授業は参加型のワークショップ形式。若い世代からデザインに関心を持ち、デザインの楽しさや可能性に気付いてもらうことを目的としています。
出張授業を行うデザインエイエム代表の溝田明
- デザインエイエムについて
アートディレクター、グラフィックデザイナーである溝田明（みぞたあきら）が代表を務め、今年で設立22年となるブランディングデザイン会社 デザインエイエム。
東京を拠点に、国内外問わず企業のブランディングデザインやシンボルマーク・ロゴマーク制作といったグラフィックデザイン、Webデザインなどを幅広く手がけています。
- 代表 溝田明の思い
日常の中にはさまざまなところにデザインが活用されています。しかし、子どもの頃からそのデザインについて学び、感じる機会は多くありません。
吸収力の高い若い世代の皆さんに、身の回りにあるデザインの楽しさ、素晴らしさ、可能性に気付く機会を与えられれば…との思いから、この出張授業を企画しました。
この標識はなぜこんな色、形をしているのだろう？
この本はとてもおしゃれに感じるけど、なぜそう思うのだろう？
このアプリはとても使いやすいけど、なぜだろう？
こうした気づきや観察力を磨いてもらうことでデザインを身近に感じ、その力を使いこなせるようになっていただけたら嬉しい限りです。
- 第1回目の出張授業は「中野よもぎ塾」にて開催
今年の3月、第1回目となる出張授業を、無料塾「中野よもぎ塾」にて開催しました。
授業のテーマは「明日から生活が楽しくなる観察力を身につけよう。」
デザインと聞くとどうしても「つくる」ことを思い浮かべる方が多いですが、それと同じくらい大切なのが「よく見る」こと。
授業では実際に2つの食品パッケージを用意し、
・2つの商品にはどんな違いがある？
・それぞれを手に取ったとき、どんなことを感じる？
・どんな気分の時に手に取りたくなる？
など商品を比較しながら、それぞれが感じたことをディスカッションし、最後にグループごとの発表を行いました。
参加した生徒さんからは「物事をいろいろな角度から見ることの大切さを学べた。」「デザインによってイメージががらりと変わることに気づけた。」「世界をよりよくするためにデザインがあることを知れた。」など、非常に嬉しいお言葉をいただきました。
デザインとは、今ある状況・状態をよく観察し、現状をさらに良い方向へ導くための技術の一つ。決して表面を飾ることではありません。
この授業を通して、より多くの小中学生のみなさんにデザインとは表面的なことではなく、課題解決のための根本的な営みであるのだということを知ってほしいと私たちは願っています。
- 出張授業のご依頼について
ご依頼は下記お問い合わせフォームより承っております。
・子どもたちに「デザイン」という仕事、「デザイナー」という職業を紹介したい。
・子どもたちが「デザイン」に触れる機会をつくりたい。
・社会との接点をもつワークショップを開催したい。
など、デザインについてのワークショップにご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。
▷デザインエイエム お問い合わせフォーム
https://designam.co.jp/contact
※ お問い合わせの詳細に「出張授業リクエスト」と明記ください。
※ 通常業務の合間での対応になりますので、時期などはご相談のうえ決定とさせていただきます。
※ 場所によっては、実施方法のご相談、または交通費のご調整をお願いする場合がございます。
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