新型コロナウイルス感染症の蔓延により、企業は抜本的な事業運営の見直しや働き方改革等を求められ、業種業界を問わずあらゆる領域においてデジタルトランスフォーメーション(DX)が加速しております。
そして、建設現場、整備工場等いわゆる「現場」においても、令和4年3月には国道交通省によって「建設現場の遠隔臨場に関する実施要領(案)」、「建設現場の遠隔臨場に関する監督・検査実施要領(案)」が策定される等、作業現場にweb会議システムやウェアラブルカメラを導入するためのルールやガイドライン等が徐々に整備されるようになり、現場DXの機運は益々高まっております。
このような背景の下、セキュアとヘリックスは、ウェアラブルカメラで撮影した現場の作業映像を活用する新たなクラウド・AIソリューションを提供することといたしました。
■ウェアラブルカメラを活用した新たなクラウド・AIソリューションについて
【概要】
・名称
フルスタックカメラ® ウェアラブルタイプ
・内容
ウェアラブルカメラで撮影した映像をクラウドでライブ配信、録画、アーカイブし、その映像を最新鋭のAIでシ
ームレスに解析できるサービス
・システム
本ソリューションは、マイクロソフトが提供するMicrosoft Azure上にシステムが構築されています。
Microsoft Azureは、ISO27001、ISO27018、SOC1、SOC2、SOC3、FedRAMP、HITRUST、MTCS、IR
AP、ENS等 のセキュリティコントロールに準拠し、世界最高峰の信頼性、セキュリティを備えています。
また、この新たなクラウド・AIソリューションのシステムの運用については、東京証券取引所スタンダード市場
に上場しているブロードバンドタワー社と提携しています。同社は国内に複数のデータセンターを保有し、クラ
ウドサービスではSTAR認証Goldレベルを取得する等、優れたIT運用技術を持っています。
・サービス提供体制
フルスタックカメラ® ウェアラブルタイプは、セキュアがサービスの販売を行い、ヘリックスがサービスの提
供を行います。
【特徴】
・高画質な現場映像をライブ配信
最大30fpsのHD映像で現場のライブ配信が可能です。現場作業を遠隔地からしっかりチェックできます。
・大容量の作業映像をクラウドに保存
クラウドの強みを活かし、高画質な作業映像を長期間保存することができます。SDカードや外付けのストレー
ジを自ら運用する必要はありません。
・軽量&コンパクトなウェアラブルカメラ
約110gの軽量なウェアラブルカメラです。胸部やヘルメットに装着するタイプのため、ハンズフリーで現場作
業を邪魔しません。
・最新鋭のAIを駆使して現場をサポート
マイクロソフトが提供するAzure Video Indexerが採用されています。Azure Video Indexer は、AI を使用し
て保存されたビデオからアクション可能な分析情報を抽出するビデオ分析サービスで、映像中の音声の文字起こ
し、シーン変化の検出等をすることができます。
現場の作業映像に使用すれば、画面上の字幕やサムネイルをクリックして、視聴したい作業シーンを再生できま
すので、現場作業の振り返りや経験の共有に便利です。
・リーズナブルな料金体系
ユーザーの環境に合わせて料金プランを選択できます。
プラン名 | 内容 | 初期費用 | 月額費用 |
Sパック | ①機器レンタル ・ウェアラブルカメラ ②クラウドサービス内容 |
0円 | 9,500円/月 |
Mパック | ①機器レンタル ・ウェアラブルカメラ ・モバイルバッテリー ②クラウドサービス |
0円 | 10,000円/月 |
Lパック | ①機器レンタル ・ウェアラブルカメラ ・モバイルバッテリー ・モバイルWi-Fiルーター ②クラウドサービス |
0円 | 15,000円/月 |
※ 表記の金額はすべて税別です。
※ 表記は長期プラン(2年契約)の金額です。月契約の場合は金額が異なります。
フルスタックカメラ® ウェアラブルタイプの専用サイトもございますので、もっと詳しく知りたい方はこちらのサイトもご覧ください。
▼フルスタックカメラ® ウェアラブルタイプ専用サイト
https://www.helixinc.co.jp/lp2/wearable/
■今後の展望
セキュアとヘリックスは、今後も更なる研究開発を行い、現場が抱える様々な課題を解決するために、「クラウド×AI」を駆使して新たなソリューションを共同で企画・提案してまいります。
■日本マイクロソフト株式会社様からのエンドースメント
日本マイクロソフトは、株式会社セキュア様と株式会社ヘリックス様の「フルスタックカメラ®ウェアラブルタイプ」のリリースを心より歓迎致します。
労働現場のリモート化・多拠点管理が進む昨今の状況下で、デジタル技術を活用した効率的な工場の運用に益々注目が集まっております。このようなニーズに寄り添い開発された「フルスタックカメラ®ウェアラブルタイプ」は情報セキュリティコントロールの国際実施基準にも準拠したMicrosoft Azureとの連携により、撮影したデータを安全に管理することができます。
また「Azure Video Indexer」の活用により、作業現場で撮影されたデータをラベリングして管理・分析することができるため、作業手順の共有や事後の確認作業を効率的に行うことが可能となります。
今後も日本マイクロソフトは、株式会社セキュア様・株式会社ヘリックス様との強固な連携を通じてお客様のデジタルトランスフォーメーションに貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 パートナー事業本部 エンタープライズパートナー営業統括本部 統括本部長
野中 智史
■ セキュアについて
会社名 : 株式会社セキュア
所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル
代表者 : 代表取締役 谷口 辰成
設 立 : 2002年10月16日
URL : http://www.secureinc.co.jp/
「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに、顔認証などの入退室管理システムや、監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いソリューションを提供しています。
顔認証による入退室管理システムでは、2021年にマーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去7,000社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。
■ ヘリックスについて
会社名 : 株式会社ヘリックス
所在地 : 〒100-0011 東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 ブロードバンドタワー内
代表者 : 代表取締役 李 秀元
設立 : 2018年7月24日
URL : https://www.helixinc.co.jp/lp2/wearable/
株式会社ヘリックスは、全てのカメラと最新鋭のAIをクラウド上でシームレスに繋ぎ、映像データの利活用を促進するフルスタックカメラ®を提供しています。フルスタックカメラ®は、専用のウェアラブルカメラだけではなく、お手持ちのパソコンやスマートフォンに内蔵されているカメラ等にも幅広く対応しており、クラウド上に用意された録画、保管、AI解析等の機能を、ユーザーが選んで利用することができます。このようなサービスの特徴から、大型の整備工場やセキュリティ要件の厳しいデータセンター、斬新なオフィス、小店舗等、様々な場所・用途での導入実績があります。
※記載されている会社名および商品名は、それぞれ各社の商標および登録商標であります。
※Microsoft、Azureは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標 または商標です。
<報道関係者からのお問合せ先>
株式会社セキュア 担当:広報担当
問い合わせフォーム:https://secureinc.info/contact/