NTT東日本株式会社(以下、NTT東日本)は、2026年より、「ミンクスプラス生成AI」について、マルチコンシェルジュなどの新機能追加やシステムデザインのリニューアルを順次実施することで、お客さまにこれまで以上の利便性をお届けするとともに、業務DXをさらに推進してまいります。
1. 本取り組みの背景と目的
NTT東日本は、2025年4月9日(水)より「生成AIサービス」※1を提供開始し、生成AIの社会実装を推進の上、横浜市さま・藤沢市さまなどの自治体や企業の業務DX推進と効率化を支援してまいりました。さらなる価値提供に向けて、このたび、当社の「生成AIサービス」は2026年1月23日(金)より名称を「ミンクスプラス生成AI」※2,3として提供します。また、お客さまのニーズや生成AIの目覚ましい技術発展を踏まえ、マルチコンシェルジュなどの新機能追加やシステムデザインのリニューアルを順次実施してまいります。
※1 2025年4月8日 報道発表資料:https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20250408_01.html
※2上記のサービス名称の変更に伴い2026年1月23日より利用規約を改訂いたします。
※3地域のみんなでDXを促進していく、住民のためのDX、DXの民主化という意を込め、“みんなのDX”、“ミンクス”と命名しています。また「プラス」には単なるシステムの導入にとどまらず、利用者に新たな価値を加える“プラス”の意を込めています。
2. 機能追加の予定
技術変容の激しい生成AI市場において、お客さまの声とNTT東日本の社内におけるサービスの自社利用を通じて蓄積した体験をもとにした機能拡充を進めてまいります。「マルチコンシェルジュ機能」のほか、既存機能の精度や、利便性の向上を実現する複数の機能強化を2026年3月(予定)に実施します。
最新情報や詳細につきましては、サービスホームページにて順次ご案内いたします。
主機能:
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マルチコンシェルジュ機能:
複数のAIエージェントが相互に連携、協調しながら複雑なタスクや問題の解決をサポートします。これにより、「高度な意思決定」など、複雑な業務プロセスにおいて活用効果を実感していただけます。
具体的には議会答弁案の作成支援など、質問内容に応じて参照するドキュメントを使い分け、業務に応じて品質の高い回答を提供します。条例や通告の内容を複合的に読み取り、最新状況に応じた回答を生成することが可能です。
また、業務の流れをAIが再現することで、従来のAIやシングルコンシェルジュでは難しかった柔軟かつ高度なタスク実行を実現します。例えば、街づくりにおける施策の検討など、複数の異なる意見やペルソナに対する議論や企画に対して、賛否・論点・想定反論・代替案を、それぞれ役割分担した複数のAIコンシェルジュで作成、要約するようなケースに有効です。


(活用イメージ例:マルチコンシェルジュ)
その他追加機能(一部):
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RAG※4精度改善(前処理ツール・引用元閲覧機能):
ドキュメント登録時に、複数ドキュメントの一括登録や前処理ツールの適用選択が可能となります。これまで精度向上の障壁になっていた画像情報に対するメタデータ※5を付与、チャンク分割※6時における各種タグ付け機能等を具備することにより、情報検索の精度が従来比で約160%改善し、高い回答精度を実現します。前処理後も、引用元の検索時においては、該当箇所をハイライト表示でわかりやすく提示します。
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テンプレートコンシェルジュ(共通コンシェルジュ):
業務別に最適化されたテンプレートコンシェルジュを提供します。公開中のテンプレートコンシェルジュ一覧から、業態に応じて選択し、有効化することで、導入後すぐに活用効果を実感していただけます。
※4 RAG(Retrieval-Augmented Generation) 関連情報を検索し、その情報に基づきLLMが回答を生成する仕組み
※5 データについての情報(例:作成日時、作成者など)
※6 大きなデータや文章を、意味のある小さな単位に分けること
3. システムデザインリニューアルによるユーザー体験の向上
「ミンクスプラス生成AI」では、皆さまが生成AIを最大限に活用できるよう、システムデザインを2026年6月(予定)にリニューアルします。デザイン設計にオブジェクト指向※7の考え方を取り入れ、レイアウト、画面遷移、ビジュアルデザインを含めてリニューアルすることで、主要機能の操作効率が向上し、スループット※8が従来比で約70%改善されます。これにより必要な機能へ直感的にアクセスでき、生成AIによる業務支援の体験価値が大きく向上します。
※7 ボタンやフォームなどのUI(User Interface)要素をオブジェクトとして扱い、再利用性と保守性を高める設計思想
※8 クリック数等の削減により同じ時間で処理できるタスク量が増えることを指します


(リニューアルイメージ例:チャット画面/おすすめランキング画面)
4. デジタル庁ガイドラインへの準拠
NTT東日本は、行政や企業における生成AIの安全かつ効果的な活用を支援するため、デジタル庁の「行政における生成AI利活用ガイドライン」に準拠する取り組みを進めており、2026年度中に対応完了予定です。生成AIの社会実装において「安心・安全・信頼」を最優先に、行政・企業のDX推進に貢献してまいります。
対応機能(一部):
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個人情報出力制御(PIIマスキング※9):
デジタル庁のガイドラインに準拠し、生成AIシステムが取得・処理・保存する個人情報の適切な取り扱いを確保するための機能です。個人情報(PII)をマスク処理します。
※9 PII(Personally Identifiable Information) 個人を特定できる情報(氏名、住所など)を見えなくする処理
5. 今後の予定
「ミンクスプラス生成AI」は、お客さまからのフィードバックや社内での活用知見をもとに、真に求められる提供機能を拡充していくことで、持続的にDXを推進することのできるソリューションをめざしていきます。
NTT東日本は「ミンクスプラス生成AI」の提供を通じ、ソーシャルイノベーションパートナーとして地域のお客さまへデジタル技術を展開し続け、さらなる地域社会の活性化に貢献します。
6. 本件に関するお客さまからの問い合わせ先
① お客さまを担当する当社営業担当者にお問い合わせください
② サービスホームページからのお問い合わせ


