◆背景
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が発行する「情報セキュリティ10大脅威」によると、上位4項目を含む6項目がサイバー攻撃関連となっており、日本でも被害が拡大しています。また昨今新型コロナウイルス感染症拡大の対策としてテレワークが急速に普及しましたが、端末が自宅などに持ち出される環境においては、従来のようなセキュリティ保護は容易ではありませんでした。そこで東京都は、中小企業のセキュリティ対策強化を図ることを目的とした新事業の開始を決定。AI型EDRサービス「CyCraft AIR」を提供しているアイティフォーが受託することとなりました。
◆事業概要
東京都の中小企業を対象にCyCraft AIRを導入し、サイバー攻撃の実態把握やインシデントへの対応支援を行います。当事業に採用された中小企業は、以下サービスを受けることができます。
・サイバーセキュリティ対策(EDR)を3か月間無料で体験
・事前診断により、自社のセキュリティ環境の実態を把握
・攻撃検知時のアラート通知、端末隔離サービス
・セキュリティ環境改善のアドバイス
さらにサポート窓口では、サイバーセキュリティに関する相談を受け付けるほか、ランサムウェア感染などインシデントが発生した際は、24時間体制で遠隔操作対応を実施します。
◆AI型EDRサービス「CyCraft AIR」とは
CyCraft AIRとは、各端末にソフトウェアをインストールすることで、同時に複数のエンドポイント(端末)を検査し、リアルタイムにインシデント(脅威)を検知、問題がある端末を自動で特定します。セキュリティレポート作成はAI技術で自動化されているため、通常人間が行うと数週間かかる分析が数時間で可能になります。CyCraft AIRを活用するとITの専門知識がなくても自社内での対応が可能となり、専門家不足の課題解消につながります。
◆当事業を受けるメリット
当事業のサービスにより中小企業は、情報セキュリティ要員の不足とサイバー攻撃に対する知識の不足から引き起こされる被害の拡大を回避し、対策を強化できます。また当社サポートにより、IT導入補助金申請時の必須要件となっているIPAの「SECURITY ACTION 二つ星宣言」を目指すことが可能です。情報セキュリティへの自社の取り組みを、取引先等へアピールすることができます。
◆サービス終了後のサポート
アイティフォーは、2021年より「セキュリティプラットフォーム」を構築しお客様をご支援しており、3ヶ月の無料期間終了後も対策を継続いただけるよう、中小企業向けサイバーセキュリティサービス「ランサムガード」をご用意しています。ランサムガードは、CyCraft AIRに、運用サービスとサイバー保険を組み合わせた当社独自の新セキュリティサービスで、IPAが制定する中小企業向けのセキュリティサービス「サイバーセキュリティお助け隊サービス」に登録されています。
◆募集概要
・申込み期間 2022年8月12日 ~ 2022年10月頃
・参加対象 東京都内に主な事業所を有する、自社サイバーセキュリティ対策の
取り組みに意欲を持つ中小企業
・募集数 100社程度(1社あたり300台まで) ※先着順
・支援内容 EDR導入によるサイバー攻撃状況の把握・分析、セキュリティ
アドバイス提供
・導入期間 3ヵ月程度
・参加費用 無料
・申込URL https://security-kyoka.metro.tokyo.lg.jp
◆当事業の詳細に関するお問い合わせ
株式会社アイティフォー
通信システム事業部 担当:中田、山田または細井
電話:03-5275-7909、 Mail:tokyo-cs@itfor.co.jp
【製品URL】
・AI型EDRサービス「CyCraft AIR」
https://www.itfor.co.jp/it-infra/cycraftair.html
・中小企業向けサイバーセキュリティサービス「ランサムウェア」
https://www.itfor.co.jp/it-infra/ransomguard.html
【プレスリリースURL】
https://www.itfor.co.jp/ne/news/index.asp?nr=220812a
【報道機関からのお問い合わせ先】
広報部 TEL:03-5275-7914 E-mail: kouhou_ml@itfor.co.jp
【株式会社アイティフォーの概要】
会社名 :株式会社アイティフォー ※東証プライム(4743)
代表者 :代表取締役社長 佐藤 恒徳
本社所在地:〒102-0082 東京都千代田区一番町21番地 一番町東急ビル
事業内容 :システムインテグレーター(システム構築)
電話 :03-5275-7841(代表)
URL :https://www.itfor.co.jp/