私たちは、ミツバチは平和のシンボルだと考えています。ミツバチが飛び交うことのできる自然環境こそが、本来目指すべき地球の姿であり、子供たちに残すべき未来だからです。ウクライナの肥沃な農地と豊富な自然資源、そしてウクライナの人々の平和な生活を守るために、長年にわたり当社のアカシア蜂蜜を採取しているルーマニアの提携養蜂家と協力し、ルーマニア養蜂協会を通じて、ウクライナ養蜂家組合への支援を行うこととなりました。
2022年8月19日、在日ウクライナ大使館(東京都港区)にて、当社代表 山田英生から駐日ウクライナ特命全権大使 セルギー・コルスンスキー氏へウクライナ養蜂家組合への養蜂巣箱や用具、善意の寄付金を寄贈いたしました。巣箱は、9月にウクライナの養蜂場に設置される予定で、多くのミツバチが越冬できる環境を整えます。時期をみて、失われた蜜源植物の植樹活動も行う予定です。
また、支援の一環として、ウクライナで採蜜された「ヒマワリ蜂蜜」のチャリティ販売を8月末から公式オンライン(https://www.3838.com)にて開始いたします。「ウクライナ支援ヒマワリ蜂蜜」(税抜1,500円)1点の購入につき100円を、養蜂家の事業再開とウクライナ難民の生活支援として送る取組みです。今後は、はちみつ以外のウクライナ産品の輸入販売、難民への日用品提供や難民の就業支援も予定しております。
山田養蜂場は子供たちに平和で豊かな未来を残すために、養蜂大国ウクライナの養蜂家・養蜂業を支援することで、食料生産に欠かすことのできないミツバチを保護し、自然環境保護に繋げる支援活動を継続してまいります。
- ウクライナ支援活動 概要
■支援目的
侵攻による深刻な自然環境破壊を受け、子供たちに平和で豊かな地球を残すため、
養蜂環境支援を通じて、環境保全活動に貢献する。また、直接的な人道支援を行う。
■支援内容
1.10万人のミツロウキャンドルナイト
2022年6月21日夏至の夜、子供たちの平和で豊かな未来を祈るためにミツロウキャンドルナイトを実施。
この取組みには、在日ウクライナ大使館からも大きな賛同をいただきました。
20~22時の2時間、多くの賛同者が、それぞれミツロウキャンドルを灯し、ともに平和を祈りました。
2.「世界ミツバチの日」キャンペーン
2022年5月20日~6月7日に実施した「世界ミツバチの日」キャンペーンにて販売した、ルーマニア産「アカシア蜂蜜」の売上10%にあたる3,900,678円を、「ウクライナ養蜂環境支援」費用の一部に充当。
<支 援 先>ウクライナ養蜂家組合(Brotherhood of Ukrainian Beekeepers)
<経 由>ルーマニア養蜂協会(ROMAPIS)
<寄 付 額>3,900,678円
<支援内容>養蜂環境支援のための巣箱や用具の提供費用を支給
3.ウクライナ養蜂環境支援
自然環境保全のために重要な役割を果たすミツバチと養蜂環境の支援。
「世界ミツバチの日」キャンペーン売上の一部や、善意の寄付金なども資金に充当。
<支 援 先>ウクライナ養蜂家組合(Brotherhood of Ukrainian Beekeepers)
<経 由>ルーマニア養蜂協会(ROMAPIS)
<支援内容>養蜂巣箱・付帯用具の寄贈、蜜源植物の植樹活動など
4.ウクライナ支援チャリティ販売
ヒマワリ蜂蜜をはじめとしたウクライナ産品の輸入販売。
<支援内容>養蜂家の事業再開支援などの費用を支給予定
「ウクライナ支援ヒマワリ蜂蜜」 <15g×10包>
2022年8月29日より公式オンラインショップにて販売開始
9月以降、直営店舗・楽天モール・PayPayモールにて順次販売予定
税抜1,500円/税込1,620円
1点購入ごとに100円を支援金に充てさせていただきます
5.自然保護区ドナウ・デルタ 環境支援/子供たちへの教育支援
1999年より絶滅危惧種であるハイイロペリカンの保護を目的に、巡回用ボートや四輪駆動車の寄贈、繁殖地の柵設置などを支援。戦禍でハイイロペリカンをはじめ多くの鳥が繁殖地を失い、群れが減少しているほか、原油高騰などで保護観察のための資金不足に陥っている。
ドナウ・デルタの環境保全活動に加え、子供たちへの教育活動も支援。
<支 援 先>NPO法人「SOSドナウ・デルタ」
<支援内容>環境保全のためのパトロール活動、絶滅危惧種ハイイロペリカンの生態調査、子供たちへの教育活動
6.ウクライナ難民への物資提供
近隣諸国で避難生活を続ける中で、必要性の高い日用品として、当社製品(歯磨き粉、石鹸など)を提供予定。
7.ウクライナ難民の就業支援受入れ
日本滞在中の難民の就業希望者を募集中。
<経 由 先>在日ウクライナ大使館
(2022年8月現在)