なる努力が必要であると考え、本年度はその取り組みをさらに充実することを決意しました。
日本におけるスクールバス市場においては、少子高齢化や縦割り行政といった諸問題を背景に、ビジネス規模が確立されておらず、費用対効果の点でも国内の大手メーカーによる専門的な市場開拓・製品開発が進んでいないということが見受けられます。しかしながら、ニーズとしては確実に存在している「送迎に携わる全ての人たちの安全・安心」の提供を実現するためにも、メーカーとして安全装置の提供が不足しているという状況を打開したいと考えております。日本の未来を担う小さなお子様の安全はもちろん、運転に従事される方々への安全・安心の提供を目的としております。
【本件に関するお問合せ先】
日本鋭明技術株式会社 (ニホンエツメイギジュツ)
㏋:https://jp.streamax.com/
本件担当 立石(たていし)
〒103-0016 東京都中央区日本橋小網町11−5 ACNビル 5F
TEL : 03-6661-6527
FAX : 03-6661-6528