エーザイとライフネット生命保険、生活者の医療・介護の負担軽減に向けたエコシステムの構築を目指す資本業務提携契約を締結

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エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役 CEO:内藤晴夫、以下 エーザイ)とライフネット生命保険株式会社(本社:東京都、代表取締役社長:森亮介、以下 ライフネット生命)は、このたび、日本の高齢化社会における生活者の医療・介護に係る負担の軽減に貢献することを目指して、認知症領域等での協業に向けた資本業務提携契約を締結したことをお知らせします。
 今後、エーザイが長年にわたり築いてきた認知症領域等における創薬活動や疾患啓発活動の経験知やネットワークと、ライフネット生命が有する保険商品・関連サービスで培ってきたノウハウや技術等を相互に活用し、新たな保険商品・サービスを開発します。さらに、両社の有する様々なデータや顧客接点を活用したヘルスケアソリューションの創出を推進し、社会課題解決に貢献するエコシステムを拡充してまいります。
 本契約に基づき、エーザイは、株式市場内での取引方法によりライフネット生命の普通株式3億円相当を取得する予定です。

 エーザイは、中期経営計画「EWAY Future & Beyond」で、貢献すべきヘルスケアの主役を医療領域のみならず日常領域で生活する人々にまで拡大しました。アンメット・メディカル・ニーズが高く、エーザイが強みを持つ領域において、サイエンスとデータに基づくソリューションを創出し、他産業との連携によるエコシステム構築を通じて、人々の「生ききる」を支える企業への進化を目指しています。本提携により、予防・治療・アフターケアまで一気通貫で人々に貢献する認知症エコシステムの構築を加速します。

 ライフネット生命は、これまでも他の業界のパートナー企業とも協力して、時代に合った生命保険をオンラインで提供してきました。本提携により、ライフネットの生命保険マニフェストにも掲げているように、生命保険の枠を超えて、「生きていく」ことを支える情報とサービスに触れる機会を増やすとともに、お客さまの期待の先にある「便利な生命保険」を通して次の時代の当たり前をつくる取組みをさらに推進することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援し、豊かな人生が実現できるよう、挑戦してまいります。

 エーザイとライフネット生命は、今後、両社の活動趣旨に賛同いただける他の企業・団体とのコラボレーションも検討しながら、エコシステムの構築を通じて、社会課題の解決に貢献してまいります。

<参考資料>
1. エーザイ株式会社について https://www.eisai.co.jp
 エーザイ株式会社は、患者様と生活者の皆様の喜怒哀楽を第一義に考え、そのベネフィット向上に貢献する「ヒューマン・ヘルスケア(hhc)」を企業理念とし、この理念のもと、人々の「健康憂慮の解消」や「医療較差の是正」という社会善を効率的に実現することをめざしています。グローバルな研究開発・生産・販売拠点ネットワークを持ち、戦略的重要領域と位置づける「神経領域」「がん領域」を中心とするアンメット・メディカル・ニーズの高い疾患をターゲットに革新的な新薬の創出と提供に取り組んでいます。
 また、当社は、国連の持続可能な開発目標(SDGs)のターゲット(3.3)である「顧みられない熱帯病(NTDs)」の制圧に向けた活動に世界のパートナーと連携して積極的に取り組んでいます。Twitterアカウント@Eisai_SDGsでも情報公開しています。

2.ライフネット生命について https://www.lifenet-seimei.co.jp/
 ライフネット生命は、「正直に経営し、わかりやすく、安くて便利な商品・サービスを提供することで、お客さま一人ひとりの生き方を応援する」という経営理念のもと、インターネットを主な販売チャネルとする生命保険会社です。デジタルテクノロジーを活用しながら、保険相談、お申し込みから保険金等のお支払いまで、一貫してお客さまの視点に立った商品・サービスの提供を実現するとともに、オンライン生保市場の拡大を力強く牽引するリーディングカンパニーを目指します。

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