ヴェレダは創設時より、一貫してサステナブルな企業姿勢を貫き、毎年多岐にわたるサステナブルな活動を
メディア・株主・お客様へ具体的な数値とともにご報告しています。
企業活動において、常に真にサステナブルであるか、という観点をもち、人と自然、全ての生き物にとって健や
かな未来につながる選択を行っていきます。
- BIODIVERSITY‐生物多様性‐
「自然が完全な姿であってはじめて、人間も健やかになれるから」
ヴェレダは、自然の恵みから得る成分を使用した化粧品を製造するオーガニックコスメのパイオニアだからこそ、
自然に目を向け、様々な種の多様性の保全に努めています。
ヴェレダの企業活動は、人の健康のための製品づくりとい
う観点だけではありません。
健全な経営、地球環境に負担のない物流、人権を尊重した
健康的な働き方、パートナーシップに代表される原料調達、
生態系に配慮したバイオダイナミック有機栽培方法などの
栽培方法、文化の保護や社会貢献等様々な視点に及びます。
「人と自然の美しさと健やかさが広がり続ける世界を作り
続けること」をヴェレダは目指し、100 年以上もの間サス
テナブルな活動を多角的に実践しています。
- WELEDA SUSTAINABLE TARGET by 2022
ヴェレダはサステナブルな未来に向けて、企業活動で生じる環境負荷を細かく分析し、2022 年をターゲットと
して、毎年数値の達成率を確認しています。
その中から3 点例を挙げて2021 年の達成数値についてご紹介いたします。
*1 ヴェレダ製品は天然由来 100% です。80%は植物由来のオーガニック原料のことを指し、残りの 20%には、野生種からの採取や通常栽培の植物、また、ミツロウや天然ミネラルなどの、植物以外の天然原料を含みます。
*2 スイス、オーストラリア、オーストリア、スペインの生産拠点においては 100%。
*3 梱包資材や製品の箱などは 2019 年の時点で 100% リサイクル素材を使用しています。
- Award and Certification‐受賞・認証取得‐
様々なサステナブルな企業活動を通して、2021 年の間に下記の受賞及び認証を獲得いたしました。
・SUSTAINABLE BEAUTY AWARD2021 受賞
Sustainable Leadership 部門とSustainable Pioneer 部門の両方で1 位を獲得。リーダーシップ部門に関しては、2013 年、2016 年、2018 年に続き4 度目の受賞となります。
1921 年の創立以来、ヴェレダは持続可能性を重視した数多くの先駆的なプロジェクトを実施。ビューティー業界において最良のビジネスモデルの一つとして、審査員から高い評価を得ました。
・B-Corporation 取得
B-Corporation はアメリカに本拠地をおく非営利団体が運営する認証制度で、環境、社会に配慮した事業活動を行い、透明性のある企業に対して与えられる認証です。認証を受けるには企業のあらゆる側面において関わる質問に回答と証拠を提出する必要があり、厳正な審査の元、企業は200 点中80 点以上を獲得することで承認を得ることができます。
ヴェレダがこれまで行ってきた、世界各地の栽培パートナーとの公正な取引関係に基づいた植物性原料調達や、
オーガニック化粧品の認証取得等、様々な取り組みが認められ、認証取得の合格点数を大きく上回る106.8 点を
獲得し、認証を得ることができました。
ヴェレダは認証取得後に、美容業界のサステナブル基準改善のために2021 年に発足したB-Corp Beauty 部門に
加盟。B-Corp 認証の化粧品企業36 社からなるこの部門において、ヴェレダUK からJayn Sterland が役員として
就任し、中心的な役割を果たしています。
- Save Earth’s Skin Project
土壌保護を目的としたヴェレダのグローバルプロジェクト。
地球上で海に次いで多くのCO2 を蓄えられるのは、生物多様性の宝庫である健康な土壌であり、化粧品の原料ともなる健康な植物原料を作り出すだけはなく、気候変動・カーボンフットプリントの観点からも大きな役割を果たしています。
しかし、近年、健康な土壌が次々と失われています。ヴェレダでは土壌を「地球の肌(=Earth’s Skin)」ととらえ、自分の肌を労わるように、土も大切に労わってほしい、そういった思いを込め、「SAVE EARTH’S SKIN(=地球の肌を救おう)」というプロジェクトを、発足させました。
・HEALTHY SOIL
ヴェレダでは、健康な土壌を守り、次世代に繋げていくために、1921年の創設時から徹底してサステナブルな
農法や土づくりを行っています。
‐compost and manure(堆肥・緑肥)
牛は自然の耕作機としての役割だけでなく、その糞は堆肥づくりにも大切です。
また、カレンドラ等の植物原料の使用しない部分を使い緑肥を作り、循環を促しています。
‐バイオダイナミック有機栽培農法
あらゆる植物や生き物の本来の生命力を引き出す、有機栽培農法です。農場事体を一つのいきものと考え、人間と体の各器官が他の器官を必要とするのと同じように、人間、植物、動物、土壌、そして気候までがすべて密接に連携しあっていると考えています。さらに世界各国のサプライヤーに農業技術を提供し広げています。
・Save Earth’s Skin Project‐Collaboration‐
創設時から様々な方法で土壌保護の取り組みを行ってきましたが、2022年より、本国スイスや欧米では、モデルであり環境活動家のArisona Museとコラボレーションし、人の肌と土壌をリンクさせた動画や様々なコンテンツを作成、情報を発信しています。
ヴェレダ・ジャパンでは、このプロジェクトを自分ごと化できるきっかけ作りの場として、より多くの方に土壌について考える機会や、体験できる機会を提供したいと考えました。
そこで日本国内で土や生物だけではなく、未来に対して同じ理念を持ち、日本国内で循環型農業施設を運営し、人と自然の共生を五感で体験できる「KURKKU FIELDS」とコラボレーションをし、体験型ツアーを2022年9月29日から開催します。
キャンペーン詳細:https://www.weleda.jp/feature/save_earths_skin_campaign