【CYCLE誕生の背景】
将来が予測できないVUCAの時代と言われる昨今、副業推進などが進み、企業やチームも新しい働き方や新たなチャレンジが求められる環境となっています。働く個人にとっては更なる成長が求められる一方、コロナ禍の影響もありオンラインのコミュニケーションが主流となり、企業やチームのメンバー同士の相互理解の機会は減少。人間関係が希薄化し、将来に不安を抱える人も増えています。
OoO株式会社ではこれらの課題を解決し、『“自立した個”として活躍できる人を増やす』というビジョンを掲げ、そのためのコンテンツを開発。その一つである【CYCLE】は、スマートフォンを活用し、ゲーム感覚で自らの想いと向き合い、プレゼンテーションとして表現。そのコミュニケーションを通じて『自己受容』と『他者受容』の双方を実現し、チーム内での相互理解を深化。新たなチャレンジをする場面で必要な『心理的安全性』の獲得につながる体験型のトレーニングプログラムを発表しました。このプログラムを通じ、これからの時代に必要な、新たなチャレンジを後押しすることを目指しています。
【CYCLE】の特徴
【CYCLE】は、主に新規事業などの新たなチャレンジに取り組むチームや、目的達成のために組成されたタスクチームなどに向け、『新たなチャレンジをするための心理的安全性の確立』に特化したプログラムです。
新たなチャレンジの場面においては、『何をするのが正しいのか?』という正解を、リーダーですら持っていないことがほとんどです。リーダーですらチャレンジに向かう道のりは暗中模索で、結果的に”うまく進まない”ということも起こり得る中で、必要なのはチーム力。リーダーの指示に従うだけではなく、その場に関わるそれぞれが、『今自分は何をすべきか』を『”自ら考え、行動すること』が求められます。このような行動を起こすためには、一定の相互理解と、必要な時は助けを求められる心理的安全性が担保されることが重要です。
【CYCLE】は、この相互理解と、心理的安全性のベースを構築するための要素が詰まった「スマホワーク」を導入。LINEを活用し、レクチャーは全てスマホ上での動画で受講。その内容に基づいた質問に回答するなど、キャラクターのガイドに従うタイムトライアルゲーム感覚で進めるだけで、自身の想いを的確に伝える”プレゼンテーション”が完成します。それをチーム内で共有し、相互にフィードバックを行うことを通じ、短時間で相互理解を深めることが可能です。
また、テーマは事前ヒアリングを通して、対象チーム毎ににカスタマイズ。【CYCLE】で活用するスマホワークは、毎回対象チームに最適な形でプログラムされます。
【CYCLEの効果】
【CYCLE】のプログラムを進める中で、自然に『新たな挑戦』におけるあらゆる体験を擬似的に得られるように設計。テーマにより異なりますが、概ね以下のような効果が期待できます。
- テーマ設定→チームにおけるコアとなる目的やビジョンを見出す体験
- スマホワークを進めること→先がどうなるかわからない、初めての取り組みに対する適度な負荷を体験
- 制限時間内でのワーク実践→『完璧』を求めすぎず、できる範囲で表現するリーンスタートアップの感覚体験
- 講師によるレクチャー動画視聴→表現をするために必要な要素を学び、将来的にも活かせる”実践経験”を積む体験
- ガイドの問いに答える→テーマに対する「自分自身」を深ぼることで、「なぜ自分がこれに関わるのか」という感覚をもち、主体性を得る体験
- 問いをもとに生まれたものをチーム内で表現→自己開示のハードルを超え、伝えることを体験
- 表現を受け取る側として得られるもの→他者を理解する姿勢・傾聴する姿勢・心理的安全性を生み出すコミュニケーションの姿勢を体験
【実証実験中の体験レポート】
CYCLEの開発にあたり、実証実験を実施。その際のレポートはこちら
https://nasu.design/report/ooo-smartphone-work/
【実施イメージ動画】
【代表:岡田華蓮より】
先のことが見通しにくい時代で、「自分はこれから何をすればいいのか」「正解を追い求めたいけど、その正解すらわからない」といった漠然とした不安を抱えることが多いのではと思います。
私たち自身もその当事者として生きる中で、OoOが掲げる「“自立した個”として活躍できる人を増やす。」というビジョンに基づき、たとえストレスの多い環境であっても生きられる人を増やしたいと考えています。
そのためには”新しいチャレンジ”が必要となりますが、前向きな取り組みをしているにも関わらずそれを共にするチーム内での心理的安全性が低いと、よりストレス要因が増えてしまうという課題に着目しました。
この『CYCLE』は、一つの目的に向かって毎回新たな作品作りをチームで行うクリエイターのマインドの研究や、チームにおけるコミュニケーションをサポートしてきた実践経験を元にプログラム化。
その鍵となる、新たなチャレンジに類似した”適度な負荷”と”自己開示”、心理的安全性につながる”承認”のプロセスを体験できる設計としました。一人では乗り越えられないことも、メンバーと一緒に乗り越えられる。そんなチームづくりの土台となるべく、たくさんの方に楽しみながらCYCLEを体験していただきたいと思います。
【 公式サイトリンク】
【 noteリンク】
【会社概要】
株式会社OoO
本社所在地:〒612-8429 京都府京都市伏見区竹田西段川原町44
代表取締役:岡田華蓮
設立年月日:2021年5月10日
事業概要:次世代を生きる社会人に対する自立促進を目的としたコンテンツ事業
連絡先:karen.okada@ooo-o.sakura.ne.jp